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■リコール情報(各自動車メーカー) |
当メールマガジン「知ってる?クルマのあれこれ。な〜んでも情報局」
に記載したリコール情報をまとめたページです。
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■2012年記載分リコール情報 |
■メルセデス・ベンツ日本株式会社からリコールの届出
http://www.mlit.go.jp/report/press/jidosha08_hh_001214.html
車名 メルセデス・ベンツ
通称名 A170,A180
型式 DBA-169032,CBA-169032
輸入期間 平成20年8月18日〜平成24年6月23日
対象台数 3,618台
不具合部位 走行装置(ホイール・キャップ)
不具合状況
ホイール・キャップが装着されている車両において、ホイール・キャップ
の形状が不適切なため、各部位の寸法公差との組合せにより前輪のホイー
ル・キャップが自動車の車体から突出しているものがある。
改善の内容
全車両、当該ホイール・キャップを対策品に交換する。
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■UDトラックス株式会社からリコールの届出
http://www.mlit.go.jp/report/press/jidosha08_hh_001207.html
車名 ボルボ
通称名 FH
型式 ‐B2TDA1‐,-H2TDA1-,-H2TEA1-,LDG-H3RTF1,LKG-H2TDA1,
LKG-H2TEA1,QKG-H2TDA1,QKG-H2TEA1,不明
輸入期間 平成22年7月16日〜平成23年12月21日
対象台数 330台
不具合部位 ばい煙、悪臭のあるガス、有害なガス等の発散防止装置
(EGR差圧センサー)
不具合状況
大型トラックにおいて、エンジンのEGR差圧センサーの配線部の内部構
造が不適切なため、車両振動などを受けて、保護チューブ内で配線同士が
接触し、 被覆が摩耗するものがある。そのため、そのままの状態で使用
を続けると、被 覆が剥がれ、最悪の場合、センサーの配線が断線または
短絡することで、エン ジン警告灯が点灯するとともにEGRが作動しな
くなるため、排出ガス値が基 準値を超えるおそれがある。
EGR(排気ガス再循環装置):排気ガスを燃焼室に循環させることによ
り、排気ガス温度の上昇を抑え、窒素酸化物の生成を抑制するもの
改善の内容
全車両、EGR差圧センサーを対策品と交換する。
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■メルセデス・ベンツ日本株式会社からリコールの届出
http://www.mlit.go.jp/report/press/jidosha08_hh_001197.html
車名 メルセデス・ベンツ
通称名 E300ステーションワゴン,E350ステーションワゴン
E320CDIステーションワゴン,E250ステーションワゴン
E350 4MATICステーションワゴン
型式 DBA-211254C,DBA-211256C,KN-211222,ADC-211222,
DBA-211252C,DBA-211287
輸入期間 平成18年8月16日〜平成21年7月25日
対象台数 4,506台
不具合部位 緩衝装置(エアサスペンション用レベルセンサ)
不具合状況
後輪エアサス・レベルセンサにおいて、コネクティングロッドの接続部分
の構造及びボールヘッドの材質が不適切なものがあるため、接続部分が摩
耗、破損して外れてしまうことでレベルセンサが車高を正しく認識できな
くなる。これにより車高が適切に調整されず操縦安定性を低下させること
がある。また、後輪エアサスのベローズのエア圧が最高圧のまま維持され
振動等によりベローズが破損するおそれがある。
改善の内容
全車両、コネクティングロッドの接続部分の構造を確認し、不具合品が取
り付けられている場合は対策品に交換する。
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■ジャガー・ランドローバー・ジャパン株式会社からリコールの届出
http://www.mlit.go.jp/report/press/jidosha08_hh_001181.html
車名 ジャガー
通称名 X-TYPE 2.0 V6,X-TYPE 2.0 V6 エステート
型式 GH-J51YA,ABA-J51YB
輸入期間 平成14年3月19日〜平成22年3月18日
対象台数 7,014台
