|
■リコール情報(各自動車メーカー) |
当メールマガジン「知ってる?クルマのあれこれ。な〜んでも情報局」
に記載したリコール情報をまとめたページです。
|
■2011年記載分リコール情報 |
■ジャガー・ランドローバー・ジャパン株式会社からリコールの届出
http://www.mlit.go.jp/report/press/jidosha08_hh_000960.html
車名 ジャガー
通称名 S-TYPE 3.0 V6,S-TYPE 3.0 V6スペシャルエクィップメント,
S-TYPE 4.0 V8,
型式 GF-J01FA,GF-J01FB,GF-J01GA,GF-J01GB
輸入期間 平成11年4月23日〜平成14年2月14日
対象台数 3,702台
不具合部位 緩衝装置(フロントロアボールジョイント)
不具合状況
緩衝装置の前輪ロアアームとナックルアームを連結しているボールジョイ
ントスタッドボルトの取付けナットが、使用過程において緩みが発生する
場合がある。そのため、そのままの状態で使用を続けると、当該ナットが
緩んでナットが脱落する、もしくは、操舵時にボールジョイントのスタッ
ドボルトに応力がかかって破損し、最悪の場合、ロアアームがナックルア
ームから外れて操舵不能になるおそれがある。
改善の内容
全車両、当該ボールジョイントスタッドボルトの取付けナットの締め付け
を点検する。当該ナットが緩んでいた場合は、ロアアームとナックルアー
ムの接合面を点検し、損傷しているものはロアアーム及びナックルアーム
を交換する。接合面が損傷していない場合は、ナットを新品に交換する。
また、当該部位の締め付け状態の確認については、1年毎の定期点検項目
に追加し、項目が追加された点検整備記録簿を配布する。
|
■ジャガー・ランドローバー・ジャパン株式会社からリコールの届出
http://www.mlit.go.jp/report/press/jidosha08_hh_000961.html
車名 ジャガー
通称名 XF 3.0,XF Premium Luxury,XFR,XK クーペ,XK コンバーチブル,
XKR クーペ,XKR コンバーチブル
型式 CBA-J05FA,CBA-J05LB,CBA-J05MB,CBA-J438B,CBA-J43YB
輸入期間 平成21年9月27日〜平成22年6月4日
対象台数 284台
不具合部位 かじ取り装置 (パワーステアリング)
不具合状況
パワーステアリングの高圧ホースのパイプ部において、メッキ加工時間の
管理が不適切であったため、被膜の薄いものが取付けられている場合があ
る。そのため、そのままの状態で使用を続けると、腐食により当該パイプ
部にピンホールが発生し、パワーステアリングオイルが漏れて、操舵時に
異音が発生し、操舵力が増大する。最悪の場合、飛散したパワーステアリ
ングオイルがエンジンや排気管などの高温部にかかり発火するおそれがあ
る。
改善の内容
全車両、当該パワーステアリングホースを良品と交換する。
|
■ビー・エム・ダブリュー株式会社からリコールの届出
http://www.mlit.go.jp/report/press/jidosha08_hh_000962.html
車名 BMW
通称名 550i,550iグランツーリスモ,750i,750Li,760Li,
ActiveHybrid 7,ActiveHybrid 7L,X5 xDrive 50i,
X5 M,X6 xDrive 50i,X6 M,ActiveHybrid X6
型式 ABA-FR44,ABA-SN44,ABA-KA44,ABA-KB44,ABA-KB60,DAA-KX44,
DAA-KX44L,ABA-ZV44,ABA-ZV44S,ABA-GY44,ABA-FG44,ABA-GZ44,
AAA-FH44
輸入期間 平成20年6月10日〜平成23年2月2日
対象台数 2,009台
不具合部位 原動機冷却装置(電動補助クーラント ポンプ)
不具合状況
ターボチャージャーを冷却するための電動補助クーラントポンプの作動用
回路の設計評価が不十分であったため、そのままの状態で使用を続けると
回路基板上に金属物質が生成され、回路がショートし、プラグ接続部が焦
げ付き、最悪の場合、車両の火災に至るおそれがある。
改善の内容
全車両、電動補助クーラント ポンプを対策品と交換する。
|
■ロールスロイスモーターカーズリミテッドからリコールの届出
http://www.mlit.go.jp/report/press/jidosha08_hh_000963.html
