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■リコール情報(各自動車メーカー) |
当メールマガジン「知ってる?クルマのあれこれ。な〜んでも情報局」
に記載したリコール情報をまとめたページです。
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■2012.11.24記載分リコール情報 |
■いすゞ自動車株式会社からリコールの届出
http://www.mlit.go.jp/report/press/jidosha08_hh_001202.html
車名 いすゞ
通称名 ガーラ,キュービック,スーパークルーザー
型式 KC-LV780H1,KC-LV280L,KC-LV280N,KC-LV280Q,KC-LV380L,
KC-LV380N,KC-LV380Q,KC-LV880L,KC-LV280H
製作期間 平成6年7月29日〜平成12年6月20日
対象台数 2,120台
不具合部位 原動機(ブローバイガス還元装置)
不具合状況
バスのブローバイガス還元装置において、当該装置のダイヤフラムの耐久
性が不足していること、並びに取付け位置が不適切なため、長期間の使用
でダイヤフラムに亀裂が生じると、エンジンオイルがブローバイガスの通
路を経由して吸気管に吸入されることがある。そのため、オイルがエンジ
ン燃焼室に浸入し、最悪の場合、エンジン内部が損傷し、走行不能に至る
おそれがある。
改善の内容
全車両、ブローバイガス還元装置を点検し、取付け位置及びダイヤフラム
材質が不適切なものは、対策品に交換する。
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■2012.11.17記載分リコール情報 |
■三菱ふそうトラック・バス株式会社からリコールの届出
http://www.mlit.go.jp/report/press/jidosha08_hh_001199.html
車名 三菱
通称名 ふそうファイター,ふそうキャンター,ふそうローザ
型式 PA-FK61R,PA-FK61RD,など計189型式
製作期間 平成15年7月25日〜平成23年7月5日
対象台数 170,845台
不具合部位 燃料装置(燃料パイプ)
不具合状況
1.中小型トラック、小型バスに搭載された原動機において、燃料パイプ製
造時に発生するコネクタ部内部のしわにばらつきがあり、また、パイプ
コネクタ部の締付トルクが低いものがある。このため、高い燃料圧力が
加わることにより、当該しわ部を起点とした亀裂が発生し、燃料が漏れ
るおそれがある。
2.中型トラックに搭載された原動機において、サプライポンプとコモンレ
ール間の燃料パイプを固定するクランプを付け忘れたものがある。その
ため、エンジンの振動によりパイプに亀裂が発生し、燃料が漏れるおそ
れがある。
改善の内容
1.全車両、燃料パイプからの燃料漏れ(にじみ、滴下含む。)の有無を点
検し、漏れ(にじみ、滴下含む。)が確認された燃料パイプは高圧仕様
のものに交換し、新規設定の締付トルクで締付ける。漏れ(にじみ、滴
下含む。)がないものは、新規設定の締付トルクで締付ける。
2.全車両、サプライポンプとコモンレール間のパイプクランプの有無を確
認し、クランプが取り付けられていない場合は、燃料パイプを交換し、
クランプで固定する。
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■メルセデス・ベンツ日本株式会社からリコールの届出
http://www.mlit.go.jp/report/press/jidosha08_hh_001197.html
車名 メルセデス・ベンツ
通称名 E300ステーションワゴン,E350ステーションワゴン
E320CDIステーションワゴン,E250ステーションワゴン
E350 4MATICステーションワゴン
型式 DBA-211254C,DBA-211256C,KN-211222,ADC-211222,
DBA-211252C,DBA-211287
輸入期間 平成18年8月16日〜平成21年7月25日
対象台数 4,506台
不具合部位 緩衝装置(エアサスペンション用レベルセンサ)
不具合状況
後輪エアサス・レベルセンサにおいて、コネクティングロッドの接続部分
の構造及びボールヘッドの材質が不適切なものがあるため、接続部分が摩
耗、破損して外れてしまうことでレベルセンサが車高を正しく認識できな
くなる。これにより車高が適切に調整されず操縦安定性を低下させること
がある。また、後輪エアサスのベローズのエア圧が最高圧のまま維持され
振動等によりベローズが破損するおそれがある。
改善の内容
全車両、コネクティングロッドの接続部分の構造を確認し、不具合品が取
り付けられている場合は対策品に交換する。
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■日産自動車株式会社からリコールの届出