不具合部位 燃料装置(1.燃料ポンプ 2.燃料フィラーホース)
不具合状況
1.燃料タンクのポンプモーター配線端子において、当該端子接続部が電気
発熱と冷却の繰り返しにより緩み、接触不良となって発熱と放電が発生
する。このため、端子接続部が熱で溶けて断線することで燃料供給が止
まりエンジンが停止したり、端子接続部の周囲が熔損することにより穴
が開き、そこから燃料が漏れるほか、最悪の場合、漏れた燃料が火花に
より着火し火災に至るおそれがある。
2.燃料タンクと燃料フィラーパイプを接続する燃料フィラーホースの材質
が不適切なため、燃料によって腐食して亀裂が発生し燃料が漏れるおそ
れがある。
改善の内容
1.全車両、当該燃料ポンプをポンプモーター配線端子にはんだを追加した
対策品と交換する。
2.全車両、当該燃料フィラーホースの材質を変更し、耐腐食性を向上した
対策品と交換する。
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■プジョー・シトロエン・ジャポン株式会社からリコールの届出
http://www.mlit.go.jp/report/press/jidosha08_hh_001180.html
車名 プジョー
通称名 207,207CC,207SW
型式 ABA-A75F01,ABA-A7C5F01,ABA-A7W5F01
輸入期間 平成24年3月19日〜平成24年5月21日
対象台数 259台
不具合部位 ABS及び制動灯
不具合状況
制動灯の配線の固定が不十分なため当該配線がブレーキリンクロッドに接
触するものがある。そのままの状態で使用を続けると、最悪の場合、配線
の被覆が損傷して短絡することでABS警告灯が点灯してABSが作動しなくな
るとともに、断線した場合には制動灯が点灯しなくなる。
改善の内容
全車両、当該箇所の固定の状態を確認して固定が不十分な場合は、ハーネ
スストラップを使用して正しい固定状態に修正し、配線に損傷がある場合
は、配線の修理をする。
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■アウディジャパン株式会社からリコールの届出
http://www.mlit.go.jp/report/press/jidosha08_hh_001166.html
車名 ランボルギーニ
通称名 ガヤルド,ガヤルド・ スパイダー
型式 GH-JFGE11,GH-JFGE12
輸入期間 平成14年12月5日〜平成18年8月21日
対象台数 289台
不具合部位 パワーステアリング装置(高圧パイプ)
不具合状況
パワーステアリング装置に使用されている高圧パイプの材質が不適切なた
め、長期間使用すると水による影響、または、それに加えてパワーステア
リングオイルの油温・油圧の影響により、高圧パイプに小さな穴が開き、
パワーステアリングオイルが漏れてパワーステアリングの性能が低下する
ことがある。オイル漏れの発生場所がエンジンの排気管等の高熱部品に近
い場合、高熱部品に付着したオイルにより発煙し、最悪の場合、火災に至
るおそれがある。
改善の内容
1.車台番号2320以前の車両は当該パワーステアリング装置の高圧パイプ
とポンプを 対策品と交換し、新たにオイルクーラーを取り付ける。
2.生産時点からオイルクーラーが装備され高圧パイプの大部分及びポン
プが対策品となっている車台番号2321以降の車両は、当該パワーステア
リング装置の高圧パイプの一部を対策品と交換する。
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■クライスラー日本株式会社からリコールの届出
http://www.mlit.go.jp/report/press/jidosha08_hh_001163.html
車名 クライスラー
通称名 ジープ ・ラングラーアンリミテッド,ジープ ・ラングラー
型式 ABA-JK38L,ABA-JK38S
輸入期間 平成21年11月09日〜平成22年09月26日
対象台数 820台
不具合部位 動力伝達装置 (トランスミッション・スキッド・プレート)
不具合状況
オートマチック・トランスミッションを搭載した車両において、トランス
ミッション・スキッド・プレート(トランスミッションの下に取り付けら
れた保護部材)の形状が不適切なため、オフロード走行等でトランスミッ
ション・スキッド・プレート上に異物が過剰に蓄積する場合がある。その
ため、そのまま使用を続けると触媒コンバータの熱により、異物が発火し
最悪の場合、車両火災にいたるおそれがある。
改善の内容
全車両、トランスミッション・スキッド・プレートを対策品と交換する。