車名 ロールスロイス
通称名 ゴースト
型式 ABA-664S
製作期間 平成22年4月8日〜平成22年10月1日
対象台数 56台
不具合部位 原動機冷却装置(電動補助クーラント ポンプ)
不具合状況
ターボチャージャーを冷却するための電動補助クーラントポンプの作動用
回路の設計評価が不十分であったため、そのままの状態で使用を続けると
回路基板上に金属物質が生成され、回路がショートし、プラグ接続部が焦
げ付き、最悪の場合、車両の火災に至るおそれがある。
改善の内容
全車両、電動補助クーラント ポンプを対策品と交換する。
|
■ニコル・レーシング・ジャパン株式会社からリコールの届出
http://www.mlit.go.jp/report/press/jidosha08_hh_000964.html
車名 BMWアルピナ
通称名 B7ビ・ターボ,B7ビ・ターボロング,B5ビ・ターボ
型式 ABA-JM10,ABA-KM10,ABA-AM10
輸入期間 平成21年6月24日〜平成22年12月21日
対象台数 24台
不具合部位 原動機冷却装置(電動補助クーラント ポンプ)
不具合状況
ターボチャージャーを冷却するための電動補助クーラントポンプの作動用
回路の設計評価が不十分であったため、そのままの状態で使用を続けると
回路基板上に金属物質が生成され、回路がショートし、プラグ接続部が焦
げ付き、最悪の場合、車両の火災に至るおそれがある。
改善の内容
全車両、電動補助クーラント ポンプを対策品と交換する。
|
■プジョー・シトロエン・ジャポン株式会社からリコールの届出
http://www.mlit.go.jp/report/press/jidosha08_hh_000952.html
車名 シトロエン
通称名 C5 SEDUCTION,C5 2.0,C5 TOURER 2.0,
C5 3.0 EXCLUSIVE,C5 TOURER 3.0 EXCLUSIVE,
型式 ABA-X75F02ABA-X7RFJ,ABA-X7XFV
輸入期間 平成21年5月11日〜平成22年3月28日
対象台数 294台
不具合部位 保安装置(フロントワイパーモーター)
不具合状況
前面ウィンドスクリーンワイパー装置において、運転席側のマスターワイ
パーモーター・ユニットに、誤った寸法の部品を組み込んだものがある。
そのため、そのままの状態で使用を続けると、ユニット内部の伝達シャフ
トが破損し、ワイパーが作動しなくなるおそれがある。
改善の内容
全車両、運転席側マスターワイパーモーター・ユニットを良品と交換する
|
■プジョー・シトロエン・ジャポン株式会社からリコールの届出
http://www.mlit.go.jp/report/press/jidosha08_hh_000953.html
車名 プジョー,シトロエン
通称名 207,207CC,207SW,C3,DS3 CHIC
型式 ABA-A75F01,ABA-A7C5F01,ABA-A7W5F01,ABA-A55F01,
ABA-A5C5F01
輸入期間 平成22年12月18日〜平成23年8月3日
対象台数 1737台
不具合部位 電気配線(バッテリー・マイナスケーブル)
不具合状況
エンジンルーム内の電気配線において、バッテリー・マイナスケーブルの
寸法が不適切なため、マイナスケーブルに過度の張力がかかっているもの
がある。そのため、そのままの状態で使用を続けると、マイナスケーブル
が破断して、エンジンが停止し、再始動できなくなり、全電気装置が作動
しなくなるおそれがある。
改善の内容
全車両、バッテリー・マイナスケーブルを適切な寸法のものと交換する。
|
■プジョー・シトロエン・ジャポン株式会社からリコールの届出
http://www.mlit.go.jp/report/press/jidosha08_hh_000954.html
車名 シトロエン
通称名 C4ピカソ
型式 ABA-B58RFJ,ABA-B58RFJP
輸入期間 平成19年3月30日〜平成19年8月2日
対象台数 258台
不具合部位 制動装置(イコライザ)
不具合状況
電動駐車ブレーキのイコライザ(駐車ブレーキの操作力を左右の車輪に均
等に振り分ける装置)において、製造上の誤差が生じているものがある。
そのため、そのままの状態で使用を続けると、車両の振動等により、ブレ
ーキケーブルを固定しているクリップが脱落し、最悪の場合、ブレーキケ
ーブルが脱落し、駐車ブレーキが片利きを起こすおそれがある。
