■リコール情報(各自動車メーカー) |
当メールマガジン「知ってる?クルマのあれこれ。な〜んでも情報局」
に記載したリコール情報をまとめたページです。
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■2014.5.31記載分リコール情報 |
■ポルシェジャパン株式会社からリコールの届出
http://www.mlit.go.jp/report/press/jidosha08_hh_001617.html
車名 ポルシェ
通称名 「911GT3」
型式 ABA-991MA175
輸入期間 平成25年12月13日〜平成26年1月21日
対象台数 44台
不具合部位 エンジン(コネクティングロッドボルト)
不具合状況
エンジンのコネクティングロッドにおいて、コネクティングロッドボルト
の表面処理及び締め付け量が不適切なため、使用過程において当該ボルト
が緩み、コネクティングロッドとロッドキャップが分離するものがある。
そのため、コネクティングロッドやロッドキャップがクランクケースを損
傷し、最悪の場合、損傷部分から漏れたエンジンオイルに引火して車両火
災に至るおそれがある。
改善の内容
全車両、対策品のコネクティングロッドボルトを組み付けたエンジンに
交換する。
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■クライスラー日本株式会社からリコールの届出
http://www.mlit.go.jp/report/press/jidosha08_hh_001616.html
車名 クライスラー,ダッジ
通称名 「ジープ・チェロキー」「ナイトロ」
型式 ABA-KK37,ABA-KA37
輸入期間 平成23年09月12日〜平成24年05月01日
対象台数 178台
不具合部位 乗員保護装置(アクティブ・ヘッドレスト)
不具合状況
乗員保護装置制御モジュールにおいて、制御プログラムが不適切なため、
過大な電気負荷がかかった場合にアクティブ・ヘッドレスト用の電子回路
が破損するものがある。そのため、追突による衝撃を受けた際に、アクテ
ィブ・ヘッドレストが作動しないおそれがある。
改善の内容
全車両、制御プログラムを書き換える、または、制御プログラムを書き換
えた乗員保護装置制御モジュールに交換する。
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■ビー・エム・ダブリュー株式会社からリコールの届出
http://www.mlit.go.jp/report/press/jidosha08_hh_001615.html
車名 BMW
通称名 「X5 xDrive 35i」「X5 xDrive 35d」「X5 xDrive 50i」
型式 DBA-KR30,LDA-KS30,LDA-KS30S,CBA-KR44
輸入期間 平成25年12月11日 〜 平成26年2月28日
対象台数 243台
不具合部位 リアドアロック
不具合状況
リアドアロック機構において、車室内からドアラッチを解除するレバーの
成形が不適切なため、チャイルドセーフティロック作動時に車室内からド
アを開けようとすると、チャイルドセーフティロックが解除されることが
ある。そのため、最悪の場合、リアドアが開くおそれがある。
(注)チャイルドセーフティロック:後席に子供を乗せた際、走行中に
子供がドアを開けて転落することを防ぐための機構
改善の内容
左右両側のリアドアロック機構の部品番号と生産時期を確認し、不具合品
の場合は、良品と交換する。
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■いすゞ自動車株式会社からリコールの届出
http://www.mlit.go.jp/report/press/jidosha08_hh_001611.html
車名 いすゞ
通称名 「ギガ」
型式 LKG-CXE77A,QKG-CXE77A,LKG-CXG77A,など計61型式
製作期間 平成22年5月27日〜平成26年2月24日
対象台数 22,677台
不具合部位 原動機 (ピストン)
不具合状況
大型トラック用エンジンにおいて、DPD(粒子状物質除去装置)再生時
のエンジン制御プログラムが不適切なため、ピストンの温度が高くなり、
ピストンに過大な負荷がかかり、亀裂が生じるものがある。そのため、そ
のまま使用を続けると亀裂が進行し、ピストンに穴が開き、エンジン出力
の低下及び白煙を排出し、最悪の場合、走行不能に至るおそれがある。
