■リコール情報(各自動車メーカー) |
当メールマガジン「知ってる?クルマのあれこれ。な〜んでも情報局」
に記載したリコール情報をまとめたページです。
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■2005.11.26記載分リコール情報 |
■本田技研工業株式会社からリコールの届出
http://www.mlit.go.jp/jidosha/recall/recall05/11/recall11-241.html
車名 ホンダ
通称名 オデッセイ、ストリーム 2車種
型式 UA-RB1、DBA-RB1、UA-RN5、CBA-RN5 4型式
製作期間 平成15年10月6日〜平成17年10月28日
対象台数 98,768台
不具合部位 動力伝達装置(無段変速機用電子制御装置)
不具合状況
無段変速機用電子制御装置のプログラムが不適切なため、無段変速機へ油
圧を供給するオイルポンプが低回転時に供給油圧が高くなる場合があり、
オイルポンプベーン(羽根)摺動部が摩耗するものがある。そのため、
そのまま使用を続けると、ベーンが早期に異常摩耗し、適切な油圧が確保
できなくなり、最悪の場合、オイルポンプが破損して走行不能となるおそ
れがある。
改善の内容
全車両、無段変速機用電子制御装置のプログラムを対策した内容に書換え
るとともに、耐摩耗性の良いミッションオイルに交換する。また、無段変
速機の制御油圧センサ出力値を点検し、点検基準を外れるものは無段変速
機を新品と交換する。
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■スズキ株式会社からリコールの届出
http://www.mlit.go.jp/jidosha/recall/recall05/11/recall11-242.html
車名 スズキ、マツダ、ニッサン
通称名 アルト、アルトラパン、Kei、ワゴンR、MRワゴン、
キャロル、AZワゴン、スピアーノ、ラピュタ、モコ
10車種
型式 LA−HA23S、UA−HA23S、UE−HA23V、LA−HE21S、UA−HE21S、
TA−HN12S、LA−HN22S、UA−HN22S、TA−MC12S、LA−MC22S、
UA−MC22S、LA−MF21S、UA−MF21S、LA−HB23S、UA−HB23S、
TA−MD12S、LA−MD22S、UA−MD22S、LA−HF21S、UA−HF21S、
TA−HP12S、LA−HP22S、UA−HP22S、LA−MG21S、UA−MG21S
25型式
製作期間 平成12年11月5日〜平成14年6月18日
対象台数 359,589台
不具合部位 動力伝達装置(自動変速機)
不具合状況
自動変速機内の減速ギヤ用シャフトに組み付けられた左側ベアリングの潤
滑方法が不適切なため、当該ベアリングが摩耗するものがある。そのため
そのままの状態で使用を続けると、異音が発生し、最悪の場合、当該ベア
リングが損傷し車両が急激に減速するおそれがある。
改善の内容
改善の内容全車両、ドライブシャフトの回転力から減速ギヤ用シャフトの
左側ベアリングの摩耗を点検し、
1.摩耗が認められるものは自動変速機を対策品に交換する。
2.摩耗が認められないものは潤滑装置を追加する。
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■スズキ株式会社からリコールの届出
http://www.mlit.go.jp/jidosha/recall/recall05/11/recall11-243.html
車名 スズキ
通称名 エスクード 1車種
型式 CBA−TD54W、CBA−TD94W 2型式
製作期間 平成17年8月23日〜平成17年9月14日
対象台数 349台
不具合部位 動力伝達装置(後輪差動装置)
不具合状況
後輪差動装置の左側ケースにおいて、鋳造する際に鋳型へ塗布する薬剤
(離型剤)が不足していたため、当該ケースが鋳型に固着し、取り出し時
に亀裂が生じたものがある。そのため、そのまま使用を続けると、亀裂が
進行してオイルが漏れ、最悪の場合、走行不能になるおそれがある。
改善の内容
全車両、後輪差動装置の左側ケースの亀裂を点検し、亀裂が確認された
場合は良品と交換する。
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■ルノー・ジャポン株式会社からリコールの届出
http://www.mlit.go.jp/jidosha/recall/recall05/11/recall11-221.html
車名 ルノー
通称名 メガーヌ、ラグナ 2車種
型式 E-AF3R、E-AF3R2、E-AF3RD、E-AF3RD2E-AF3RJ、E-56F3R、
GF-56F3R 7型式
輸入期間 平成8年2月28日〜平成11年6月22日
対象台数 2,552台
不具合部位 原動機(クランクプーリー)
不具合状況
クランクプーリーのダンパーラバーの耐久温度性能が不適切なため、想定
