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■リコール情報(各自動車メーカー) |
当メールマガジン「知ってる?クルマのあれこれ。な〜んでも情報局」
に記載したリコール情報をまとめたページです。
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■2014年記載分リコール情報 |
■UDトラックス株式会社からリコールの届出
http://www.mlit.go.jp/report/press/jidosha08_hh_001801.html
車名 UDトラックス,日野,いすゞ
通称名 「クオン」「コンドル」「 - 」
型式 QKG-CG5YA,QKG-CG5YE,QDG-CG5ZA,QKG-CG5ZA,QKG-CG5ZA改,
など22型式
製作期間 平成26年3月6日〜 平成26年5月21日
対象台数 713台
不具合部位 動力伝達装置(プロペラシャフト)
不具合状況
後輪2軸駆動トラックにおいて、後前軸と後後軸間のプロペラシャフトス
プラインヨークを製造する際、熱処理後の検査が不適切なため、スプライ
ンヨークのスリーブ部に亀裂が生じているものがある。そのため、そのま
まの状態で使用を続けると、スリーブ部の亀裂が進行し、最悪の場合、
プロペラシャフトが破損・脱落して、走行不能になるおそれがある。
改善の内容
全車両、当該プロペラシャフトを良品と交換する。
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■日野自動車株式会社からリコールの届出
http://www.mlit.go.jp/report/press/jidosha08_hh_001775.html
車名 日野
通称名 「プロフィア」「-」
型式 LKG-FH1ATAA改,QKG-FH1ATAA,QKG-FH1AVAA,QKG-FH1AVAA,
LKG-FN1AWAA,LKG-FN1AWAG,QKG-FN1AWAA,QKG-FN1AWAG,
など、計101型式
製作期間 平成23年9月28日〜平成26年4月2日
対象台数 6,196台
不具合部位 原動機
不具合状況
大型トラックにおいて、エンジン制御プログラムと排気ガス再循環(EG
R)バルブの設定が不適切なため、DPR(排出ガス浄化装置)の手動再
生が頻繁に中断された場合に、ポスト噴射による燃料がEGRクーラに廻
り込み、カーボンデポジットが生成されて吸気バルブに付着し、そのまま
の状態で長時間駐車されるとカーボンデポジットの粘度が増加することが
ある。そのため、エンジン始動した際、吸気バルブが摺動不良となり、最
悪の場合、バルブが折損し、異音が発生するとともにエンジンが停止する
おそれがある。
改善の内容
全車両、エンジン制御プログラムを書き換えるとともに、EGRバルブを
対策品に交換する。また、ヘッドカバーステーを形状変更品に交換する。
更に、部品交換作業後の点検で吸気バルブから異音がしている場合は、
シリンダヘッド一式を交換する。
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■日野自動車株式会社からリコールの届出
http://www.mlit.go.jp/report/press/jidosha08_hh_001706.html
車名 日野,トヨタ
通称名 「デュトロ」「ダイナ200」など7車種
型式 SJG-XKC605M,など216型式
製作期間 平成23年2月3日〜平成26年6月24日
対象台数 67,652台
不具合部位 @燃料装置(燃料フィルタ)
A動力伝達装置(センターベアリング固定金具)
不具合状況
@ディーゼル車の燃料装置において、原動機に取り付けられている燃料フ
ィルタの強度が不足しているため、頻繁に原動機の始動、停止を行うと
燃料圧力の変動により燃料フィルタのケースに亀裂が入るものがある。
そのため、そのままの状態で使用を続けると、亀裂が進行してフィルタ
ケースが破損して、最悪の場合、燃料が漏れるおそれがある。
A動力伝達装置において、センターベアリング固定金具をフレームに固定
するボルトの締め付けトルク並びに締め付け作業が不適切なため、走行
中の振動等により、ボルトが緩むものがある。そのため、そのままの状
態で使用を続けると、緩みが進行して、最悪の場合、固定金具がフレー
ムから外れてプロペラシャフトが脱落して走行不能となるおそれがある
改善の内容
@全車両、当該燃料フィルタを対策品に交換する。
A全車両、当該ボルトとナットを対策品に交換し、適正トルクで締め付け
る。
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■日野自動車株式会社からリコールの届出