http://www.mlit.go.jp/report/press/jidosha08_hh_001196.html
車名 ニッサン
通称名 シビリアン
型式 PA-AHW41,PA-AVW41,PA-AJW41,PA-ACW41
製作期間 平成16年10月29日〜平成19年8月28日
対象台数 2,870台
不具合部位 燃料装置(燃料パイプ)
不具合状況
原動機において、燃料パイプ製造時に発生するコネクタ部内部のしわにば
らつきがあり、また、パイプコネクタ部の締付トルクが低いものがある。
このため、高い燃料圧力が加わることにより、当該しわ部を起点とした亀
裂が発生し、燃料が漏れるおそれがある。
改善の内容
全車両、燃料パイプからの燃料漏れ(にじみ、滴下含む。)の有無を点検
し、漏れ(にじみ、滴下含む。)が確認された燃料パイプは高圧仕様のも
のに交換し新規設定の締付トルクで締付ける。漏れ(にじみ、滴下含む)
がないものは、新規設定の締付トルクで締付ける。
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■トヨタ自動車株式会社からリコールの届出
http://www.mlit.go.jp/report/press/jidosha08_hh_001195.html
車名 トヨタ
通称名 プリウス,ウィッシュ,アイシス,カローラ,カローラランクス,
アレックス,カローラフィールダー,カローラスパシオ,
WiLL VS,アルファードハイブリッド,エスティマハイブリッド
クラウンセダン,TOYOTAFCHV-adv
型式 ZA-NHW20,DAA-NHW20,UA-ZNE10G,CBA-ZNE10G,DBA-ZNE10G,
UA-ANE10G,CBA-ANE10G,DBA-ANE10G,CBA-ZNM10G,CBA-ZNM10W,
CBA-ANM10G,DBA-ANM10G,TA-NZE120,UA-NZE120,CBA-NZE120,
TA-NZE121,UA-NZE121,CBA-NZE121,DBA-NZE121,UA-ZZE122,
CBA-ZZE122,TA-NZE121G,UA-NZE121G,CBA-NZE121G,
DBA-NZE121G,TA-ZZE122G,UA-ZZE122G,CBA-ZZE122G,
TA-NZE121N,UA-NZE121N,CBA-NZE121N,TA-NZE127,UA-NZE127,
ZA-ATH10W,CAA-ATH10W,DAA-ATH10W,ZA-AHR10W,CAA-AHR10W,
ZA-GBS12,CAA-GBS12,ZBA-HEU20W
製作期間 平成12年8月22日〜平成23年12月16日
対象台数 1,518,098台
不具合部位
1.かじ取装置(インタミエクステンションシャフト)
2.ハイブリッドシステム(電動ウォータポンプ)
不具合状況
1.かじ取装置において、ハンドルとギヤボックスを連結している継手部品
(インタミエクステンションシャフト)のギヤボックス側強度が不足して
いるものがあるため、低速時にハンドルを強く一杯に切る操作を繰り返
すと、継手部品の連結部にガタが発生することがある。そのため、その
まま使用を続けると、連結部が摩滅し、かじ取り操作ができなくなるお
それがある。
2.ハイブリッドシステムの電圧変換器(インバータ)用電動ウォータポン
プにおいて、コイルの巻き線工程が不適切なためコイル線に傷がついた
ものがある。そのため、コイル線の腐食断線によりウォータポンプが停
止して警告灯点灯や出力制限走行となる。また、線間ショートした場合
には、電源ヒューズが切れて走行不能となるおそれがある。
インバータ:高電圧の直流を交流に変換する装置
改善の内容
1.全車両、点検し、当該継手部品を対策品に交換する。
2.全車両、当該ウォータポンプを対策品に交換する。
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■日野自動車株式会社からリコールの届出
http://www.mlit.go.jp/report/press/jidosha08_hh_001198.html
車名 日野
通称名 ポンチョ
型式 ADG-HX6JHAE,BDG-HX6JHAE,など11型式
製作期間 平成18年3月17日〜平成24年8月24日
対象台数 1,160台
不具合部位 乗降口(扉)
不具合状況
1.乗降扉の開閉制御プログラムが不適切なため、以下の条件に当てはまる
場合には、乗客が扉近傍に設置された検知器(光電管)を遮っているに
も関わらず、乗降中の乗客が扉に挟まれることを防止する機構が働かず
扉が閉まる。
・乗客が検知器(光電管)を遮っている状態で、運転者が乗降扉を閉じる
操作を行う(扉の閉動作を予告するブザーが鳴る)
・次に、乗客が検知器を遮らない位置に移動する(ブザーが鳴り終わる)
・その後、扉を閉める信号が出てから扉が閉まる動作を開始するまでの間
において、乗客が検知器を遮る(このとき扉が閉まってしまう)