改善の内容
全車両、ブレーキケーブル固定クリップの状態を確認し、脱落を防止する
追加クリップを装着する。ただし、固定クリップが既に脱落している場合
は、ケーブル一式を追加クリップが装着された対策品と交換する。
|
■フォルクスワーゲングループジャパン株式会社からリコールの届出
http://www.mlit.go.jp/report/press/jidosha08_hh_000945.html
車名 フォルクスワーゲン
通称名 ポロ 1.8T GTI,ポロ 1.4,ポロ 1.6,ポロ 1.8T GTI,
ポロ 1.4 / 55kw,ポロ 1.4 59kw
型式 GH-9NBJX,GH-9NBKY,GH-9NBTS,ABA-9NBJX,ABA-9NBKY,
ABA-9NBTS,ABA-9NBUD
輸入期間 平成16年8月20日〜平成21年8月3日
対象台数 50,736台
不具合部位 乗員保護装置(前後席一体型頭部エアバッグ)
不具合状況
前後席一体型頭部エアバッグ装置を装着した車両において、後部側面衝突
センサの配線組み付けが不適切なため、当該エアバッグが作動する状況に
おいて作動が遅れるおそれがある。
改善の内容
全車両、側面衝突センサの配線を正規位置に組み付け直す。
|
■ゼネラルモーターズ・ジャパン株式会社からリコールの届出
http://www.mlit.go.jp/report/press/jidosha08_hh_000927.html
車名 ハマー
通称名 H3
型式 ABA-T345F,ABA-T345E
輸入期間 平成19年11月29日〜平成21年4月1日
対象台数 703台
不具合部位 方向指示器(作動状態表示装置)
不具合状況
方向指示器において、回路設計が不適切なため、バルブ切れ検知機能が適
切に機能せず、運転席の作動状態表示装置の点滅回数が変化しない。
改善の内容
全車両、回路を修正し、追加モジュールを取り付ける。
|
■ビー・エム・ダブリュー株式会社からリコールの届出
http://www.mlit.go.jp/report/press/jidosha08_hh_000921.html
車名 BMW
通称名 640iカブリオレ,650iカブリオレ
型式 DBA-LW30,ABA-LZ44
製作期間 平成22年11月15日〜平成23年6月27日
対象台数 148台
不具合部位 歩行者頭部保護システム
不具合状況
歩行者頭部保護システムの光ファイバー回路センサーの設定値が不適切な
ため、当該自動車の前面が歩行者に衝突した際に、歩行者頭部保護システ
ムのアクティブ エンジンフードが作動しないおそれがある。
改善の内容
全車両、当該光ファイバー回路センサー ユニットを良品と交換する。
|
■メルセデス・ベンツ日本株式会社からリコールの届出
http://www.mlit.go.jp/report/press/jidosha08_hh_000920.html
車名 メルセデス・ベンツ
通称名 ML320,ML270CDI,ML55,ML430
型式 GF-163154,GH-163154,KH-163113,GF-ML55,GH-163174,
GF-163172
製作期間 平成11年10月21日〜平成15年12月18日
対象台数 3,572台
不具合部位 制動装置(ブレーキランプ・スイッチ)
不具合状況
ブレーキランプ・スイッチの内部において、耐久性が不足しているため摩
耗や使用中の温度上昇による熱変形によって、電気的な接点不良を起こす
場合がある。そのため、そのまま使用を続けると、当該スイッチが適切に
作動しなくなり、制動灯が作動しなくなり、最悪の場合、フットブレーキ
・ペダルの操作によるクルーズコントロールの解除が行われないおそれが
ある。
改善の内容
全車両、ブレーキランプ・スイッチを対策品に交換する。
|
■マセラティジャパン株式会社からリコールの届出
http://www.mlit.go.jp/report/press/jidosha08_hh_000912.html
車名 マセラティ
通称名 クアトロポルテ,クアトロポルテS,グラントゥーリズモ,
グラントゥーリズモS
型式 ABA-MQP,ABA-MQPS,ABA-MGT,ABA-MGTS
輸入期間 平成20年8月28日〜平成20年12月2日
対象台数 106台
不具合部位 緩衝装置(後輪のトーインを調整するタイロッド)
不具合状況
後輪のトーインを調整するタイロッドにおいて、不適切に製造されたもの
