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■リコール情報(各自動車メーカー) |
当メールマガジン「知ってる?クルマのあれこれ。な〜んでも情報局」
に記載したリコール情報をまとめたページです。
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■2011.6.25記載分リコール情報 |
■三菱自動車工業株式会社からリコールの届出
http://www.mlit.go.jp/report/press/jidosha08_hh_000846.html
車名 三菱,ニッサン
通称名 ミニキャブ,タウンボックス,パジェロミニ,クリッパー,
クリッパーリオ,キックス
型式 GBD-U61V,ABA-U61W,CBA-U61W,ABA-H53A,ABA-H58A,GBD-U71V,
ABA-U71W,CBA-U71W,ABA-H59A,GD-U61V,GBD-U61V,GF-U61W,
TA-U61W,ABA-U61W,CBA-U61W,GF-H53A,GF-H58A,TA-H53A,
TA-H58A,ABA-H58A,ABA-U71W,ABA-H59A
製作期間 平成22年7月22日〜平成23年6月7日
対象台数 10,987 台
不具合部位 動力伝達装置(オートマチックトランスミッション)
不具合状況
4速オートマチックトランスミッションにおいて、トランスミッションケ
ース内部の潤滑油路が不適切なため、高速走行時(65km/h 超え)に、プロ
ペラシャフトとの潤滑が不足となることがある。そのため、そのままの状
態で使用を続けると、トランスミッション後端部が破損し、走行不能とな
るおそれがある。
また、一部の車種においては、プロペラシャフトが外れ、燃料タンクを損
傷させ、燃料漏れとなるおそれがある。
改善の内容
全車両、エクステンションハウジング及びプロペラシャフトを点検し、
1.いずれも異常が認められない場合は、オートマチックトランスミッショ
ン内に潤滑油路変更用スペーサーを追加する。
2.エクステンションハウジング及びプロペラシャフトのいずれか、または
両方に異常がある場合は、オートマチックトランスミッションのアウト
プットシャフトを点検し、異常が認められる場合は、新品のプロペラシ
ャフトおよび潤滑油路を変更した対策品オートマチックトランスミッシ
ョンに交換する。
3.エクステンションハウジング及びプロペラシャフトのいずれか、または
両方に異常がある場合は、オートマチックトランスミッションのアウト
プットシャフトを点検し、異常がない場合は、オートマチックトランス
ミッション内に潤滑油路変更用スペーサーを追加し、新品のプロペラシ
ャフトおよび新品のエクステンションハウジングに交換する。
なお、改善措置用部品の供給に時間を要することから、当面の暫定措置と
して全ての使用者に対し高速走行(65km/h超え)での使用停止を要請する。
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■フォルクスワーゲン グループ ジャパン株式会社からリコールの届出
http://www.mlit.go.jp/report/press/jidosha08_hh_000845.html
車名 ベントレー
通称名 コンチネンタルGT,コンチネンタルフライングスパー
コンチネンタルGTC
型式 ABA-BCBWR,ABA-BSBWR,ABA-BDBWR,-BCBWR-
製作期間 平成18年6月13日〜平成19年5月11日
対象台数 418台
不具合部位 排ガス対策装置(二次空気供給装置)
不具合状況
二次空気供給装置において、二次空気供給ポンプの空気吸い込み口に装着
されているエアフィルターの形状が不適切なため、エアフィルター内部に
水が溜まる場合がある。
そのため、そのまま使用を続けると、エアフィルター内部に溜まった水が
二次空気供給装置内に浸入することにより当該装置が正常に機能しなくな
り、排出ガスが保安基準に適合しなくなるおそれがある。
改善の内容
全車両、エアフィルターを対策品と交換する。二次空気供給装置で故障し
ている部品がある場合は、当該部品を新品に交換する。
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■いすゞ自動車株式会社からリコールの届出
http://www.mlit.go.jp/report/press/jidosha08_hh_000844.html
車名 いすゞ
通称名 ギガ
型式
LDG-CVR52A,LKG-CVR77A,LKG-CXG77AT,LKG-CXM77A,LKG-CXM77AT,
LKG-CXY77AJ,LKG-CYE77AM,LKG-CYG77AM,LKG-CYH77A,LKG-CYJ77A,
LKG-CYJ77AA,LKG-CYJ77AL,LKG-CYJ77AZ,LKG-CYL77A,LKG-CYL77AA,
LKG-CYL77AM,LKG-CYL77AZ,LDG-CYM52AM,LKG-CYM77A,LKG-CYM77AM,
LKG-CYM77AZ,LKG-CYY77A,LKG-CYY77AJ,LKG-CYY77AY,LKG-CYY77AZ,
LKG-CYZ77A,LKG-CYZ77AJ,LKG-CYZ77AM,LDG-CYZ77AMQ,LDG-CYZ77AV