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■クライスラー日本株式会社からリコールの届出
http://www.mlit.go.jp/report/press/jidosha08_hh_001109.html
車名 クライスラー
通称名 グランドボイジャー
型式 ABA-RT38
輸入期間 平成20年02月01日〜平成20年09月25日
対象台数 375台
不具合部位 乗員保護装置(エアバック制御ユニット)
不具合状況
エアバッグ制御ユニットにおいて、エアコンシステムの排水ダクトから漏
れた水により浸水したものがある。そのため、そのまま使用を続けると内
部ショートが発生することにより、エアバッグ警告が点灯し、最悪の場合
エアバッグが誤作動するおそれがある。
改善の内容
全車両、新しいエアバッグ制御ユニットに交換する。
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■ビー・エム・ダブリュー株式会社からリコールの届出
http://www.mlit.go.jp/report/press/jidosha08_hh_001106.html
車名 BMW
通称名 BMW X5 M,BMW X6 M
型式 ABA-GY44,ABA-GZ44
製作期間 平成21年7月6日〜平成23年3月18日
対象台数 131台
不具合部位 原動機(クランクベンチレーション)
不具合状況
クランクベンチレーションにおいて、左右のベンチレーションラインをつ
なぐ接続ラインが、素材の強度不足のために損傷を受けることがある。
その場合、警告灯が点灯し、アイドリングが不安定になり、最悪の場合エ
ンジンが停止するおそれがある。
改善の内容
全車両、当該接続ラインを対策品と交換する。
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■アウディジャパン株式会社からリコールの届出
http://www.mlit.go.jp/report/press/jidosha08_hh_001098.html
車名 アウディ
通称名 A5 カブリオレ2.0 TFSI クワトロ
A5 クーペ 2.0 TFSI クワトロ
A5 スポーツバック2.0 TFSI クワトロ
型式 DBA-8FCDNF,DBA-8TCDNF,DBA-8TCDNL
輸入期間 平成23年12月6日〜平成24年5月2日
対象台数 360台
不具合部位
ばい煙、悪臭のあるガス、有害なガス等の発散防止装置(触媒コンバータ
、エンジン制御コンピュータ)
不具合状況
1.認証を取得した仕様と異なる触媒コンバータが取り付けられている。
2.A5 カブリオレ(幌型車両)においては、異なる触媒コンバータ用の
エンジン制御コンピュータプログラムになっている。
改善の内容
1.全車両、触媒コンバータを正規品と交換する。
2.A5 カブリオレの全車両、エンジン制御コンピュータのプログラムを
正規のプログラムに更新する。
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■新明和工業株式会社からリコールの届出
http://www.mlit.go.jp/report/press/jidosha08_hh_001078.html
車名 いすゞ,ボルボ,三菱,日野,ニッサンディーゼル,
UDトラックス
通称名 フォワード,ギガ,FM,ふそうファイター,ふそう,
日野レンジャー,日野プロフィア,−
型式 KL−FTR34N4,LKG−FTR34T2,ほか計127型式
製作期間 平成5年2月15日〜平成24年4月14日
対象台数 186台
不具合部位 荷役装置(テールゲートリフタ)の後部突入防止装置
不具合状況
GVW15.5トン以上の車両に対応しているテールゲートリフタ用3分割式
のアルミ製及び高床車用スチール製後部突入防止装置において、後部突入
防止装置を構成している角パイプの板厚選定が不適切なため、板厚が2.3
mmの角パイプを用いた場合、強度不足により当該パイプが座屈あるいは面
外荷重による変形を起こし、基準値以上の変位となることから道路運送車
両の保安基準を満足しない。
改善の内容
全車両、後部突入防止装置を構成している角パイプを点検し、板厚が2.3
mmのものについては下記対策を行う。
1.アルミ製後部突入防止装置については、角パイプ部に補強材を取り付け
る。
2.高床車用スチール製後部突入防止装置については、角パイプと後部突入
防止装置の接合部に補強材を取り付ける。
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■ジャガー・ランドローバー・ジャパン株式会社からリコールの届出