2.乗降扉の開閉制御プログラムが不適切なため、走行状態から停止に至る
過程において運転者が一定条件の操作(シフトの位置をNにし、停止直
前で乗降扉を開く操作)をした場合においては、走行中に扉が開くこと
を防止する機能が働いたままになり、停止してから運転者が手元の開閉
スイッチを開に操作しても扉が開かない。
3.乗降扉の開閉制御プログラムが不適切なため、また、乗降扉が閉まる直
前で扉を車内に引き込みロックする機構(クローザ)を働かせるために
備えられた、扉が閉まる直前の位置を検知するセンサーに製造バラツキ
があるため、当該センサーによる検知がなされない場合において、クロ
ーザが働かず確実に扉をロックできず、走行中に乗客が扉近傍に設置さ
れた検知器(光電管)を遮った際に扉が開く。
注:乗降扉の開閉は運転者が手元の開閉スイッチで操作できるようになっ
ているが、運転者が誤った開閉操作をした場合等の安全対策として、
乗降中の乗客が扉に挟まれることを防止し、また、走行中に扉が開い
たり、開いたまま発車することを防止する機構を備えている。
上記不具合は、この扉の開閉機構及び安全機構に関するものである。
改善の内容
全車両、当該ECUを対策品と交換する。また、クローザスイッチの位置
を点検し、不適切なものは位置を変更する。
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■いすゞ自動車株式会社からリコールの届出
http://www.mlit.go.jp/report/press/jidosha08_hh_001194.html
車名 いすゞ
通称名 ガーラ
型式 PKG-RU1ESAJ,LKG-RU1ESBJ,QPG-RU1ESBJ,BDG-RU8JHAJ,
SDG-RU8JHBJ
製作期間 平成18年9月22日〜平成24年4月20日
対象台数 142台
不具合部位 冷却装置(オイルリザーバータンクブラケット)
不具合状況
大型観光バスにおいて、油圧式ファンドライブ用オイルリザーバータンク
を固定しているブラケットのうち、下側ブラケットを誤って薄い板厚の材
料で製造したため、走行中の振動で上側ブラケットに亀裂が生じる場合が
ある。そのため、そのままの状態で使用を続けると、下側ブラケット、オ
イルリザーバータンクに亀裂が生じ、最悪の場合、オイルリザーバータン
クが脱落するおそれがある。
改善の内容
全車両、下側ブラケットを良品に、上側ブラケットを新品に交換するとと
もに、当該ブラケットのボルト、ナットを全て新品に交換する。
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■日野自動車株式会社からリコールの届出
http://www.mlit.go.jp/report/press/jidosha08_hh_001193.html
車名 日野
通称名 セレガ
型式 ADG-RU1ESAA,PKG-RU1ESAA,LKG-RU1ESBA,など計10型式
製作期間 平成17年12月23日〜平成24年4月23日
対象台数 204台
不具合部位 冷却装置(オイルリザーバータンクブラケット)
不具合状況
大型観光バスにおいて、油圧式ファンドライブ用オイルリザーバータンク
を固定しているブラケットのうち、下側ブラケットを誤って薄い板厚の材
料で製造したため、走行中の振動で上側ブラケットに亀裂が生じる場合が
ある。そのため、そのままの状態で使用を続けると、下側ブラケット、オ
イルリザーバータンクに亀裂が生じ、最悪の場合、オイルリザーバータン
クが脱落するおそれがある。
改善の内容
全車両、下側ブラケットを良品に、上側ブラケットを新品に交換するとと
もに、当該ブラケットのボルト、ナットを全て新品に交換する。
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■2012.11.10記載分リコール情報 |
■三菱ふそうトラック・バス株式会社からリコールの届出
http://www.mlit.go.jp/report/press/jidosha08_hh_001188.html
車名 三菱
通称名 ふそうキャンター
型式 SKG-FBA00,SKG-FBA20 など計51型式
製作期間 平成22年10月18日〜平成24年10月24日
対象台数 30,045台
不具合部位 制動装置(駐車ブレーキ)
不具合状況
小型トラックの駐車ブレーキにおいて、ケーブルをレバーに固定するダブ
ルナットの締付けが不十分なため、当該ナットが緩むものがある。そのた
め、そのまま使用を続けると、駐車ブレーキの制動力が不足し、最悪の場
合、駐車ブレーキが効かなくなり、また、ケーブルが折損するおそれがあ
る。
改善の内容
全車両、駐車ブレーキケーブルの組付状態を点検し、固定位置が適正位置
にある場合は当該ナットを規定トルクで締付ける。適正位置にない場合は
ケーブルを交換し、当該ナットを規定トルクで締付ける。
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