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■リコール情報(各自動車メーカー) |
当メールマガジン「知ってる?クルマのあれこれ。な〜んでも情報局」
に記載したリコール情報をまとめたページです。
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■2013.12.21記載分リコール情報 |
■本田技研工業株式会社からリコールの届出
http://www.mlit.go.jp/report/press/jidosha08_hh_001506.html
車名 ホンダ
通称名 「フィット」
型式 DAA-GP5
製作期間 平成25年7月17日〜平成25年12月3日
対象台数 36,100台
不具合部位 動力伝達装置(自動変速機制御コンピュータ)
不具合状況
1.7速DCT*型自動変速機を搭載した車両において、エンジン制御ユニ
ット(ECU)のプログラムが不適切なため、低車速でアクセルをオフ
にした際、エンジンにかかるモータの充電負荷よりエンジン出力が低い
ため、エンジン回転数が低下することがある。そのため、エンジンの回
転が不安定になりエンストするおそれがある。(停止後の再起動及び走
行は可能)
2.7速DCT型自動変速機を搭載した車両において、トランスミッション
ドライバユニット(TDU)のプログラムが不適切なため、
@車両起動時にギヤチェンジ用アクチュエータの出力を監視している2
種類のIC間でクロック精度に差があり、起動準備が完了しているに
もかかわらず未完了と誤判断することがある。そのため、メータディ
スプレイのトランスミッション警告灯が点滅し、「トランスミッショ
ン点検」の表示が点灯するとともに、駐車状態から起動しなくなるお
それがある。
A車両起動時にプログラムが立ち上がる際、起動に必要な一部データを
消去してしまうことがある。そのため、パワースイッチを押しても駐
車状態から起動しなくなるおそれがある。
3.7速DCT型自動変速機を搭載した車両において、ハイドロスタティッ
ククラッチアクチュエータ(HCA)のプログラムが不適切なため、ク
ラッチの締結力を制御するピストンの移動量を検出するセンサが移動量
を誤検知することがある。そのため、HCA内部異常と判断し、メータ
ディスプレイのトランスミッション警告灯が点滅し、「トランスミッシ
ョン点検」の表示が点灯するとともに、発進や後退ができなくなるおそ
れがある。
*DCT型:デュアルクラッチトランスミッション型
改善の内容
1.全車両、エンジン制御ユニット(ECU)のプログラムを修正する。
2.全車両、トランスミッションドライバユニット(TDU)のプログラム
を修正する。
3.全車両、ハイドロスタティッククラッチアクチュエータ(HCA)のプ
ログラムを修正する。
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■ビー・エム・ダブリュー株式会社からリコールの届出
http://www.mlit.go.jp/report/press/jidosha08_hh_001504.html
車名 BMW
通称名 「320i」「320iツーリング」「320iグランツーリスモ」
「328i」「328iツーリング」「 328iグランツーリスモ」
「523i」「523iツーリング」「528i」「528iツーリング」
「X1sDrive 20i」「X1xDrive 20i」「X1xDrive 28i」
「X3xDrive 20i」「X3xDrive 28i」「Z4sDrive 20i」
型式 DBA-3B20,DBA-3X20,DBA-3A20,DBA-3X28,DBA-XG20,DBA-XL20,
DBA-XG28,DBA-XL28,DBA-VL20,DBA-VM20,DBA-WX20,DBA-LL20
製作期間 平成23年8月30日〜平成25年7月29日
対象台数 7,465台
不具合部位 制動倍力装置
不具合状況
エンジンのインテーク側カムシャフトにおいて、構成部品の設計が不適切
なものがある。そのため、制動倍力装置に供給される負圧を生成するバキ
ュームポンプへ潤滑オイルが十分に供給されず、バキュームポンプが潤滑
不良で固着して、制動倍力装置へ負圧が供給されなくなることにより、最
悪の場合、制動停止距離が長くなるおそれがある。
改善の内容
インテーク側カムシャフトが不具合品であるか及び潤滑オイルの供給状態
を点検する。
当該シャフトが不具合品であり、潤滑オイルが十分に供給されていない場
合は、当該シャフトを対策品に交換するとともにバキュームポンプを新品
に交換する。
当該シャフトが不具合品であり、潤滑オイルが十分に供給されている場合
は、当該シャフトに対策品のクランピングスリーブを装着する。
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■三菱ふそうトラック・バス株式会社からリコールの届出
http://www.mlit.go.jp/report/press/jidosha08_hh_001489.html
車名 三菱,ニッサンディーゼル
通称名 「ふそう エアロエース」「スペースアロー A」
型式 BKG-MS96JP,BKG-AS96JP
製作期間 平成19年11月21日〜平成20年9月16日
対象台数 135台
不具合部位 乗車装置(運転者席座席ベルト)
不具合状況
大型バスの運転者席において、座席ベルトの巻取り器を格納するカバーの
スリット端部の加工が不適切なものがある。そのため、そのままの状態で
使用を続けると、座席ベルトが当該スリット端部に引っ掛かり、損傷する
おそれがある。