http://www.mlit.go.jp/report/press/jidosha08_hh_001063.html
車名 ジャガー
通称名 XF3.0,XF4.2,XF Super V8,XF Premium Luxury,XFR
型式 CBA-J05FA,CBA-J05HA,CBA-J051A,CBA-J05LB,CBA-J05MB
輸入期間 平成20年1月22日〜平成21年12月23日
対象台数 984台
不具合部位 灯火装置 (リヤランプユニット)
不具合状況
リヤランプユニットにおいて、通気用ラバーチューブに含まれる硫黄成分
が水分を含んだ温かい通気と反応し、LED電気基盤を腐食させる硫化ガ
スが発生する。そのため、LEDを使用している制動灯及び尾灯の電気基
盤が腐食し、制動灯及び尾灯が部分的に点灯しなくなるおそれがある。
改善の内容
全車両、硫黄フリーの通気用ラバーチューブと交換する。また、制動灯及
び尾灯が点灯していない場合はリヤランプユニットを対策品と交換する。
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■ビー・エム・ダブリュー株式会社からリコールの届出
http://www.mlit.go.jp/report/press/jidosha08_hh_001058.html
車名 BMW
通称名 BMW 550i,ほか 計16車種
型式 ABA-FR44,ほか 計17型式
輸入期間 平成23年4月4日 〜 平成23年6月20日
対象台数 223台
不具合部位 原動機冷却装置(電動補助クーラント ポンプ)
不具合状況
ターボチャージャーを冷却するための電動補助クーラントポンプにおいて
ハウジングの製造工程が不適切であったため、ハウジングに亀裂が生じる
ことがある。その場合、亀裂からクーラントや湿気が浸入することにより
回路がショートし、プラグ接続部が焦げ付き、最悪の場合、車両の火災に
至るおそれがある。
改善の内容
全車両、電動補助クーラント ポンプを良品と交換する。
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■ロールス-ロイス モーターカーズ リミテッドからリコールの届出
http://www.mlit.go.jp/report/press/jidosha08_hh_001054.html
車名 ロールス-ロイス
通称名 ゴースト
型式 ABA-664S
輸入期間 平成23年4月7日〜平成23年6月2日
対象台数 3台
不具合部位 原動機冷却装置(電動補助クーラントポンプ)
不具合状況
ターボチャージャーを冷却するための電動補助クーラントポンプにおいて
ハウジングの製造工程が不適切であったため、ハウジングに亀裂が生じる
ことがある。その場合、亀裂からクーラントや湿気が浸入することにより
回路がショートし、プラグ接続部が焦げ付き、最悪の場合、車両の火災に
至るおそれがある。
改善の内容
全車両、電動補助クーラントポンプを良品と交換する。
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■ニコル・レーシング・ジャパン株式会社からリコールの届出
http://www.mlit.go.jp/report/press/jidosha08_hh_001055.html
車名 BMWアルピナ
通称名 B5ビ・ターボ
型式 ABA-AM10
輸入期間 平成23年7月12日〜平成23年8月17日
対象台数 4台
不具合部位 原動機冷却装置(電動補助クーラント ポンプ)
不具合状況
ターボチャージャーを冷却するための電動補助クーラントポンプにおいて
ハウジングの製造工程が不適切であったため、ハウジングに亀裂が生じる
ことがある。その場合、亀裂からクーラントや湿気が浸入することにより
回路がショートし、プラグ接続部が焦げ付き、最悪の場合、車両の火災に
至るおそれがある。
改善の内容
全車両、電動補助クーラントポンプを交換する。
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■ルノー・ジャポン株式会社からリコールの届出
http://www.mlit.go.jp/report/press/jidosha08_hh_001049.html
車名 ルノー
通称名 メガーヌ
型式 ABA-DZF4R
製作期間 平成23年6月10日〜平成23年9月28日
対象台数 146台
不具合部位 原動機(ワイヤーハーネス)
不具合状況
エンジンルーム内のワイヤーハーネスにおいて、保護カバーを取り付け忘