製作期間 平成22年5月27日〜平成23年5月21日
対象台数 3,100台
不具合部位 内圧容器及びその附属装置(エアタンクブラケット)
不具合状況
大型トラックのブレーキ等のエアタンクにおいて、エアタンクブラケット
の強度が不足しているため、車体振動等により当該ブラケットに亀裂が生
じることがある。そのため、そのままの状態で使用を続けると、エアタン
クブラケットが折損し、最悪の場合エアタンクが脱落するおそれがある。
改善の内容
全車両、エアタンクブラケットを対策品に交換する。なお、部品の準備に
時間を要するため、暫定措置として当該ブラケットを点検し、損傷してい
る場合は、補強プレートを追加し補修する。
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■2011.6.18記載分リコール情報 |
■マツダ株式会社からリコールの届出
http://www.mlit.go.jp/report/press/jidosha08_hh_000841.html
車名 マツダ
通称名 アクセラ
型式 DBA-BK5P,CBA-BKEP,DBA-BKEP,DBA-BK3P
製作期間 平成20年1月7日〜平成21年3月31日
対象台数 19,916台
不具合部位 窓ふき器(フロントワイパーモーター)
不具合状況
フロントワイパーモーターにおいて、アースターミナルが変形しているも
のがある。そのため、アースターミナル接点部が導通不良に至ることがあ
り、フロントワイパーが作動しなくなるおそれがある。
改善の内容
全車両、フロントワイパーモーターにアース線を追加する。
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■2011.6.11記載分リコール情報 |
■三菱自動車工業株式会社からリコールの届出
http://www.mlit.go.jp/report/press/jidosha08_hh_000837.html
車名 三菱,ニッサン
通称名 ミニキャブ,タウンボックス,クリッパー,クリッパーリオ
型式 GBD-U61V,GBD-U62V,ABA-U61W,ABA-U62W,CBA-U61W,CBA-U62W,
GBD-U71V,GBD-U72V,ABA-U71W,ABA-U72W,CBA-U71W,CBA-U72W
製作期間 平成18年11月15日〜平成23年3月30日
対象台数 152,720台
不具合部位 緩衝装置(ブッシュブラケット)
不具合状況
リヤサスペンションにおいて、リヤロアアームとリヤアクスルハウジング
を連結するブッシュブラケットの強度余裕が少ないため、右左折や発進停
止の繰り返しにより、ブッシュブラケットが損傷し、リヤロアアームとリ
ヤアクスルハウジングの連結が外れ異音が発生し、走行安定性が低下する
おそれがある。
改善の内容
全車両、ブッシュブラケット一式を対策品と交換する。
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■ボルボ・カーズ・ジャパン株式会社からリコールの届出
http://www.mlit.go.jp/report/press/jidosha08_hh_000835.html
車名 ボルボ
通称名 ボルボXC90
型式 CBA-CB6324AW,CBA-CB8444AW
製作期間 平成22年3月18日〜平成22年10月10日
対象台数 117台
不具合部位 ギヤボックス(シリンダーパイプ)
不具合状況
油圧式パワーステアリングのギヤボックスにおいて、シリンダーパイプの
形状が不適切なものを組み付けた場合があり、当該パイプに取り付けられ
ているOリングに負荷がかかり損傷する場合がある。そのため、パワース
テアリングオイルが漏れ、ハンドルの操作力が増大するおそれがある。
改善の内容
全車両、シリンダーパイプを良品と交換する。
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■2011.6.4記載分リコール情報 |
■いすゞ自動車株式会社からリコールの届出
http://www.mlit.go.jp/report/press/jidosha08_hh_000833.html
車名 いすゞ,ニッサン,ニッサンディーゼル,マツダ
通称名 エルフ,アトラス,コンドル,タイタン
型式 BKG-NHR85A,BKG-NHR85AN,BKG-NHS85A,BKG-NHS85AN,BKG-NJR85A
BKG-NJR85AD,BKG-NJR85AN,BKG-NJR85N, など計189型式
製作期間 平成18年12月6日〜平成22年11月1日
対象台数 97,412台
不具合部位 1.後退灯
2.排気ガス再循環装置(EGRクーラ)
不具合状況
1.小型トラックの手動変速機において、変速機がバックギヤに入っている
ことを検知する後退灯スイッチのハーネスの配索が不適切なため、ハー
ネスの固定ブラケットの振動によりハーネスが折れ曲がり、被覆が損傷
することがある。そのため、そのまままの状態で使用を続けると、ハー
ネスが断線し、バックギヤに入っているのにもかかわらず、後退灯が点
灯しなくなるおそれがある。
2.小型トラックのバン架装車または冷凍機架装車において、排気ガス再循
環装置(EGRクーラ)の蛇腹管の強度が不足しているため、排気ガス