http://www.mlit.go.jp/report/press/jidosha08_hh_001695.html
車名 日野
通称名 「レインボー」など6車種
型式 BDG-HR7JPBEなど36型式
製作期間 平成20年10月20日〜平成26年6月6日
対象台数 779台
不具合部位 乗降口(後扉)
不具合状況
音声合成式扉開閉予告装置を装着した路線バスにおいて、当該装置の制御
プログラムが不適切なため、乗降時に運転者が後扉スイッチを「開」にし
た際、扉が開くことを知らせる警報が作動しないおそれがある。
改善の内容
全車両、音声合成式扉開閉予告装置の制御プログラムを対策品に交換する
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■日野自動車株式会社からリコールの届出
http://www.mlit.go.jp/report/press/jidosha08_hh_001671.html
車名 日野,いすゞ
通称名 「日野レンジャー」「日野レインボー」「日野メルファ」
「日野セレガ」「エルガJ」
型式 PB-FC6JCFA,ADG-FC6JCWA,BDG-FC6JCWA,など計295型式
製作期間 平成15年11月13日〜平成19年8月3日
対象台数 計23,271台
不具合部位 原動機(ピストン)
不具合状況
原動機のピストンにおいて、製造工程ならびにピストン製造時に鋳込んで
いるピストン冷却用の部品(耐摩環)の形状が不適切なため、ピストン内
部に剥離が生じ、亀裂が進展するものがある。そのため、そのまま使用を
続けると最悪の場合、エンジンが破損し、走行不能となるおそれがある。
改善の内容
全車両、原動機を点検し、ピストンが損傷しているものは対策品と交換す
る。ただし、走行距離が5万km以下の車両は、全ピストンを対策品と交換
する。
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■日野株式会社からリコールの届出
http://www.mlit.go.jp/report/press/jidosha08_hh_001670.html
車名 日野
通称名 「日野ブルーリボン2」
型式 LDG-KV234L3,LDG-KV234L3改,LKG-KV234L3,など計29型式
製作期間 平成22年8月23日〜平成25年10月29日
対象台数 計1,028台
不具合部位 排気管
不具合状況
路線バスにおいて、排気管溶接部の強度が不足しているため、エンジン回
転により排気管が共振して過大な応力が発生し、溶接部に亀裂が生じるこ
とがある。そのため、そのまま使用を続けると亀裂が進行し、最悪の場合
排気ガスが漏れるおそれがある。
改善の内容
全車両、排気管および関連部品を対策品に交換する。
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■日野自動車株式会社からリコールの届出
http://www.mlit.go.jp/report/press/jidosha08_hh_001627.html
車名 日野
通称名 「プロフィア」
型式 LKG-FN1AWAA,LKG-FN1AWAG,QKG-FN1AWAA,など計81型式
製作期間 平成22年6月21日〜平成25年11月12日
対象台数 計9,309台
不具合部位 動力伝達装置(変速機ECU)
不具合状況
大型トラックの12段機械式自動変速機において、制御プログラムが不適
切なため、ギヤのセレクト位置を検出できないことがある。
そのため、ギヤが誤った位置に自動変速され、最悪の場合、運転者が後退
位置に操作しているにもかかわらず、車両が前進するおそれがある。
改善の内容
全車両、自動変速機の制御プログラムを対策したプログラムに書き換える
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■日野自動車株式会社からリコールの届出
http://www.mlit.go.jp/report/press/jidosha08_hh_001603.html
車名 日野
通称名 「日野レンジャー」
型式 LDG-FG8JKAA,LDG-FG8JMAA,LDG-FG8JPAA,LDG-FG8JPAA改,
LDG-FG8JUAA,LDG-FG8JWAA,LDG-FG8JWAA改,LDG-GK8JUAA,
LDG-GK8JUAA改,LDG-GK8JWAA,LDG-GK8JWAA改
製作期間 平成22年 7月26日〜平成25年10月17日
対象台数 511台
不具合部位 制動装置(リヤリレーバルブブラケット)
不具合状況
中型トラックにおいて、リヤブレーキ及び駐車ブレーキ用のリレーバルブ
を取り付けているブラケットの強度が不足しているため、振動により当該