改善の内容
全車両、運転者席座席ベルトのカバーを点検し、不良品と認められたもの
は良品のカバーに交換する。また、当該座席ベルトに損傷が認められたも
のは、新品に交換する。
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■2013.12.14記載分リコール情報 |
■日産自動車株式会社からリコールの届出
http://www.mlit.go.jp/report/press/jidosha08_hh_001495.html
車名 ニッサン、三菱、いすゞ
通称名 「アトラス」 「ふそう キャンター」 「エルフ」
型式 CBF-SQ2F24,CBF-SQ1F24,TKG-SZ2F24,SDG-SZ5F24,TKG-SZ1F24,
SDG-SZ4F24,SKG-TZ2F24,SKG-TZ3F24,TKG-BSZ2F24,
SDG-BSZ5F24,TKG-BSZ1F24,SDG-BSZ4F24,CBF-ASQ2F24,
TKG-ASZ2F24,SDG-ASZ5F24
製作期間 平成25年9月24日〜平成25年10月11日
対象台数 298台
不具合部位 電気部品(ボディ・コントロール・モジュール)
不具合状況
電装部品の作動を制御するBCM(ボディ・コントロール・モジュール)
において、回路が不適切なため、ドアロック作動時のノイズにより方向指
示器用の素子が破損し、方向指示器が点灯したままになることがある。そ
のまま点灯させておくと、最悪の場合、当該素子が発熱して焼損し、火災
に至るおそれがある。
改善の内容
全車両、当該BCMを対策品と交換する。
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■日産自動車株式会社からリコールの届出
http://www.mlit.go.jp/report/press/jidosha08_hh_001490.html
車名 ニッサン、いすゞ
通称名 「NV350 キャラバン」「コモ」
型式 CBF-VR2E26,CBF-JVR2E26
製作期間 平成24年6月13日〜平成24年12月27日
対象台数 289台
不具合部位 排気管
不具合状況
消音器の前側排気管において、フランジ溶接部の強度が不足しているもの
があるため、そのまま使用を続けると、亀裂が発生して、騒音規制値を満
足しないおそれがある。
改善の内容
全車両、当該排気管一式を対策品と交換する。
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■日産自動車株式会社からリコールの届出
http://www.mlit.go.jp/report/press/jidosha08_hh_001491.html
車名 ニッサン、三菱
通称名 「シーマ」 「ディグニティ」
型式 DAA-HGY51,DAA-BHGY51
製作期間 平成24年4月19日〜平成25年8月29日
対象台数 2,682台
不具合部位 乗降口(後席ドアロック)
不具合状況
後席ドアにおいて、アウトサイドハンドルとドアロック装置を連結するケ
ーブルの戻りが遅くなることがあるため、当該ハンドルを離して戻す操作
をした際に当該ケーブルがロック位置まで戻らないことがある。このため
ドアを閉じることができなくなり、最悪の場合、走行中にドアが開くおそ
れがある。
改善の内容
全車両、当該ドアロック一式(左右)を対策品と交換する。
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■いすゞ自動車株式会社からリコールの届出
http://www.mlit.go.jp/report/press/jidosha08_hh_001494.html
車名 いすゞ
通称名 「いすゞガーラミオ」
型式 SDG-RR7JJCJ
製作期間 平成23年8月29日〜平成25年5月28日
対象台数 290台
不具合部位 すれ違い用前照灯(すれ違い用前照灯のラベル)
不具合状況
中型バスにおいて、すれ違い用前照灯の照射光のカットオフ(照射方向を
調節する際に用いる光の明暗の区切線)の初期傾斜指定値を表示したラベ
ルを貼付しなかったため、道路運送車両法の保安基準に適合しない。
改善の内容
全車両、シリアルナンバープレート右下に当該ラベルを貼付する。
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■日野自動車株式会社からリコールの届出
http://www.mlit.go.jp/report/press/jidosha08_hh_001493.html
車名 日野
通称名 「日野メルファ」
型式 SDG-RR7JJCA,SDG-RR7JJCA改
製作期間 平成23年9月4日〜平成25年6月17日
対象台数 385台
不具合部位 すれ違い用前照灯(すれ違い用前照灯のラベル)
不具合状況
中型バスにおいて、すれ違い用前照灯の照射光のカットオフ(照射方向を
調節する際に用いる光の明暗の区切線)の初期傾斜指定値を表示したラベ
ルを貼付しなかったため、道路運送車両法の保安基準に適合しない。
改善の内容
全車両、シリアルナンバープレート右下に当該ラベルを貼付する。
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■2013.12.7記載分リコール情報 |
■アウディジャパン株式会社からリコールの届出
http://www.mlit.go.jp/report/press/jidosha08_hh_001475.html
車名 アウディ
通称名 「アウディ S8」
型式 ABA-4EBSMF
輸入期間 平成18年8月23日〜平成21年12月7日