改善の内容
全車両、エンジン制御プログラムを書き換え、サーモスタット、オイルサ
ーモバルブを対策品に交換する。また、車両走行データを確認し、負荷及
びその頻度の高い車両はピストンを点検し、亀裂のあるものはエンジンを
対策品に交換する。
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■トヨタ自動車株式会社からリコールの届出
http://www.mlit.go.jp/report/press/jidosha08_hh_001614.html
車名 トヨタ
通称名 「ヴィッツ」「プレミオ」「アリオン」
型式 DBA-KSP130,DBA-NCP131,DBA-NSP130,DBA-NSP135,
DBA-NZT260,DBA-ZRT260,DBA-ZRT261,DBA-ZRT265
製作期間 平成26年3月25日〜平成26年3月31日
対象台数 1,330台
不具合部位 制動装置(油圧調整装置)
不具合状況
アンチロックブレーキシステム(ABS)の油圧調整装置において、組付
工程の設備保全が不適切なため、調圧用スプリングが組み付けられていな
いものがある。そのため、ABS作動時に調圧が遅れて、走行安定性を損
なうおそれがある。
改善の内容
全車両、ABSの油圧調整装置を良品と交換する。
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■2014.5.24記載分リコール情報(2014.5.10+2014.5.17+2014.5.24合併号) |
■いすゞ自動車株式会社からリコールの届出
http://www.mlit.go.jp/report/press/jidosha08_hh_001601.html
車名 いすゞ
通称名 「エルガミオ」
型式 SDG-LR290J1,SKG-LR290J1
製作期間 平成23年11月23日〜平成26年2月26日
対象台数 792台
不具合部位 かじ取り装置 (ドラッグリンク)
不具合状況
バスのかじ取り装置において、ドラッグリンクとタイロッドアーム固定ボ
ルトの隙間が少ないため、ハンドルを左へ最大限度まで切るとドラッグリ
ンクと当該ボルト先端部が接触するおそれがある。
改善の内容
全車両、ドラッグリンクを点検し、接触痕がある場合は塗装するとともに
タイロッドアーム固定ボルトの向きを変更する。
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■日野自動車株式会社からリコールの届出
http://www.mlit.go.jp/report/press/jidosha08_hh_001603.html
車名 日野
通称名 「日野レンジャー」
型式 LDG-FG8JKAA,LDG-FG8JMAA,LDG-FG8JPAA,LDG-FG8JPAA改,
LDG-FG8JUAA,LDG-FG8JWAA,LDG-FG8JWAA改,LDG-GK8JUAA,
LDG-GK8JUAA改,LDG-GK8JWAA,LDG-GK8JWAA改
製作期間 平成22年 7月26日〜平成25年10月17日
対象台数 511台
不具合部位 制動装置(リヤリレーバルブブラケット)
不具合状況
中型トラックにおいて、リヤブレーキ及び駐車ブレーキ用のリレーバルブ
を取り付けているブラケットの強度が不足しているため、振動により当該
ブラケットに亀裂が入るものがある。そのため、そのままの状態で使用を
続けると亀裂が進行し、ブラケットが破損することで、リレーバルブに接
続しているエアチューブが外れ、エアが漏れ、最悪の場合、制動力が低下
する、または操作をしていないにもかかわらず駐車ブレーキが作動し走行
できなくなるおそれがある。
改善の内容
全車両、当該ブラケットを対策品に交換する。
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■日野自動車株式会社からリコールの届出
http://www.mlit.go.jp/report/press/jidosha08_hh_001602.html
車名 日野
通称名 「日野レインボー2」
型式 SDG-KR290J1,SDG-KR290J1改,SKG-KR290J1,SKG-KR290J1改
製作期間 平成23年11月24日〜平成26年2月13日
対象台数 492台
不具合部位 かじ取り装置(ドラッグリンク)
不具合状況
バスのかじ取り装置において、ドラッグリンクとタイロッドアーム固定ボ
