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■リコール情報(各自動車メーカー) |
当メールマガジン「知ってる?クルマのあれこれ。な〜んでも情報局」
に記載したリコール情報をまとめたページです。
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■2013.6.29記載分リコール情報 |
■ゼネラルモーターズ・ジャパン株式会社からリコールの届出
http://www.mlit.go.jp/report/press/jidosha08_hh_001359.html
車名 シボレー
通称名 「コルベット」「コルベットZ16」「コルベットZ06」
「コルベット ZR1」
型式 ABA-X245S,-X245S-,ABA-X245A,-X245A-
輸入期間 平成20年11月16日 〜 平成24年12月20日
対象台数 計186台
不具合部位 施錠装置
不具合状況
炎天下の長時間駐車などで車室内が高温になると、ステアリングホイール
をロックするエレクトリックコラムロック構成部品の熱膨張率の違いによ
り、エレクトリックコラムロックのロックピンが正常に作動せず、ロック
を解除できないことがある。このため、エンジンが始動できないおそれが
ある。
改善の内容
全車両、エレクトリックコラムロックを対策品に交換する。
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■トヨタ自動車株式会社からリコールの届出
http://www.mlit.go.jp/report/press/jidosha08_hh_001356.html
車名 トヨタ,レクサス
通称名 「クラウン」「IS300h」「IS250」「IS350」
型式 DAA-AWS210,DBA-GRS210,DBA-GRS211,DBA-GRS214,DAA-AVE30,
DBA-GSE30,DBA-GSE35,DBA-GSE31
製作期間 平成24年12月3日〜平成25年6月18日
対象台数 計約20,000台
不具合部位 その他(前方障害物衝突軽減装置制御コンピュータ)
不具合状況
前方障害物衝突軽減装置(プリクラッシュセーフティシステム)において
ミリ波レーダーによる障害物検知ソフトが不適切なため、乱反射したミリ
波情報を稀に前方障害物と誤認識し、衝突の可能性がないのに自動ブレー
キが作動して、予期せぬ急制動がかかるおそれがある。
改善の内容
全車両、当該コンピュータの障害物検知ソフトを修正する。
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■スズキ株式会社からリコールの届出
http://www.mlit.go.jp/report/press/jidosha08_hh_001354.html
車名 スズキ
通称名 「ワゴンR」
型式 DBA-MH34S
製作期間 平成24年9月10日〜平成25年4月4日
対象台数 計1,246台
不具合部位 制動装置(横滑り防止装置コントローラ)
不具合状況
四輪駆動の横滑り防止装置付仕様車において、横滑り防止装置コントロー
ラに二輪駆動仕様の制御プログラムを誤って書き込んだため、凍結した路
面等でゆっくりと制動したときにABS(アンチロックブレーキシステム)
が作動せずに車輪がロックし、車両安定性が損なわれるおそれがある。
改善の内容
全車両、当該制御プログラムを良品に書き換える。
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■2013.6.22記載分リコール情報 |
■UDトラックス株式会社からリコールの届出
http://www.mlit.go.jp/report/press/jidosha08_hh_001355.html
車名 ニッサンディーゼル,三菱
通称名 「スペースランナー」「ふそうエアロミディ-S」
型式 PDG-JP820NAN,PDG-RM820GAN,PDG-AJ820NAN,PDG-AR820GAN
製作期間 平成20年1月10日〜平成22年4月19日
対象台数 288台
不具合部位 原動機(スタータ)
不具合状況
アイドリング・ストップ&スタート・システム(以下ISS)を搭載した路線