以上の環境で使用すると当該ラバーに亀裂が生じることがある。そのため
クランクプーリーが正規回転せず補機ベルトが外れて噛み込む事があり、
最悪の場合、原動機が損傷するおそれがある。
改善の内容
全車両、クランクプーリーを対策品と交換し、同時に補機ベルトを新品と
交換する。
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■2005.11.19記載分リコール情報 |
■三菱自動車工業株式会社からリコールの届出
http://www.mlit.go.jp/jidosha/recall/recall05/11/recall11-152.html
車名 三菱
通称名 ミラージュディンゴ、ディオン 25車種
型式 GF−CQ2A,GF−CQ5A,TA−CR6W,
GH−CR9W,TA−CR9W 5型式
製作期間 平成12年1月18日〜平成14年9月5日
対象台数 69,635台
不具合部位 電気装置(コンビネーションメータプリント基板)
不具合状況
コンビネーションメータ裏側にある発電機起動回路のプリント基板が不適
切なため、室内温度上昇及びメータの自己発熱によるプリント基板の熱膨
張により、パターンに過大な応力が発生し、その繰返しにより断線するこ
とがある。そのため、始動時に発電機が起動しなくなり、最悪の場合、
走行中エンストし再始動ができなくなるおそれがある。
改善の内容
全車両、プリント基板上の発電機起動回路を対策回路に変更する。
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■三菱自動車工業株式会社から改善対策の届出
http://www.mlit.go.jp/jidosha/recall/recall05/11/recall11-151.html
車名 三菱
通称名 ディアマンテ、シャリオ、プラウディア、ディグニティロ
4車種
型式 GF−F31A、GF−F36A、GF−F41A、
GF−F46A、GF−N86W、GF−N96W、
GH−S32A、TA−S32A、GH−S33A、
TA−S33A、GH−S43A、TA−S43A
12型式
製作期間 平成9年7月21日〜平成14年8月31日
対象台数 37、898台
不具合部位 制動装置(ブレーキ倍力装置用負圧パイプ)
不具合状況
原動機からブレーキ倍力装置用負圧を取出すパイプの位置が不適切なため
パイプ内部に原動機の燃焼生成物が付着・堆積することがある。そのため
そのままの状態で使用を続けると、最悪の場合、パイプ径が縮小しブレー
キペダルを短時間に繰り返し操作した際に負圧の供給が遅れ、ブレーキペ
ダルの操作力が増大するおそれがある。
改善の内容
全車両、スロットルボデーと吸気管の間にスペーサーを追加し、ブレーキ
倍力用負圧取出し用パイプを移設する。
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■2005.11.12記載分リコール情報 |
■日野自動車株式会社からリコールの届出
http://www.mlit.go.jp/jidosha/recall/recall05/11/recall11-102.html
車名 日野
通称名 日野レンジャー 1車種
型式
PB-FD7JEFA改、PB-FD7JGFA改、PB-GD7JGFA改、PB-FX7JGFA改、PB-GX7JGFA改
PB-FT8JGFL改、PB-FT8JHFL改、PK-FE8JGFA改、PK-FE8JJFA改、PK-FE8JKFA改
ADG-FD7JEWA改、ADG-FD7JGWA改、ADG-GD7JGWA改、ADG-FX7JGWA改、
ADG-GX7JGWA改 15型式
製作期間 平成16年5月12日〜平成17年9月16日
対象台数 260台
不具合部位 エンジン(パワーステアリングポンプ)
不具合状況
消防車において、エンジンのパワーステアリングポンプを取り付けるフラ
イホイールハウジングの穴位置が不適切なため、パワーステアリングポン
プギヤと当該ギヤに噛み合うエアコンプレッサギヤのバックラッシがない
ものがある。そのため、当該ギヤが損傷して異音が発生し、そのままの状
態で使用を続けると、最悪の場合、パワーステアリングポンプシャフトが
折損し、操舵力が増大して基準に適合しないおそれがある。
改善の内容
全車両、パワーステアリングポンプ一式を対策品に交換するとともに、
エアコンプレッサギヤ並びにギヤケースを交換する。
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■日本ボルボ株式会社からリコールの届出
http://www.mlit.go.jp/jidosha/recall/recall05/11/recall11-103.html
車名 ボルボ
通称名 FH12、FM12 2車種
型式 不明
輸入期間 平成14年3月26日〜平成16年9月22日
対象台数 1、049台
不具合部位 制動装置(4回路保護バルブ)
不具合状況