ルトの隙間が少ないため、ハンドルを左へ最大限度まで切るとドラッグリ
ンクと当該ボルト先端部が接触するおそれがある。
改善の内容
全車両、ドラッグリンクを点検し、接触痕がある場合は塗装するとともに
タイロッドアーム固定ボルトの向きを変更する。
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■桐生工業株式会社からリコールの届出
http://www.mlit.go.jp/report/press/jidosha08_hh_001609.html
車名 スバル
通称名 「インプレッサ」
型式 LA-GD2,DBA-GH2,DBA-GJ2,DBA-GJ3
製作期間 平成19年2月27日〜平成26年3月17日
対象台数 452台
不具合部位 制動装置(教習車用助手席補助ブレーキ)
不具合状況
教習車の助手席補助ブレーキにおいて、ブレーキペダルのクレビスピン抜
け防止用スナップピンの構造が不適切なため、使用条件によってはスナッ
プピンが外れる場合がある。そのため、そのままの状態で使用を続けると
クレビスピンがペダルアーム部より抜け落ち、助手席補助ブレーキが効か
なくなるおそれがある。
改善の内容
全車両、スナップピンを対策品に交換する。
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■株式会社ヤナセグローバルモーターズからリコールの届出
http://www.mlit.go.jp/report/press/jidosha08_hh_001610.html
車名 GMC
通称名 「Acadia」
型式 不明
輸入期間 平成25年5月31日
対象台数 2台
不具合部位 エアバッグ
不具合状況
運転者席及び助手席下のサイドエアバッグハーネスコネクターにおいて、
コネクターの接続が緩むため、内部端子間の接触不良や水分の浸入による
内部端子の錆が発生することがある。これにより内部端子間の接触抵抗が
増加するため、エアバッグコントロールモジュールが異常と判定して、エ
アバッグ警告灯が点灯するとともに警告メッセージを表示する。その場合
サイドエアバッグ及びシートベルトプリテンショナーが作動しなくなるた
め、事故発生時に被害が大きくなるおそれがある。
改善の内容
全車両、運転者席及び助手席下のサイドエアバッグハーネスコネクターを
廃止して端子を直接結合する。また、結合部分に防水及び緩み防止処理を
行う。 実施時期は、決定次第連絡する。
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■ゼネラルモーターズ・ジャパン株式会社からリコールの届出
http://www.mlit.go.jp/report/press/jidosha08_hh_001607.html
車名 シボレー
通称名 「HHR」
型式 不明
輸入期間 不明
対象台数 384台
不具合部位 始動装置
不具合状況
イグニッションキーシリンダー内部とイグニッションキーの摩耗が進行し
イグニッションキーが"OFF"以外の位置であっても抜くことが可能になる
ものがある。そのため、停車時のギヤ位置や駐車ブレーキの作動状態によ
っては、最悪の場合、車両が勝手に動き出し、事故を引き起こすおそれが
ある。
改善の内容
1.全車両、イグニッションキー及びイグニッションキーシリンダーを対策
品に交換する。
2.全車両、イグニッションキーを対策品に交換する。
また、改善措置を実施するまでの間の措置として、車両から降りる際に
は、ギヤ位置及び駐車ブレーキを確認する旨の注意喚起を行う。
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■UDトラックス株式会社からリコールの届出
http://www.mlit.go.jp/report/press/jidosha08_hh_001600.html
車名 ボルボ
通称名 「FH12」「FM12」「FH」「FM」
型式 不明,PJ-F2TCA1,PK-F2TCA1,PJ-F2TCA1改,PJ-F3RTF1,
PK-F3RTF1,BKG-B2TCA1,など計20型式
製作期間 平成15年2月19日〜 平成23年5月16日
対象台数 1,538台
不具合部位 動力伝達装置(自動変速機)
不具合状況
電子制御機械式自動変速機の2速-3速のギヤ・シフトフォーク、ピスト
ンロッドの強度が不足しているため、当該フォーク又はロッドに亀裂が発
生するものがある。そのため、そのままの状態で使用を続けると亀裂が進
行し、当該フォーク又はロッドが折損し、最悪の場合、走行不能に至るお