の熱による伸縮により、当該蛇腹管に亀裂が発生することがある。その
ため、そのままの状態で使用を続けると、亀裂が進行し、排気ガスが漏
れるおそれがある。
改善の内容
1.全車両、後退灯スイッチのハーネスを点検し、損傷している場合は後退
灯スイッチを新品に交換するとともに、配索を変更する。また、ハーネ
スが損傷していなかたものは配索を変更する。
2.全車両、車体形状を確認し、該当する車両は、EGRクーラを対策品と
交換する。
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■トヨタ自動車株式会社からリコールの届出
http://www.mlit.go.jp/report/press/jidosha08_hh_000829.html
車名 トヨタ
通称名 プリウス
型式 HK-NHW10,ZA-NHW11
製作期間 平成9年10月3日〜平成15年5月30日
対象台数 47,784台
不具合部位 かじ取り装置(ステアリングギヤボックス)
不具合状況
電動式パワーステアリングギヤボックスにおいて、ハンドルを強く一杯に
切るような操作を繰り返すと、ピニオンシャフト固定用ナットが緩むこと
がある。そのため、そのまま使用を続けると、ピニオンシャフトが固定で
きないためにモータの力が十分伝達されずハンドルが重くなり、最悪の場
合、ハンドル操作ができなくなるおそれがある。
改善の内容
全車両、当該ナットをかしめナットと交換する。
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■トヨタ自動車株式会社からリコールの届出
http://www.mlit.go.jp/report/press/jidosha08_hh_000830.html
車名 トヨタ
通称名 iQ
型式 DBA-KGJ10,DBA-NGJ10,DBA-NGJ10改
製作期間 平成20年9月2日〜平成22年5月20日
対象台数 21,636台
不具合部位 制動装置(ブレーキマスターシリンダ)
不具合状況
ブレーキマスターシリンダとブレーキアクチュエータ間のブレーキ配管に
おいて、製造工程での配管内部の洗浄が不適切なものがあり、異物が付着
しているものがある。そのため、異物がブレーキマスターシリンダ内に移
動してシール部に噛み込み、ブレーキペダルを踏んだ際の踏み代が増加し
制動力が低下するおそれがある。
改善の内容
全車両、ブレーキマスターシリンダおよび当該ブレーキ配管を新品に交換
する。
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■三菱ふそうトラック・バス株式会社からリコールの届出
http://www.mlit.go.jp/report/press/jidosha08_hh_000825.html
車名 三菱
通称名 ふそうファイター,ふそうエアロミディ,ふそうエアロバス
型式 KK-FK61FG,KK-FK61FGY,KK-FK61FH,KK-FK61FHY,KK-FK61FJ,
KK-FK61FJY,KK-FK61FK,など 計44 型式
製作期間 平成10年8月3日〜平成16年12月21日
対象台数 5,451台
不具合部位 原動機
不具合状況
インジェクタの内部が粗悪燃料の使用等によって異常摩耗すると、燃料噴
射量が増大し、ピストンに亀裂が発生して穴が開き、この穴開き部分から
燃焼ガスがクランクケース内に漏れて内圧が上昇する。
そのため、ロッカーカバーからエンジンオイルが噴出し、最悪の場合、
車両火災に至るおそれがある。
改善の内容
火災に至らない様、全車両、ブリーザーを増設した対策品のロッカーカバ
ーに交換するとともに、ロッカーカバーガスケットを対策品に交換する。
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■ポルシェジャパン株式会社からリコールの届出
http://www.mlit.go.jp/report/press/jidosha08_hh_000827.html
車名 ポルシェ
通称名 911GT3,911GTS,911ターボ,911ターボS,911GT3RS
型式 ABA-997M9777,ABA-997MA101S,ABA-99770K,ABA-997MA170,
ABA-997MA170S,-997M9777-
輸入期間 平成21年6月4日〜平成23年5月24日
対象台数 239台
不具合部位 走行装置(ホイールボルト)
不具合状況
センタロック式ホイールボルトにおいて、締め付けトルクの設定が不適切
なため、走行振動等によりホイールやハブが摩耗する場合がある。そのた
め、異音が発生し、最悪の場合、ハブが破損してホイールが脱落するおそ
れがある。
改善の内容
全車両、センタロック式ホイールボルトの仕様を確認し、対象となるもの
は当該ホイールボルトを対策品に交換し新しい規定トルクで締め付ける。
対象とならないものは、当該ホイールボルトの締め付けトルクを確認し、
誤ったトルクで締め付けられているものは規定トルクで締め付ける。
ホイールやハブに摩耗が認められる場合は、当該部品を新品に交換する。
また、取扱い説明書の追補版を車両に搭載する。
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