バスにおいて、スタータに使用されているゴム部品の材質が不適切である
こと、及びフライホイールリングギヤの摩耗に対する余裕が不足している
ため、ISSによるエンジンの始動を頻繁に行うと、当該リングギヤが早期
に摩耗するものがある。
そのため、そのままの状態で使用を続けると、スタータの空転が発生し、
最悪の場合、エンジンが始動不能となるおそれがある。
改善の内容
全車両、スタータを対策品に交換すると共にフライホイールリングギヤの
摩耗状況を点検し、使用限度を超えていた場合は新品のフライホイールリ
ングギヤに交換する。
また、ISSの制御プログラムをフライホイールリングギヤの摩耗対策品に
書き換える。
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■三菱自動車工業株式会社からリコールの届出
http://www.mlit.go.jp/report/press/jidosha08_hh_001351.html
車名 三菱
通称名 「RVR」
型式 DBA-GA3W
製作期間 平成22年2月8日〜平成23年3月28日
対象台数 1,893台
不具合部位 車体(パノラマルーフ)
不具合状況
パノラマルーフ付き車両において、パノラマルーフガラスへの接着強化用
下塗り剤(プライマー)が未塗布のまま組み付けられ、ガラスと接着剤と
の接着力が低いものがある。そのため、そのままの状態で使用を続けると
ガラスが接着剤から剥離し、最悪の場合、パノラマルーフガラスが脱落す
るおそれがある。
改善の内容
全車両、パノラマルーフガラスのプライマー塗布の有無を点検し、塗布が
確認できない場合は、パノラマルーフガラスを取外し、プライマー塗布後
再組付けする。
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■2013.6.15記載分リコール情報 |
■本田技研工業株式会社からリコールの届出
http://www.mlit.go.jp/report/press/jidosha08_hh_001349.html
車名 ホンダ
通称名 「エアウェイブ」「モビリオ スパイク」 「モビリオ」
「エディックス」「ストリーム」「インテグラ」「S2000」
型式 DBA-GJ1,DBA-GJ2,DBA-GK1,DBA-GK2,DBA-GB1,DBA-GB2,CBA-BE1,
ABA-BE2,DBA-BE3,ABA-BE4,CBA-RN1,ABA-RN2,CBA-RN3,ABA-RN4,
CBA-RN5,ABA-DC5,ABA-AP2
製作期間 平成18年1月18日〜平成18年11月17日
対象台数 70,415台
不具合部位 制動装置(負圧式ブレーキ倍力装置)
不具合状況
負圧式ブレーキ倍力装置(マスタパワー)において、製造工程でのマスタ
パワーの筐体加締め位置が不適切なため、ブレーキペダルを踏むとマスタ
パワー内の負圧を保持するシールがずれ、負圧が保持できなくなるものが
ある。そのため、ブレーキを踏んだ際に、運転者の予測より制動停止距離
が伸びるおそれがある。
改善の内容
全車両、マスタパワーの筐体移動量を点検し、点検基準を外れるものはマ
スタパワーを良品と交換する。
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■本田技研工業株式会社からリコールの届出
http://www.mlit.go.jp/report/press/jidosha08_hh_001350.html
車名 ホンダ
通称名 「N BOX」「N BOX Custom」「N BOX +」「N BOX + Custom」
「N ONE」
型式 DBA-JF1,DBA-JF2,DBA-JG1,DBA-JG2
製作期間 平成23年12月2日〜平成25年5月9日
対象台数 384,614台
不具合部位 動力伝達装置(ドライブプーリシャフト)
不具合状況
一次減速機構付無段変速機の油圧制御プログラムが不適切なため、変速レ
バーを前進又は後退位置へ操作後、すばやいアクセル操作を行うと、無段
変速機のドライブプーリシャフトに高い負荷が加わることがある。そのた
め、その状態を繰り返すとシャフトが折損し走行不能となるおそれがある
改善の内容