それがある。
改善の内容
1.自動変速機の2速-3速ギヤ・シフトフォークを対策品と交換する。
2.自動変速機の2速-3速ギヤ・ピストンロッドを対策品と交換する。
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■スズキ株式会社からリコールの届出
http://www.mlit.go.jp/report/press/jidosha08_hh_001599.html
車名 スズキ,マツダ
通称名 「ジムニー」「AZ-オフロード」
型式 ABA-JB23W,ABA-JB43W,ABA-JM23W
製作期間 平成24年5月7日〜平成26年3月26日
対象台数 31,744台
不具合部位 緩衝装置(ボルト)
不具合状況
前輪の緩衝装置において、ラテラルロッドとアクスルハウジングを結合す
る締結構造が不適切なため、締結ボルトが緩み、異音やハンドル振動が発
生することがある。そのため、そのまま使用を続けると、当該ボルトが脱
落し、最悪の場合、かじ取り性能が低下するおそれがある。
改善の内容
全車両、前輪の当該結合部にばね座金を追加するとともに、強度を上げた
対策ボルトに交換し、改善した規定トルクで再締め付けする。また、市場
における整備時に部品が混同されることを防止するため、後輪についても
同様の改善措置を実施する。
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■ジャガー・ランドローバー・ジャパン株式会社からリコールの届出
http://www.mlit.go.jp/report/press/jidosha08_hh_001604.html
車名 ランドローバー
通称名 「レンジローバー」
型式 ABA-LG5NA,ABA-LG5SA
製作期間 平成24年12月5日〜平成25年9月19日
輸入台数 189台
不具合部位
1.2.後写鏡等 (直前直左確認装置)3.電気装置(バッテリ)
不具合状況
1.直前直左確認装置カメラにおいて、カメラの防水シールの材質が不適切
なため、当該防水シールが早期に劣化するものがある。そのため、カメ
ラ内部に湿気が浸入し基板回路上で結露すると、最悪の場合、運転者席
において、直前直左カメラの映像がディスプレイに表示されず、障害物
を確認できないおそれがある。
2.カメラコントロールモジュールのソフトウェアにおいて、直前確認カメ
ラの映像範囲の設定が不適切なものがある。そのため、運転者席におい
て、直前カメラの映像の一部がディスプレイに表示されず、障害物を確
認できないおそれがある。
3.バッテリの固定方法が不適切なため、車両の振動などにより陽極用ケー
ブルと接続している陽極端子が損傷するおそれがある。そのため、エン
ジン始動に必要な電力が供給されなくなり、エンジン始動不能となる。
改善の内容
1.全車両、対策品の防水シールを組み込んだ直前直左確認装置カメラに交
換する。
2.全車両、カメラコントロールモジュールのソフトウェアを対策ソフトウ
ェアに変更する。
3.全車両、バッテリトレイ収納ボックスの内側にゴムバッドを装着し、
バッテリを新品に交換する。
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■2014.5.3記載分リコール情報 |
■ゼネラルモーターズ・ジャパン株式会社からリコールの届出
http://www.mlit.go.jp/report/press/jidosha08_hh_001596.html
車名 シボレー
通称名 「トラバース」
型式 不明
製作期間 不明
対象台数 計98台
不具合部位 エアバッグ
不具合状況
運転席及び助手席下のサイドエアバッグハーネスコネクターにおいて、
コネクターの接続が緩むため、内部端子間の接触不良や水分の浸入による
内部端子の錆が発生することがある。これにより内部端子間の接触抵抗が
増加するため、エアバッグコントロールモジュールが異常と判定して、
エアバッグ警告灯が点灯するとともに警告メッセージを表示する。
その場合、サイドエアバッグ及びシートベルトプリテンショナーが作動し
なくなるため、事故発生時に被害が大きくなるおそれがある。
改善の内容
全車両、運転席及び助手席下のサイドエアバッグハーネスコネクターを廃
止して端子を直接結合する。また、結合部分に防水及び緩み防止処理を行
う。実施時期は、決定次第連絡する。
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