対象台数 123台
不具合部位 ディスクローター取付ボルト(制動装置)
不具合状況
前後輪ブレーキ用セラミック製ディスクローター装着車両において、ディ
スクローターをベルハウジングに取付けるためのボルトの材質が不適切な
ため、塩分濃度が高い環境下で使用をした場合に、当該ボルトが腐食、破
断し、走行中に異音及び振動が発生する事がある。
改善の内容
全車両、当該ボルトを対策品と交換する。
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■フォルクスワーゲングループジャパン株式会社からリコールの届出
http://www.mlit.go.jp/report/press/jidosha08_hh_001476.html
車名 ベントレー
通称名 「コンチネンタルGT」「コンチネンタルGT Speed」
「コンチネンタル フライングスパーSpeed」
「コンチネンタル Super sports」
型式 ABA-BCBWR,ABA-BSBWR,ABA-BDBWR,ABA-BCCKH
輸入期間 平成18年9月1日〜 平成22年5月14日
対象台数 50台
不具合部位 ディスクローター取付ボルト(制動装置)
不具合状況
後輪ブレーキ用セラミック製ディスクローター装着車両において、ディス
クローターをベルハウジングに取付るためのボルトの材質が不適切なため
塩分濃度が高い環境下で使用した場合に、当該ボルトが腐食、破断し、走
行中に異音及び振動が発生する事がある。
改善の内容
全車両、後輪のディスクローター取付ボルトを対策品と交換する。
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■アウディジャパン株式会社からリコールの届出
http://www.mlit.go.jp/report/press/jidosha08_hh_001477.html
車名 ランボルギーニ
通称名 「ムルシエラゴ」「ムルシエラゴLP640」「レヴェントン」
「ムルシエラゴLP640」「ムルシエラゴLP670-4SV」
「ガヤルド」「ガヤルドスパイダー」「ガヤルドLP560-4」
「ガヤルドSL」「ガヤルドスパイダー」
型式 GH-BC10E,ABA-BE537,ABA-BE537A,ABA-BE538,GH-JFGE12,
ABA-GECEH,ABA-GE07L2,ABA-GE07L1
輸入期間 平成17年10月29日〜平成22年3月19日
対象台数 156台
不具合部位 ディスクローター取付けボルト(制動装置)
不具合状況
前後輪ブレーキ用セラミック製ディスクローター装着車両において、ディ
スクローターをベルハウジングに取付けるためのボルトの材質が不適切な
ため、塩分濃度が高い環境下で使用をした場合に、当該ボルトが腐食、破
断し、走行中に異音及び振動が発生する事がある。
改善の内容
全車両、ディスクローター取付けボルトを対策品と交換する。
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■ダイハツ工業株式会社からリコールの届出
http://www.mlit.go.jp/report/press/jidosha08_hh_001488.html
車名 ダイハツ,スバル
通称名 「ソニカ」「ムーヴ」「ミラ」「タント」「ムーヴコンテ」
「ミラココア」「タントエグゼ」「プレオ」「ルクラ」
型式 CBA-L405S,CBA-L415S,CBA-L175S,DBA-L175S,CBA-L185S,
DBA-L185S,CBA-L275S,DBA-L275S,CBA-L285S,DBA-L285S,
CBA-L375S,DBA-L375S,CBA-L385S,CBA-L575S,DBA-L575S,
CBA-L585S,DBA-L585S,DBA-L675S,DBA-L685S,CBA-L455S,
DBA-L455S,CBA-L465S,CBA-L275F,CBA-L285F,CBA-L455F,
CBA-L465F
製作期間 平成18年5月22日〜平成22年11月29日
対象台数 764,053台
不具合部位 1.動力伝達装置(セカンダリシャフト)
2.原動機(クランク角センサ)
不具合状況
1.CVT(無段変速機)の油圧制御プログラムが不適切なため、シフト操
作とほぼ同時にアクセルを踏み込む急な発進操作を行った場合やエンジ
ンを空吹かしする等、高回転状態からイグニッションスイッチを切る操
作を行った場合にCVT内に高油圧が発生し、セカンダリシャフトに想
定以上の負荷が加わることがある。そのため、そのような操作を繰返す
と当該シャフトが破損して、走行不能となるおそれがある。
2.エンジンのクランク角センサにおいて、内部コイルの高温時の耐久性が
不足しているため、登坂や渋滞等によってエンジンルーム内が高温にな
った状態で、全開走行等のエンジン回転数が高い運転を繰返すと、振動
で内部コイルが断線し、走行中にエンジンが停止する、あるいは、エン
ジンが始動できなくなるおそれがある。
改善の内容
1.全車両、CVT制御コンピュータの油圧制御プログラムを変更する。
2-1.全車両、クランク角センサを対策品と交換する。但し、部品の準備に
時間を要することから、部品が供給出来るまでの暫定措置として、エン
ジン制御プログラムをエンジン最高回転数を下げる仕様に書き換え、
後日クランク角センサを対策品と交換し、エンジン制御プログラムを
元の仕様に書き換える。
2-2.暫定措置が困難な車両については、全車両、クランク角センサを対
策品と交換する。
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