全車両、車載のサービス診断記録装置を確認し、ドライブプーリシャフト
への負荷状態が基準値以内の場合は、油圧制御プログラムを対策プログラ
ムに書き換える。基準値以外の場合は、無段変速機を新品と交換するとと
もに、油圧制御プログラムを対策プログラムに書き換える。
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■三菱ふそうトラック・バス株式会社からリコールの届出
http://www.mlit.go.jp/report/press/jidosha08_hh_001346.html
車名 三菱,UDトラックス
通称名 「ふそうファイター」「ふそうエアロエース」
「ふそうエアロスター」「ふそうエアロミディ」
「スペースランナーA」
型式 LDG-FQ62F,LKG-FK62FZ,LKG-FK65FZ,LKG-FK72FZ,
QDG-FQ62F,QKG-FK62FZ,など計47型式
製作期間 平成22年5月28日〜平成25年1月31日
対象台数 9,438台
不具合部位 原動機(エアコンプレッサ)
不具合状況
中型トラックと大・中型バスにおいて、エアコンプレッサの中央部ヘッド
ボルトの締付トルクが不足しているため、ピストンの往復運動による圧力
振動でシートガスケット(エアコンプレッサ内の冷却水通路とエア通路の
気密性を保つもの)に亀裂が発生するものがある。
そのため、冷却水がエア通路に浸入し、
1.エア圧送時に配管を伝わり、エアドライヤ(圧縮空気中の水分や油分を
取り除くもの)から排出され、冷却水が減少することで警告灯が点灯し
そのままの状態で使用を続けると、エンジンの出力が制限される。
2.エア圧縮時の熱により冷却水が乾燥し、結晶化して生成された固形物が
吸排気バルブに付着することで、吸入または圧送されるエアが減少する
ため、エア圧が低下することで警報ブザーが鳴るとともに警告灯が点灯
し、そのままの状態で使用を続けると、充分なエア圧が確保できなくな
りブレーキ機能に影響を及ぼし、路上故障に至るおそれがある。
改善の内容
全車両、エアコンプレッサヘッド一式を対策品と交換するとともに以下の
改善措置を実施する。
・当該ヘッドのエア通路に冷却水の浸入が認められたものは、エアコンプ
レッサのピストンとシリンダライナーを新品に交換し、エアドライヤの
オーバーホールを実施する。
・エア系統を点検し、冷却水の混入が認められたものはエア系統を清掃し
不具合が生じた部品を新品に交換する。
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■2013.6.8記載分リコール情報 |
■トヨタテクノクラフト株式会社からリコールの届出
http://www.mlit.go.jp/report/press/jidosha08_hh_001343.html
車名 トヨタ
通称名 「86」
型式 DBA-ZN6
製作期間 平成24年11月12日〜平成25年3月25日
対象台数 106台
不具合部位 原動機(エンジンオイルクーラーホース)
不具合状況
サーキット走行向けにオイルクーラー等を架装した車両において、オイル
ホースを接続する継手の構造が不適切なため、オイルのにじみが発生する
ものがある。そのため、そのままの状態で使用を続けると、継手よりオイ
ル漏れを起こし、最悪の場合、エンジンが破損するおそれがある。
改善の内容
全車両、オイルクーラーホースおよび継手を対策品に交換する。
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■スズキ株式会社からリコールの届出
http://www.mlit.go.jp/report/press/jidosha08_hh_001342.html
車名 スズキ,マツダ
通称名 「パレット」「ワゴンR」「AZ−ワゴン」
型式 DBA-MK21S,CBA-MK21S,DBA-MH23S,CBA-MH23S,DBA-MJ23S,
CBA-MJ23S
製作期間 平成20年1月9日〜平成20年10月10日
対象台数 86,288台
不具合部位 エアコン(エバポレータ)
不具合状況
エアコンのエバポレータにおいて、製造方法が不適切なため、一部のコン
プレッサとの組み合わせにより当該部品の内部から腐食して穴があき、冷