れたため、使用過程における車両の振動により、当該ワイヤーハーネスが
エンジン吊り上げ用のフックと擦れ、ワイヤーハーネスの被覆が剥がれる
場合がある。そのため、そのままの状態で使用を続けると、被覆が剥がれ
た電線がエンジン吊り上げ用のフックと接触し回路がショートし、警告灯
が点灯し、故障時作動抑制モードになりエンジンの最高回転数および最高
速度が制限されるとともに、排出ガスが保安基準に適合しなくなるおそれ
がある。
改善の内容
全車両、当該ワイヤーハーネスの状態を確認し、被覆が剥がれている場合
は損傷箇所を修理し、被膜剥がれを防止する保護カバーを装着する。被覆
が剥がれていない場合は被覆剥がれを防止する保護カバーを取り付ける。
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■BMW株式会社からリコールの届出
http://www.mlit.go.jp/report/press/jidosha08_hh_001047.html
車名 BMW
通称名 525i,530i,540i,545i,550i,525iツーリング,530iツーリング,
530Xiツーリング,550iツーリング,630i,645Ci,
645Ciカブリオレ,650i,650iカブリオレ,M5,M6,M6カブリオレ
型式 GH-NA25,ABA-NE25,ABA-NU25,GH-NA30,ABA-NE30,ABA-NU30,
ABA-NB40,ABA-NW40,GH-NB44,ABA-NB48,ABA-NW48,GH-NG25,
ABA-NL25,ABA-PU25,ABA-NL30,ABA-PU30,ABA-PV30,ABA-NH48,
ABA-PW48,ABA-EH30,GH-EH44,GH-EK44,ABA-EH48,ABA-EK48,
ABA-NB50,ABA-EH50,ABA-EK50
製作期間 平成15年3月18日〜平成22年4月8日
対象台数 49,852台
不具合部位 電源給システム(バッテリー ケーブル カバー)
不具合状況
トランクルームのフロアパネル下にあるバッテリープラスケーブルの絶縁
固定体において、プラスチックロックの挿入が適切ではなかったため、振
動等の影響により、絶縁固定体の車体への固定が緩むおそれがある。
その場合、接触不良または絶縁不良により電装系システムに十分な電力が
供給されず、エンジンが停止し再始動できなくなる可能性がある。また、
接点間での放電によりバッテリープラスケーブルが熱を持ちトランクルー
ムのフロアパネルが焦げることがあり、最悪の場合、車両の火災に至るお
それがある。
改善の内容
全車両、当該絶縁固定体の取り付けを点検し、必要な場合は適切に取り付
けし直す。
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■ニコル・レーシング・ジャパン株式会社からリコールの届出
http://www.mlit.go.jp/report/press/jidosha08_hh_001048.html
車名 BMW アルピナ
通称名 B5,B5S,B5ツーリング,B5Sツーリング,B6クーペ,B6カブリオ,
B6Sクーペ,B6Sカブリオ
型式 ABA-RH12,ABA-XH12,ABA-SH12,ABA-YH12,ABA-VH12,
ABA-WH12,ABA-6H1S
製作期間 平成17年8月4日〜平成22年10月13日
対象台数 221台
不具合部位 電源供給システム(バッテリー ケーブル カバー)
不具合状況
トランクルームのフロアパネル下にあるバッテリープラスケーブルの絶縁
固定体において、プラスチックロックの挿入が適切ではなかったため、振
動等の影響により、絶縁固定体の車体への固定が緩むおそれがある。その
場合、接触不良または絶縁不良により電装系システムに十分な電力が供給
されず、エンジンが停止し再始動できなくなる可能性がある。また、接点
間での放電によりバッテリープラスケーブルが熱を持ちトランクルームの
フロアパネルが焦げることがあり、最悪の場合、車両の火災に至るおそれ
がある。
改善の内容
全車両、当該絶縁固定体の取り付けを点検し、必要な場合は適切に取り付
けし直す。
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■ボルボ・カーズ・ジャパン株式会社からリコールの届出
http://www.mlit.go.jp/report/press/jidosha08_hh_001039.html
車名 ボルボ
通称名 S80,S60,V70,XC70,V60,XC60
型式 CBA-AB6304T,CBA-FB6304T,DBA-FB4164T,CBA-BB4204TW,