がある。そのため、そのままの状態で使用を続けた場合、路面状態によっ
てタイロッドが破損し、車両制御を失うおそれがある。
改善の内容
全車両、後輪の左右のタイロッドを良品と交換する。
|
■ボルボ・カーズ・ジャパン株式会社からリコールの届出
http://www.mlit.go.jp/report/press/jidosha08_hh_000881.html
車名 ボルボ
通称名 ボルボS60,ボルボV70,ボルボV60
型式 DBA-FB4164T,DBA-BB4164TW,DBA-FB4164T
輸入期間 平成22年12月3日〜平成23年5月23日
対象台数 760台
不具合部位 パワーステアリングホース(リターンパイプ)
不具合状況
油圧式パワーステアリングのリターンパイプにおいて、アッパーリターン
パイプのクイックコネクター内ロックスプリングの圧力が弱いため、接続
部よりパワーステアリングオイルが漏れる場合がある。そのままの状態で
使用を続けると、ハンドルの操作力が増大するおそれがある。
改善の内容
全車両、アッパーリターンパイプを対策品と交換する。
|
■ボルボ・カーズ・ジャパン株式会社からリコールの届出
http://www.mlit.go.jp/report/press/jidosha08_hh_000876.html
車名 ボルボ
通称名 ボルボS80
型式 CBA-AB6324
輸入期間 平成18年10月20日〜平成19年6月23日
対象台数 597台
不具合部位 パワーステアリング油圧配管
不具合状況
1.パワーステアリング油圧配管において、ホースの取り回しが不適切な
場合があり、配管内の油圧が高まることで、リターンホースが損傷する
場合がある。
2.右ハンドル仕様車において、リターンホースの耐熱処理が不十分なた
め、排気装置から熱の影響を受け、リターンホースが早期に劣化する場
合がある。
いずれの場合も、そのままの状態で使用を続けると、パワーステアリング
オイルが漏れ、ハンドルの操作力が増大するおそれがあり、最悪の場合、
漏れたパワーステアリングオイルが排気系部品に付着することにより車両
火災に至るおそれがある。
改善の内容
1.ホース取り回しを点検し、不適切な場合、「クーリングコイル」、
「フルードリザーバータンク」、「リターンホース」を新品と交換する
2.「リターンホース」を対策品と交換する。
|
■クライスラー日本株式会社からリコールの届出
http://www.mlit.go.jp/report/press/jidosha08_hh_000865.html
車名 クライスラー
通称名 ジープ・ラングラーアンリミテッド,ジープ・ラングラー
型式 ABA-JK38L,ABA-JK38S
輸入期間 平成18年12月2日〜平成22年7月30日
対象台数 3,151台
不具合部位 制動装置(ブレーキ配管)
不具合状況
左右のフロント・フェンダ内において、フェンダ・インナ・パネルの形状
が不適切なため、隣接するブレーキ配管に干渉するものがある。
そのため、そのまま使用を続けるとブレーキ配管に穴が開きブレーキ・フ
ルードが漏れ、最悪の場合、ブレーキが利かなくなるおそれがある。
改善の内容
全車両、左右インナ・フェンダ・パネルの切削加工をするとともに、ブレ
ーキ配管に損傷があるものは新品に交換する。
|
■クライスラー日本株式会社からリコールの届出
http://www.mlit.go.jp/report/press/jidosha08_hh_000868.html
車名 クライスラー
通称名 ジープ・ラングラーアンリミテッド
型式 ABA-JK38L
輸入期間 平成22年9月25日〜平成22年9月26日
対象台数 116台
不具合部位 走行装置(フロント・アクスル/リヤ・アクスル)
不具合状況
フロント・アクスルおよびリヤ・アクスルの製造工程において、腐食防止
用塗料の塗布が不適切なものがある。各部品と当該アクスルを接続するボ
ルト・ナットを厚い塗装の上から組み付けられている場合、走行時の振動
等により塗装が割れ、当該ボルト・ナットの締付トルクが低下するおそれ
がある。そのため、そのままの状態で使用を続けると、当該ボルト・ナッ
トが緩み、車体下回りから異音が発生し、最悪の場合、走行安定性が損な
われるおそれがある。
改善の内容
全車両、各接続ボルト・ナットを一旦緩めて、再度適正トルクで締付ける
|
■クライスラー日本株式会社からリコールの届出
http://www.mlit.go.jp/report/press/jidosha08_hh_000866.html