媒および潤滑油が漏れることがある。そのため、エアコンの効きが悪くな
り、最悪の場合、コンプレッサが潤滑不足でロックし、低速走行中にエン
ストするおそれがある。
改善の内容
全車両、エアコンのコンプレッサを確認し、該当する場合はエバポレータ
を対策品に交換するとともに、取り外したエバポレータを点検し、エバポ
レータから冷媒および潤滑油の漏れが認められた場合は、コンプレッサを
新品に交換する。
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■トヨタ自動車株式会社からリコールの届出
http://www.mlit.go.jp/report/press/jidosha08_hh_001336.html
車名 トヨタ,レクサス
通称名 「プリウス」「HS250h」
型式 DAA-ZVW30,DAA-ANF10
製作期間 平成21年3月23日〜平成21年10月16日
対象台数 116,994台
不具合部位 制動装置(アキュームレータ)
不具合状況
電子制御ブレーキシステムにおいて、アキュームレータ(蓄圧器)の強度
検討が不足していたため、走行時の上下振動により、蓄圧容器の一部に大
きな力が加わることがある。そのため、使用過程で当該容器に疲労亀裂が
入り、容器内のブレーキフルードに窒素ガスが徐々に浸入してブレーキペ
ダルの踏み代が増加し、制動力が低下するおそれがある。
改善の内容
全車両、アキュームレータを確認し、該当するものは対策品のアキューム
レータが組み込まれたブレーキブースタポンプと交換する。
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■マセラティジャパン株式会社からリコールの届出
http://www.mlit.go.jp/report/press/jidosha08_hh_001340.html
車名 マセラテイ
通称名 「クワトロポルテ」「クアトロポルテS」
「グラントゥーリズモ」「グラントゥーリズモS」
型式 GH-MQP,ABA-MQP,ABA-MQPS,ABA-MGT,ABA-MGTS
製作期間 平成16年2月8日〜平成21年1月2日
対象台数 1,649台
不具合部位 緩衝装置(後輪のトーインを調整するタイロッド)
不具合状況
後輪のトーインを調整するタイロッドにおいて、防錆処理が不適切なもの
がある。そのため、タイロッドのねじ山部分に錆が発生して締め込み部分
が緩むことで、異音が発生したり、高速旋回時の走行安定性が損なわれる
おそれがある。 そのままの状態で使用を続けると、タイロッドの締め込
み部分が外れて、最悪の場合、通常走行においても走行安定性が損なわれ
るおそれがある。
改善の内容
全車両、後輪の左右のタイロッドを良品と交換する。
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■株式会社アイチコーポレーションからリコールの届出
http://www.mlit.go.jp/report/press/jidosha08_hh_001334.html
車名 いすゞ
通称名 「エルフ」
型式 PB-NKR81N,PDG-NKR85YN,SKG-NKR85YN,TKG-NKR85N
製作期間 平成18年1月16日〜平成25年3月27日
対象台数 337台
不具合部位 保安灯火(方向指示器)
不具合状況
高所作業車において、架装時に移設した後面灯火器の取付位置が不適切な
ため、後面方向指示器の取付位置が道路運送車両の保安基準(方向指示器
の照明部の最外縁が自動車の最外側から400mm以内となるように取り
付け)に適合しないおそれがある。
改善の内容
後面灯火器取付金具を対策品に変更し、後面灯火器の取付位置を変更する
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■三菱自動車工業株式会社からリコールの届出
http://www.mlit.go.jp/report/press/jidosha08_hh_001337.html
車名 三菱
通称名 「アウトランダー PHEV」「i-MiEV」「MINICAB-MiEV」
型式 DLA-GG2W,ZAA-HA3W,ZAB-U67V,ZAB-U68V
製作期間 平成21年7月4日〜平成25年3月27日