CBA-BB6304TW,DBA-BB4164TW,CBA-BB6304TXC,CBA-FB6304T,
DBA-FB4164T,CBA-DB4204TXC,CBA-DB6304TXC
製作期間 平成23年6月27日〜平成24年3月17日
対象台数 3,925台
不具合部位 乗員保護装置(前席部座席下部配線)
不具合状況
フロントシートの座席下部の配線の取り回しが不適切なため、当該シート
を前後に移動操作した際に、床面に取り付けてあるオーディオアンプ等に
接触し配線に負荷がかかり、接続不良を起こし、メーター内の乗員保護装
置(SRS)警告灯が点灯し、衝突時にフロント及びサイドのエアバックが
作動しないおそれがある。
改善の内容
全車両、フロントシート・ハーネスを点検し、該当する場合、ハーネスの
取り回しを修正し固定する。
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■プジョー・シトロエン・ジャポン株式会社からリコールの届出
http://www.mlit.go.jp/report/press/jidosha08_hh_001033.html
車名 シトロエン
通称名 C4
型式 ABA-B5RFK,GH-B5NFU,GH-B5RFK
輸入期間 平成16年11月22日〜平成18年10月13日
対象台数 281台
不具合部位 電気配線(テールゲートハーネス)
不具合状況
電気配線のテールゲートハーネスにおいて、テールゲート開閉時にテール
ゲートハーネスの保護の役目をするガイドが装着されていないため、その
ままの状態で使用を続けると、テールゲートの開閉によりテールゲートハ
ーネスに負荷がかかり、配線が断線し、ハイマウントストップランプ、リ
アワイパー、テールゲートロックが作動しなくなるおそれがある。
改善の内容
全車両、テールゲートハーネスを点検し、ガイドが装着されていない場合
はガイドが装着されたテールゲートハーネスと交換する。
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■ジャガー・ランドローバー・ジャパン株式会社からリコールの届出
http://www.mlit.go.jp/report/press/jidosha08_hh_001020.html
車名 ランドローバー
通称名 ディスカバリー4,レンジローバースポーツ 5.0 V8,
レンジローバースポーツスーパーチャージド,
レンジローバーヴォーグ 5.0 V8,
レンジローバーヴォーグスーパーチャージド
型式 ABA-LA5N,ABA-LS5N,ABA-LS5S,ABA-LM5N,ABA-LM5S
輸入期間 平成21年8月3日〜平成23年4月22日
対象台数 847台
不具合部位 視野確保装置 (直前直左確認装置)
不具合状況
直前直左カメラと画像表示装置を接続している信号伝送ケーブルにおいて
使用中の熱の影響によって伸縮する他のケーブルから圧力を受けて、当該
ケーブルの内部構造が歪められ、外部からのノイズの影響を受け、当該カ
メラの映像が歪む、または表示しなくなるおそれがある。
改善の内容
全車両、当該カメラと画像表示装置の間に信号ノイズ除去フィルターを取
り付ける。
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■ポルシェジャパン株式会社からリコールの届出
http://www.mlit.go.jp/report/press/jidosha08_hh_001018.html
車名 ポルシェ
通称名 カイエン,カイエンS,カイエンターボ,カイエンSハイブリッド
型式 ABA-92AM5502,ABA-92AM5502A,ABA-92AM48,ABA-92AM48A,
DAA-92ACGE,DAA-92ACGEA
輸入期間 平成22年5月22日〜平成24年2月10日
対象台数 1901台
不具合部位 灯火装置(ヘッドライト)
不具合状況
スライド脱着式のヘッドライトにおいて、ヘッドライト固定構造が不適切
なため、固定状態が確認しにくく、完全に固定されていない状態で使用を
続けると、ヘッドライトが脱落するおそれがある。
改善の内容
全車両、ヘッドライト下面ロックプレート、固定金具サポートを対策品に
交換し、追加の固定用ばねを装着する。また、取扱説明書について、追補
版を配布する。
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■マセラティジャパン株式会社からリコールの届出
http://www.mlit.go.jp/report/press/jidosha08_hh_001013.html