主制動装置において、故障時の対応機能である4回路保護バルブ内の樹脂
部品の材質が不適切なため、圧力と熱によって当該バルブが変形すること
がある。そのため、そのままの状態で使用を続けると、フロント及びリヤ
ブレーキ回路でエア洩れが発生した場合、エア洩れ回路の遮断ができなく
なり、ブレーキ回路の保護機能(エア圧力保持)が働かなくなるため、
制動力が低下するおそれがある。
改善の内容
全車両、当該保護バルブを点検し、対策品が装着されていない場合には、
当該保護バルブを対策品と交換する。
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■トヨタ自動車株式会社からリコールの届出
http://www.mlit.go.jp/jidosha/recall/recall05/11/recall11-081.html
車名 トヨタ
通称名
ハイエースバン、ハイエースバン4WD、レジアスエースバン
レジアスエースバン4WD、ハイエースコミューター
レジアスエースコミューター、ハイエースコミューター4WD
レジアスエースコミューター4WD、ハイエースレジアスバン
レジアスバン、クィックデリバリー100、ハイラックス、
クラウンステーションワゴン、クラウン、マークU、チェイサー、
クレスタコンフォート、コンフォート教習車、ダイナ150、
トヨエースG15、ダイナ、トヨエース、ダイナアーバンサポーター、
トヨエースアーバンサポーター 25車種
型式
KC-LH103V、KC-LH113V、KC-LH113K、KC-LH123V、KC-LH109V、KC-LH119V、
KC-LH129V、KG-LH162V、KG-LH172V、KG-LH172K、KG-LH182K、KG-LH168V、
KG-LH178V、KG-LH188K、KC-LH125B、KG-LH184B、KG-LH186B、KG-LXH43V、
KG-LXH49V、KC-LH81VH、KG-LH82K、KF-LN147、KB-LN165、KF-LN167、
KB-LN165H、KB-LN170H、KF-LN172H、KD-LS130W、KD-LS151、KD-LS151H、
KD-LX100、KD-LXS11、KD-LXS11Y、KC-LY101、KC-LY111、KC-LY121、
KC-LY131、KC-LY151、KC-LY161、KC-LY201、KC-LY211、KC-LY151(改)、
KG-LY102、KG-LY112、KG-LY122、KG-LY132、KG-LY152、KG-LY152(改)、
KG-LY162、KG-LY202、KG-LY212、KG-LY220、KK-LY220、KG-LY230、
KK-LY230、KG-LY270、KG-LY280、KK-LY280、KK-LY240V、KK-LY290V、
KK-LY270(改)、KK-LY228K 62型式
製作期間 平成10年4月1日〜平成15年9月30日
対象台数 246、592台
不具合部位 原動機(コネクティングロッドボルト)
不具合状況
原動機内部のコネクティングロッドの組付け時に使用している洗浄液の除
去が不適切なため、コネクティングロッドのボルトと取付け穴の隙間に洗
浄液が残留しボルトの表面が腐食することがある。そのため、そのまま使
用を続けると、ボルトに微小な亀裂が発生するものがあり、最悪の場合、
ボルトが折損して走行不能に至るおそれがある。
改善の内容
全車両、コネクティングロッドボルトを新品に交換する。
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■三菱ふそうトラック・バス株式会社からリコールの届出
http://www.mlit.go.jp/jidosha/recall/recall05/11/recall11-083.html
車名 三菱
通称名 ふそう 1車種
型式
KL-FP50MDR、KL-FP50MGR、KL-FP54MDR、KL-FP54MGR、KL-FR50MJX、
KL-FS50MRY、KL-FS50MTZ、KL-FS50MVY、KL-FS50MVZ、KL-FU50MNY、
KL-FU50MPY、KL-FU50MSY、KL-FU50MTX、KL-FU50MTY、KL-FU50MTZ、
KL-FU50MUZ、KL-FU54MUZ、KL-FV50MHR、KL-FV50MJXD、KL-FV50MMY、
KL-FV50MPX、KL-FV50MPY、KL-FV50MSX、KL-FV50MSY、KL-FV50MTZ、
KL-FV50MUX、KL-FV50MUZ、KL-FW50MNY、KL-FW50MNZ、KL-FY50MNY、
KL-FY50MRY、KL-FY50MTY 32型式
製作期間 平成12年1月21日〜平成17年8月24日
対象台数 8、716台
不具合部位 燃料装置(燃料ホース)
不具合状況
1.大型トラックにおいて、エンジンと燃料フィルタ間の燃料ホースの組み
付けが不適切なため、エンジン振動等により、当該ホースが排気ガス再循