対象台数 4,428台
不具合部位 駆動用電池システム(駆動用電池)
不具合状況
1.プラグインハイブリッド車の駆動用電池において、以下の事象が発生す
るおそれがある。
・スクリーニング工程(電池セル内の異物検出性向上のため実施している
工程)において、作業者が誤って電池セルを落下させ、電池セル内部部
品のエレメントが移動しエレメントのセパレータが損傷した状態で、移
動したエレメントと集電体の隙間が減少した不良品を流出させたため、
使用過程で充電中に電池セルの内部短絡が発生する場合がある。そのた
め、電圧が低下、EVシステム警告灯が点灯し走行不能となり、最悪の場
合、電池セルおよび周辺部品の一部が溶損する。
・スクリーニング工程の不活性化工程において、衝撃値の設定が不適切で
あり、電池セル内部部品(エレメント)の一部から剥離した銅異物が発
生し、同工程中に正極に運ばれることで、使用過程で軽微な内部短絡が
発生する場合がある。そのため、電圧が低下し、EVシステム警告灯が点
灯して満充電ができない状態やフェールセーフ状態(出力を30%に制限
し、最高速度を50km/hに制限する走行状態)となる。
2.電気自動車の駆動用電池において以下の事象が発生するおそれがある。
・スクリーニング工程において、作業者が誤って電池セルを落下させ、電
池セル内部部品のエレメントが移動しエレメントのセパレータが損傷し
た状態で、移動したエレメントと集電体の隙間が減少した不良品を流出
させたため、使用過程で充電中に電池セルの内部短絡が発生する場合が
ある。そのため、電圧が低下、EVシステム警告灯が点灯し走行不能とな
り、最悪の場合、電池セルおよび周辺部品の一部が溶損する。
・スクリーニング工程の不活性化工程において、衝撃値の設定が不適切で
あり、電池セル内部部品(エレメント)の一部から剥離した銅異物が発
生し、同工程中に正極に運ばれることで、使用過程で軽微な内部短絡が
発生する場合がある。そのため、電圧が低下し、EVシステム警告灯が点
灯し走行不能となる。
改善の内容
全車両、駆動用電池モジュールASSYを良品に交換する。
なお、改善措置用部品の供給に時間を要することから、当面の暫定措置と
して、全ての使用者に不具合の内容を通知し、交換部品の準備が整うまで
の間、以下の対応を要請する。
1.外部充電及びチャージモードによる利用を控える。
2.外部充電を控える。
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■三菱自動車工業株式会社からリコールの届出
http://www.mlit.go.jp/report/press/jidosha08_hh_001339.html
車名 三菱
通称名 「アウトランダー PHEV」「アウトランダー」「デリカ」
型式 DLA-GG2W,DBA-GF7W,DBA-GF8W,LDA-CV1W,DBA-CV2W,DBA-CV5W
製作期間 平成24年8月21日〜平成25年5月9日
対象台数 9,439台
不具合部位 1.かじ取装置(電動パワーステアリング)
2.方向指示器
3.後写鏡等(直前直左確認鏡)
4.原動機
5.その他の装置
ACC:ブレーキ併用式車間距離制御機能付定速走行装置
FCM:前方障害物衝突軽減制動装置
不具合状況
1.電動パワーステアリングコントロールユニット(EPS ECU) 内部のマイ
コン電源電圧を監視する回路の素子の製造工程が不適切なため、素子が
特性不良となったものがある。そのため、電源電圧監視回路が誤作動し
インフォメーション画面に「パワーステアリングシステム点検」を表示
するとともに、EPSのアシスト機能が停止し、ハンドルの操舵力が増大
するおそれがある。
2.ETACS ECU(方向指示器、非常点滅表示灯などを制御するECU)のプログ
ラムが不適切なため、エレクトリックテールゲート作動時のハザードア
ンサーバック(非常点滅表示灯点滅による作動受付確認)が作動しない
場合があり、このとき、方向指示器レバーの操作をおこなっても方向指
示器が点灯しない。
3.工場装着のナビゲーションシステム装着車両において、ナビゲーション
のプログラムが不適切なため、カメラスイッチ操作を行ってもナビゲー
ション画面がサイドビューカメラ画像に切り替わらない場合があり、こ