車名 マセラティ
通称名 グラントゥーリズモ,グラントゥーリズモS,
グラントゥーリズモSオートマチック,グランカブリオ
型式 ABA-MGT,ABA-MGTS,ABA-MGTA,ABA-MGC
輸入期間 平成20年1月6日〜平成22年4月26日
対象台数 288台
不具合部位 灯火装置(尾灯)
不具合状況
灯火装置の尾灯内部のプリント基板において、基板同士を接続しているブ
リッジ線の長さ及びはんだの量が不適切なため、使用過程による車両振動
等によって、はんだが剥がれ、接触不良となり、尾灯が点灯しなくなるお
それがある。
改善の内容
全車両、左右最外側の後部灯火装置の製造日を確認し、対象の場合は、当
該部品を良品と交換する。
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■日産トレーデイング株式会社からリコールの届出
http://www.mlit.go.jp/report/press/jidosha08_hh_001007.html
車名 ルノー
通称名 カングー
型式 ABA-KWK4M,ABA-KWK4MG
製作期間 平成21年3月27日〜平成22年7月8日
対象台数 520台
不具合部位 デフロスタ(エアコンユニット)
不具合状況
エアコンの温風と冷風の混合量調整板を作動させるモーターとその調整板
との嵌合部において、調整板側の材質が不適切なため強度が不足している
ものがある。そのため、そのままの状態で使用を続けると、当該嵌合部が
損傷し、モーターが空転して、エアコンの温度調節が出来なくなり、最悪
の場合、デフロスタの性能が低下し保安基準に適合しないおそれがある。
改善の内容
全車両、当該嵌合部を点検し、損傷している場合は、エアコンユニットを
対策品と交換する。損傷していない場合は、調整板側に補強具を取り付け
補強具の形状に合わせたモーターに交換する。
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■日産トレーデイング株式会社からリコールの届出
http://www.mlit.go.jp/report/press/jidosha08_hh_001008.html
車名 ルノー
通称名 カングー
型式 ABA-KWK4M
製作期間 平成21年3月17日〜平成22年3月1日
対象台数 929台
不具合部位 座席ベルト(取り付けボルト)
不具合状況
前席左右両側の座席ベルトの取り付けボルトにおいて、製造時に緩み防止
剤が塗布されていなかった為、使用過程において当該ボルトに緩みが発生
し、最悪の場合、衝突時等に座席ベルトが乗員を拘束できないおそれがあ
る。
改善の内容
全車両、当該ボルトを緩み防止剤が塗布されたボルトと交換する。
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■ジャガー・ランドローバー・ジャパン株式会社からリコールの届出
http://www.mlit.go.jp/report/press/jidosha08_hh_001004.html
車名 ジャガー
通称名 XF 3.0,XF 4.2,XF Super V8
型式 CBA-J05FA,CBA-J05HA,CBA-J051A
輸入期間 平成20年1月22日〜平成20年11月10日
対象台数 576台
不具合部位 動力伝達装置 (トランスミッションギヤセレクター)
不具合状況
自動変速機のロータリースイッチ式トランスミッションギヤセレクターに
おいて、セレクターロック回路の設計が不適切なため、使用中の熱により
抵抗器のはんだ部分に割れが発生し、トランスミッション警告が点灯し、
ギヤセレクターが動かなくなるおそれがある。
改善の内容
全車両、トランスミッションギヤセレクターを対策品に交換する。
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■ビー・エム・ダブリュー株式会社からリコールの届出
http://www.mlit.go.jp/report/press/jidosha08_hh_000989.html
車名 BMW
通称名 MINI Cooper S,MINI Clubman CooperS,
MINI CooperS Clubman,MINI CooperS コンバーチブル,
MINI CooperS JCW,MINI JCW Clubman,
MINI JCW コンバーチブル,MINI クーパーS クロスオーバー,
MINI クーパーS クロスオーバーA4
型式 ABA-MF16S,DBA-SV16,ABA-MM16,DBA-ZG16,ABA-MS16,