車名 ダッジ
通称名 JC
型式 ABA-JC27,型式不明
輸入期間 平成20年8月18日〜平成21年4月28日
対象台数 119台
不具合部位 乗員保護装置(サイド・エアバッグ)
不具合状況
左右フロント・ドア・ワイヤ・ハーネスのサイド・インパクト・センサ用
配線の耐久性が低いため、疲労により断線し導通不良となることがある。
そのため、そのままの状態で使用を続けると、エアバッグ警告灯が点灯し
最悪の場合、側面衝突の際にサイド・エアバッグが適切に作動しないおそ
れがある。
改善の内容
全車両、左右フロント・ドア・ワイヤ・ハーネスを対策品に交換する。
|
■フォルクスワーゲン グループ ジャパン株式会社からリコールの届出
http://www.mlit.go.jp/report/press/jidosha08_hh_000845.html
車名 ベントレー
通称名 コンチネンタルGT,コンチネンタルフライングスパー
コンチネンタルGTC
型式 ABA-BCBWR,ABA-BSBWR,ABA-BDBWR,-BCBWR-
製作期間 平成18年6月13日〜平成19年5月11日
対象台数 418台
不具合部位 排ガス対策装置(二次空気供給装置)
不具合状況
二次空気供給装置において、二次空気供給ポンプの空気吸い込み口に装着
されているエアフィルターの形状が不適切なため、エアフィルター内部に
水が溜まる場合がある。
そのため、そのまま使用を続けると、エアフィルター内部に溜まった水が
二次空気供給装置内に浸入することにより当該装置が正常に機能しなくな
り、排出ガスが保安基準に適合しなくなるおそれがある。
改善の内容
全車両、エアフィルターを対策品と交換する。二次空気供給装置で故障し
ている部品がある場合は、当該部品を新品に交換する。
|
■ボルボ・カーズ・ジャパン株式会社からリコールの届出
http://www.mlit.go.jp/report/press/jidosha08_hh_000835.html
車名 ボルボ
通称名 ボルボXC90
型式 CBA-CB6324AW,CBA-CB8444AW
製作期間 平成22年3月18日〜平成22年10月10日
対象台数 117台
不具合部位 ギヤボックス(シリンダーパイプ)
不具合状況
油圧式パワーステアリングのギヤボックスにおいて、シリンダーパイプの
形状が不適切なものを組み付けた場合があり、当該パイプに取り付けられ
ているOリングに負荷がかかり損傷する場合がある。そのため、パワース
テアリングオイルが漏れ、ハンドルの操作力が増大するおそれがある。
改善の内容
全車両、シリンダーパイプを良品と交換する。
|
■ポルシェジャパン株式会社からリコールの届出
http://www.mlit.go.jp/report/press/jidosha08_hh_000827.html
車名 ポルシェ
通称名 911GT3,911GTS,911ターボ,911ターボS,911GT3RS
型式 ABA-997M9777,ABA-997MA101S,ABA-99770K,ABA-997MA170,
ABA-997MA170S,-997M9777-
輸入期間 平成21年6月4日〜平成23年5月24日
対象台数 239台
不具合部位 走行装置(ホイールボルト)
不具合状況
センタロック式ホイールボルトにおいて、締め付けトルクの設定が不適切
なため、走行振動等によりホイールやハブが摩耗する場合がある。そのた
め、異音が発生し、最悪の場合、ハブが破損してホイールが脱落するおそ
れがある。
改善の内容
全車両、センタロック式ホイールボルトの仕様を確認し、対象となるもの
は当該ホイールボルトを対策品に交換し新しい規定トルクで締め付ける。
対象とならないものは、当該ホイールボルトの締め付けトルクを確認し、
誤ったトルクで締め付けられているものは規定トルクで締め付ける。
ホイールやハブに摩耗が認められる場合は、当該部品を新品に交換する。
また、取扱い説明書の追補版を車両に搭載する。
|
■ゼネラルモーターズ・ジャパン株式会社からリコールの届出
http://www.mlit.go.jp/report/press/jidosha08_hh_000819.html
車名 キャデラック
通称名 CTS,CTS-V
型式 ABA-X322A,ABA-X322B,ABA-X322V
輸入期間 平成20年08月18日〜平成21年12月10日
対象台数 204台
不具合部位 緩衝装置(リヤサスペンション)