環装置(EGR)制御用ホースと干渉するものがある。そのため、そのま
まの状態で使用を続けると、燃料ホース又はEGR制御用ホースに穴があ
き、最悪の場合、燃料が漏れる、又は排出ガスが規制値を超えるおそれが
ある。
2.大型トラックにおいて、エンジンと燃料フィルタ間の燃料ホースを固定
するクランプの強度が不足しているため、エンジン振動等により当該クラ
ンプが変形、亀裂、折損するものがある。そのため、クランプと燃料ホー
ス、燃料ホース同士、燃料ホースと排気ガス再循環装置(EGR)制御用
ホースが干渉し、そのままの状態で使用を続けると、燃料ホース又はEG
R制御用ホースに穴があき、最悪の場合、燃料が漏れる、又は排出ガスが
規制値を超えるおそれがある。
改善の内容
全車両、燃料ホース、EGR制御用ホース、EGR制御用パイプ、排気ブ
レーキ制御用パイプ、クランプ及びクランプ取付け金具を対策品と交換す
る。
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■2005.11.5記載分リコール情報 |
■いすゞ自動車株式会社からリコールの届出
http://www.mlit.go.jp/jidosha/recall/recall05/11/recall11-041.html
車名 いすゞ、ホンダ
通称名 ビッグホーン、ホライゾン 2車種
型式 KH-UBS73DW、KH-UBS73GW、KH-UBS73GWH 3型式
製作期間 平成10年2月12日〜平成14年3月28日
対象台数 12、595台
不具合部位 原動機(燃料噴射装置)
不具合状況
原動機の燃料噴射装置において、インジェクタの組立て工程が不適切なた
め、プランジャとバレルの隙間が大きいものがあり、オーリングが変形、
損傷して機密性が損われ、燃料の軽油がエンジンオイルに混入するものが
ある。そのため、そのままの状態で使用を続けると、オイルパンの油量が
増大し、ブローバイホースを経由して吸気管に軽油の混入したオイルが吸
入され、原動機の回転が上昇するおそれがある。
改善の内容
全車両、インジェクタを良品と交換する。なお、部品の供給に時間を要す
ることから、当面の暫定措置として、全車両、オイル中への軽油混入を点
検し、漏れているものは良品と交換し、漏れていないものは、定期的な点
検方法を説明し、後日良品と交換する。
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■いすゞ自動車株式会社からリコールの届出
http://www.mlit.go.jp/jidosha/recall/recall05/11/recall11-042.html
車名 いすゞ
通称名 MU、WIZARD 2車種
型式 KH-UES73EW、KH-UES73FW 2型式
製作期間 平成10年3月16日〜平成13年10月30日
対象台数 11、191台
不具合部位 原動機(燃料噴射装置)
不具合状況
原動機の燃料噴射装置において、インジェクタの組立て工程が不適切なた
め、プランジャとバレルの隙間が大きいものがあり、オーリングが変形、
損傷して機密性が損われ、燃料の軽油がエンジンオイルに混入するものが
ある。そのため、そのままの状態で使用を続けると、オイルパンの油量が
増大し、ブローバイホースを経由して吸気管に軽油の混入したオイルが吸
入され、原動機の回転が上昇するおそれがある。
改善の内容
全車両、インジェクタを良品と交換する。なお、部品の供給に時間を要す
ることから、当面の暫定措置として、全車両、オイル中への軽油混入を点
検し、漏れているものは良品と交換し、漏れていないものは、定期的な点
検方法を説明し、後日良品と交換する。
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■ポルシェジャパン株式会社からリコールの届出
http://www.mlit.go.jp/jidosha/recall/recall05/11/recall11-012.html
車名 ポルシェ
通称名 911カレラクーペ、911カレラSクーペ、
911カレラカブリオレ、911カレラSカブリオレ 4車種
型式 GH-99705、GH-997M9701、GH-99705K、GH-997M9701K 4型式
輸入期間 平成16年7月13日〜平成17年3月29日
対象台数 221台
不具合部位 動力伝達装置(シフトケーブル取付金具)
不具合状況
手動変速機において、シフトケーブルを変速機側と連結する取付金具部の
構造が不適切なため変速操作時にシフトケーブルが変形することがある。
そのため、そのまま使用を続けると、当該ケーブルに無理な力がかかり、
最悪の場合、ケーブルが破 損して、変速ができなくなり、走行不能とな
るおそれがある。
改善の内容
全車両、シフトケーブル取付金具を対策品に交換するとともに、シフトケ
ーブルに変形が認められる場合には、シフトケーブルを新品に交換する。
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