DBA-ZP16,ABA-MFJCW,ABA-MMJCW,ABA-MSJCW,DBA-ZC16,
CBA-ZC16A
製作期間 平成18年11月18日〜平成23年1月18日
対象台数 15,933台
不具合部位 原動機冷却装置(電動補助クーラント ポンプ)
不具合状況
ターボチャージャーを冷却するための電動補助クーラントポンプの作動用
回路の設計評価が不十分であったため、そのままの状態で使用を続けると
回路基板上に金属物質が生成され、回路がショートし、プラグ接続部が焦
げ付き、最悪の場合、車両の火災に至るおそれがある。
改善の内容
全車両、電動補助クーラント ポンプを対策品と交換する。
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■ゼネラルモーターズ・ジャパン株式会社からリコールの届出
http://www.mlit.go.jp/report/press/jidosha08_hh_000990.html
車名 キャデラック
通称名 SRX
型式 ABA-T166C
輸入期間 平成22年7月16日〜平成23年8月23日
対象台数 111台
不具合部位 動力伝達装置(トランスミッションシフトケーブル)
不具合状況
自動変速機のトランスミッションシフトケーブルにおいて、車両製造時に
不適切な取り廻し及び取り付けを行ったものがある。そのため、そのまま
の状態で使用を続けると、当該ケーブルが固定ブラケットから外れ、シフ
トレバーを操作しても変速できず、表示と異なるギヤに固定されるおそれ
がある。
改善の内容
全車両、当該ケーブルの取り廻し及び取り付け状態を確認し、必要に応じ
て修正を行う。
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■メルセデス・ベンツ日本株式会社からリコールの届出
http://www.mlit.go.jp/report/press/jidosha08_hh_000987.html
車名 メルセデス・ベンツ
通称名 E350 BlueTEC,
E350 BlueTECステーションワゴン,
ML350 BlueTEC 4MATIC
型式 LDA-212024C,LDA-212224C,FDA-164125
製作期間 平成22年9月2日〜平成23年7月6日
対象台数 1,040台
不具合部位 燃料装置(燃料フィルタ)
不具合状況
燃料フィルタのシールリングにおいて、製造時の材料配合と成型が不適切
なものがあり、圧力保持性能が不足しているものがある。そのため、その
ままの状態で使用を続けると、当該シールリングから燃料が漏れ、燃料圧
によって燃料フィルタ上部の樹脂カバーが破損し、燃料が流出するおそれ
がある。
改善の内容
全車両、燃料フィルタの上面に添付されているラベルを確認し、対象とな
るものは燃料フィルタを良品に交換する。
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■ジャガー・ランドローバー・ジャパン株式会社からリコールの届出
http://www.mlit.go.jp/report/press/jidosha08_hh_000988.html
車名 ジャガー
通称名 X-TYPE2.0V6,X-TYPE2.0V6エステート,X-TYPE2.0V6,
X-TYPE2.5V6,X-TYPE2.5V6SE,X-TYPE2.5V6スポーツ,
X-TYPE2,5V6SEエステート,X-TYPE3.0V6SE,X-TYPE3.0V6SE,
X-TYPE3.0V6スポーツ,X-TYPE3.0V6ソブリン,S-TYPE2.5V6,
S-TYPE3.0V6,S-TYPE4.2V8,S-TYPER
型式 GH-J51YA,ABA-J51YB,GH-J51XA,ABA-J51XB,GH-J51WA,
ABA-J51WB,GH-J01JC,GH-J01FC,CBA-J01FD,GH-J01HC,
CBA-J01HD,GH-J011C,CBA-J011D
製作期間 平成13年6月25日〜平成20年2月12日
対象台数 16,947台
不具合部位 灯火装置 (前照灯)
不具合状況
前照灯内部反射鏡の樹脂製光軸調整支持棒の成形工程において、材料の乾
燥が不十分なものがあり、樹脂内部に水分が残留し、強度が不足している
ものがある。そのため、そのままの状態で使用を続けると、走行振動等に
より光軸調整支持棒が折損し、前照灯の光軸が下向きになり、光軸調整が
できなくなるおそれがある。
改善の内容
全車両、当該前照灯アセンブリを良品と交換する。
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