不具合状況
リヤサスペンションのトーリンクにおいて、締め付けナットに潤滑用の
コーティングを施したものを使用したため、使用過程において当該ナッ
トが緩む場合がある。そのため、そのままの状態で使用を続けると、当
該ナットの緩みが拡大し、最悪の場合トーリンクが外れ、車両の走行安
定性を損なうおそれがある。
改善の内容
全車両、締め付けナットの緩み及びトーリンクの損傷等の有無を点検の
うえ以下の処置をする。
1.締め付けナットに緩みがなくトーリンクに損傷等がない場合は、
トーリンクに付着している潤滑用のコーティングを取り除き、締め
付けナットを新品に交換する。
2.締め付けナットに緩みのある場合又はトーリンクに損傷等がある場
合は、トーリンクを新品に交換する。
|
■ビー・エム・ダブリュー株式会社からリコールの届出
http://www.mlit.go.jp/report/press/jidosha08_hh_000816.html
車名 BMW
通称名 320iツーリング,325iツーリング,335iツーリング
型式 ABA-VR20,ABA-VS25,ABA-VS35
製作期間 平成20年8月20日〜平成21年8月31日
対象台数 1,573台
不具合部位 灯火装置(リアコンビネーションライト)
不具合状況
リアコンビネーションライトにおいて、当該リアコンビネーションライト
内部のクッション材の材質が不適切なため、クッション材に含まれる気化
成分が後面方向指示器用LED(発光ダイオード)の電気基板の接続部を
腐食させる場合がある。そのため、当該接続部が接触不良となり、後面方
向指示器が点灯しないおそれがある。
改善の内容
全車両、リアコンビネーションライトを対策品と交換する。
|
■ボルボ・カーズ・ジャパン株式会社からリコールの届出
http://www.mlit.go.jp/report/press/jidosha08_hh_000813.html
車名 ボルボ
通称名 XC60,C30,C70,S40,V50
型式 CBA-DB4204TXC,CBA-DB6304TXC,CBA-MB4204S,DBA-MB5254
輸入期間 平成21年12月23日〜平成23年 3月28日
対象台数 3,463台
不具合部位 洗浄液レベルセンサ
不具合状況
洗浄液容器に取り付けられている洗浄液レベルセンサにおいて、ヘッドラ
イト洗浄用ポンプにより生成される磁界の影響により、当該センサが正常
に機能しない場合がある。そのため、洗浄液の液量が低下しても警告メッ
セージが表示されず、洗浄液の液量低下を認知できないおそれがある。
改善の内容
XC60においては、ヘッドライト洗浄用ポンプの取り付け角度を変更す
る。C30、C70、S40、V50においては、磁界遮蔽用スリーブを
取り付ける。
|
■フィアットグループオートモービルズJPN株式会社からリコールの届出
http://www.mlit.go.jp/report/press/jidosha08_hh_000806.html
車名 フィアット
通称名 プントエヴォ,500,500C,アバルト500,アバルト500C
型式 ABA-199144,ABA-31212,ABA-31214,ABA-312141,ABA-312142
製作期間 平成22年01月23日 〜 平成22年10月21日
対象台数 3,489台
不具合部位 乗員保護装置 (エアバッグ・コントロール・ユニット)
不具合状況
サイドエアバッグにおいて、エアバッグ・コントロール・ユニットのプロ
グラムが不適切なため、側面衝突の際にエアバッグの展開信号を誤って認
識し、衝突した側と反対側のサイドエアバッグが展開することにより側面
衝突時の乗員保護性能が著しく損なわれるおそれがある。
改善の内容
全車両、エアバッグ・コントロール・ユニットのプログラムを書き換える。
|
■フィアット グループ オートモービルズ ジャパン株式会社からリコールの届出
http://www.mlit.go.jp/report/press/jidosha08_hh_000804.html
車名 フィアット
通称名 グランデプント,グランデプントアバルト,プントエヴォ
型式 ABA-199142,ABA-199143,ABA-199144
製作期間 平成21年11月13日〜平成22年05月09日
対象台数 135台
不具合部位 制動装置 (ABSコントロール・ユニット)
不具合状況
ABSコントロール・ユニットの配線において、当該配線の配索が不適切