のとき、直前直左の状態を確認できない。
4.発電機(ジェネレータ)及び原動機(駆動用フロントモータ)の冷却と
潤滑のためのオイルを循環させる電動オイルポンプの制御プログラムが
不適切なため、ポンプが作動不能となる場合がある。そのため、警告音
とともにメータ内のEVシステム警告灯が点灯、インフォメーション画面
にEVシステム異常と表示し、フェールセーフ状態(発電不可となり出力
制限し最高速度を50km/hに制限する走行状態)になり、バッテリー
残量の範囲での駆動用リアモータのみの走行となり、そのまま走行を続
けると走行不能になる。
5.ACC(自動で車間距離を維持して先行車に追従するシステム)及びFCM(自
動でブレーキをかけて衝突の被害を軽減するシステム)装着車両におい
て、ACC/FCMECUのプログラムが不適切なため、以下の事象が発生するお
それがある。
・ACCを使用して走行中、トンネル壁面等を先行車両と誤認識する場合が
あり、このとき、自動ブレーキが作動し、車両が減速する。
・演算処理時にエラーが発生し、ECUがリセットして通信異常が発生する
場合があり、このとき、警告音とともにメータ内のインフォメーション
画面に「ACC点検」「FCM点検」「ASC(横滑り防止システム)システム
点検」と表示し、ACC及びFCMが機能を停止する。
改善の内容
1.全車両、EPS ECUを対策品に交換する。
2.全車両、ETACS ECUのプログラムを対策品に書き換える。
なお、改善措置用部品の供給に時間を要することから、当面の暫定措置
として、全ての使用者に不具合の内容を通知し、交換部品の準備が整う
までの間、エレクトリックテールゲートを使用した際には、走行前に非
常点滅表示灯スイッチを操作して頂くことを要請する。
3.全車両、ナビゲーションのプログラムを対策品に書き換える。
4.全車両、電動オイルポンプを対策品に交換する。
5.全車両、ACC/FCM ECUプログラムを対策品に書き換える。
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■三菱自動車工業株式会社からリコールの届出
http://www.mlit.go.jp/report/press/jidosha08_hh_001338.html
車名 三菱,ニッサン
通称名 「eK」「デイズ」
型式 DBA-B11W,DBA-B21W
製作期間 平成25年4月25日〜平成25年6月1日
対象台数 1,456台
不具合部位 補助制動灯(ハイマウントストップランプ)
不具合状況
テールゲートに固定するハイマウントストップランプに塗布したすべり剤
の影響により、ハイマウントストップランプのツメ部に亀裂が発生する。
そのままの状態で使用すると、ハイマウントストップランプがテールゲー
トの取付位置からずれるおそれがある。
改善の内容
全車両、テールゲートのハイマウントストップランプ取付部を清掃し、す
べり剤塗布を廃止したハイマウントストップランプ対策品に交換する。
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■2013.6.1記載分リコール情報 |
■いすゞ自動車株式会社からリコールの届出
http://www.mlit.go.jp/report/press/jidosha08_hh_001332.html
車名 いすゞ
通称名 「フォワード」
型式 KL-FSD33T4,KL-FSD34T4,PJ-FSD34T4,PDG-FTR34T2,
LDG-FTR34T2,LKG-FTR34T2,QKG-FTR34T2,LKG-FTR90T2
製作期間 平成12年8月31日〜平成24年10月29日
対象台数 383台
不具合部位 緩衝装置(スタビリンカ)
不具合状況
空気バネ式緩衝装置を装着したトラックにおいて、後車軸と車枠を連結し
ているスタビリンカの強度が不足しているため、急旋回走行を繰り返すと
当該スタビリンカのアームに亀裂が生じることがある。そのため、そのま
ま使用を続けると、亀裂が進行し、最悪の場合、当該アーム部が折損し、
走行が不安定になるおそれがある。
改善の内容
全車両、スタビリンカを対策品に交換する。
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