なため、バッテリートレイ又はその周辺部位に挟まれているものがある。
その為、そのままの状態で使用を続けると、走行振動等により配線被膜が
はがれて短絡し、ABSが作動しないおそれがあり、最悪の場合、短絡部
位から出火して火災にいたるおそれがある。
改善の内容
全車両、ABSコントロール・ユニットの配線の配索状況を点検し、異常
のある場合は配線の損傷の有無を確認する。配線に損傷のある場合は配線
の損傷部分を交換し、配線を正しく配索し配線クリップで固定する。配線
に損傷がない場合は、配線を正しく配索し配線クリップで固定する。
|
■クライスラー日本株式会社からリコールの届出
http://www.mlit.go.jp/report/press/jidosha08_hh_000787.html
車名 クライスラー
通称名 グランド ・ボイジャー
型式 ABA-RT38
輸入期間 平成20年02月01日〜平成20年09月25日
対象台数 375台
不具合部位 エアコンシステム(排水ダクト)
不具合状況
エアコンシステムにおいて、エアコンハウジングの組付け位置が不適切な
ため、エアコンハウジングとエアコン排水ダクトとの接続部に隙間が発生
しているものがある。そのため、そのまま使用を続けると、エアコンシス
テムからの排水が車室内に漏れ、隣接するエアバッグ制御ユニットが浸水
し、内部ショートが発生することにより、最悪の場合、エアバッグが誤作
動し乗員が負傷するおそれがある。
改善の内容
全車両、エアコン排水ダクトを対策品に交換するとともに、脱落防止用ク
リップを取り付ける。
|
■クライスラー日本株式会社からリコールの届出
http://www.mlit.go.jp/report/press/jidosha08_hh_000788.html
車名 クライスラー
通称名 グランド ・ボイジャー
型式 ABA-RT38
輸入期間 平成20年02月01日〜平成21年01月26日
対象台数 459台
不具合部位 電動スライドドア(配線)
不具合状況
左右電動スライドドア用配線において、当該配線の固定が不十分なため、
電動スライドドアのロアヒンジまたは可動型配線ケースが当該配線に接触
しショートする場合がある。そのため、そのまま使用を続けると、電動ス
ライドドアのラッチ装置のモータが回り続ける等により当該装置が過熱し
最悪の場合、火災に至るおそれがある。
改善の内容
全車両、電動スライドドア用配線をバンドで固定するとともに、電動スラ
イドドアのロアヒンジに可動式配線ケースの動きを抑制するためのアダプ
タを装着する。
|
■メルセデス・ベンツ日本株式会社からリコールの届出
http://www.mlit.go.jp/report/press/jidosha08_hh_000773.html
車名 メルセデス・ベンツ
通称名 V350
型式 ABA-639350,ABA-639350C
輸入期間 平成19年11月13日〜平成22年8月21日
対象台数 2,284台
不具合部位 電気装置
不具合状況
補助冷却ファン用リレーにおいて、耐熱性能が不十分であり使用環境の条
件が重なると内部が短絡し、溶損する場合がある。そのため、そのまま使
用を続けると、当該リレーが適切に作動しなくなり、最悪の場合、当該リ
レーが過熱し火災が発生するおそれがある。
改善の内容
全車両、補助冷却ファン用リレーを対策品に交換する。
|
■ボルボ・カーズ・ジャパン株式会社からリコールの届出
http://www.mlit.go.jp/report/press/jidosha08_hh_000760.html
車名 ボルボ
通称名 XC60,S40,V50
型式 CBA-DB4204TXC,CBA-DB6304TXC,CBA-MB4204S,CBA-MB5244,
DBA-MB5254,DBA-MB5254A,CBA-MB4204S,CBA-MB5244,
DBA-MB5254,DBA-MB5254A
輸入期間 平成21年3月10日〜平成22年10月22日
対象台数 2138台
不具合部位 フロント電動調整式座席前側停止部品
不具合状況
フロント電動調節式座席のスライド機構に前側停止部品が装着されずに出
荷されているものがあり、座席の固定位置が設計より前側で固定されてし
まう場合がある。そのため、当該状態で車両が前面衝突した場合、乗員に
危害を及ぼすおそれがある。
改善の内容
全車両、フロント電動調節式座席のスライド機構に前側停止部品が装着さ
れているかを点検し、未装着車両は前側停止部品を取付ける。
|
|