ブラケットに亀裂が入るものがある。そのため、そのままの状態で使用を
続けると亀裂が進行し、ブラケットが破損することで、リレーバルブに接
続しているエアチューブが外れ、エアが漏れ、最悪の場合、制動力が低下
する、または操作をしていないにもかかわらず駐車ブレーキが作動し走行
できなくなるおそれがある。
改善の内容
全車両、当該ブラケットを対策品に交換する。
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■日野自動車株式会社からリコールの届出
http://www.mlit.go.jp/report/press/jidosha08_hh_001602.html
車名 日野
通称名 「日野レインボー2」
型式 SDG-KR290J1,SDG-KR290J1改,SKG-KR290J1,SKG-KR290J1改
製作期間 平成23年11月24日〜平成26年2月13日
対象台数 492台
不具合部位 かじ取り装置(ドラッグリンク)
不具合状況
バスのかじ取り装置において、ドラッグリンクとタイロッドアーム固定ボ
ルトの隙間が少ないため、ハンドルを左へ最大限度まで切るとドラッグリ
ンクと当該ボルト先端部が接触するおそれがある。
改善の内容
全車両、ドラッグリンクを点検し、接触痕がある場合は塗装するとともに
タイロッドアーム固定ボルトの向きを変更する。
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■日野自動車株式会社からリコールの届出
http://www.mlit.go.jp/report/press/jidosha08_hh_001579.html
車名 日野
通称名 「ブルーリボン2」
型式 PDG-KV234L2など計17型式
製作期間 平成21年4月16日〜平成26年1月15日
対象台数 322台
不具合部位 動力伝達装置(トランスミッション制御ユニット)
不具合状況
自動変速機を搭載した路線バスにおいて、自動変速機を制御するユニット
の温度に対する耐久性が不足しているため、ユニット内部の素子を固定し
ているハンダに亀裂が生じるものがある。そのため、そのままの状態で使
用を続けると亀裂が進行し、絶縁状態となり、変速不良をおこし、最悪の
場合、低速時においてタイヤがロックしたり、エンジンが再始動不能とな
るおそれがある。
改善の内容
全車両、トランスミッション制御ユニットを対策品に交換する。
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■日野自動車株式会社からリコールの届出
http://www.mlit.go.jp/report/press/jidosha08_hh_001558.html
車名 日野
通称名 「日野プロフィア」
型式 LKG-FR1AKAA,QKG-FR1AKAA,LKG-FS1AKAA,QKG-FS1AKAA,
LDG-FS1APBA,LKG-FS1APBA,QKG-FS1APBA,LDG-FS1EKAA,
LKG-FS1EKAA,QKG-FS1EKAA,LDG-FS1EPBA,LKG-FS1EPBA,
LKG-FS1EPBA改,QKG-FS1EPBA,QKG-FS1EPBA改
製作期間 平成22年6月9日〜平成25年7月12日
対象台数 3,743台
不具合部位 制動装置(ABSコントロールバルブブラケット)
不具合状況
前軸にスプリングブレーキチャンバを装着した大型トラックにおいて、
ABSコントロールバルブのブラケットの形状が不適切なため、前軸右輪
のスプリングブレーキチャンバーとABSコントロールバルブのカバーの
間隙が少ない。そのため、積車状態で右輪のみが大きな段差を走行した際
に、当該部品が干渉し、ブレーキチャンバーが破損することがあり、最悪
の場合、エアが漏れ、走行中に駐車ブレーキが作動し走行できなくなるお
それがある。
改善の内容
全車両、前軸右側のABSコントロールバルブのブラケットを対策品に交
換する。また、スプリングブレーキチャンバーとABSコントロールバル
ブのカバーに干渉痕があった場合、当該部品を新品に交換する。
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■いすゞ自動車株式会社からリコールの届出
http://www.mlit.go.jp/report/press/jidosha08_hh_001549.html
車名 いすゞ,日野
通称名 「エルガ」「エルガミオ」「日野レインボー2」
型式
PJ-LV234L1,PDG-LV234L2,PKG-LV234L2,LDG-LV234L3,LKG-LV234L3,
QDG-LV234L3,QKG-LV234L3,QPG-LV234L3,QQG-LV234L3,PJ-LV234N1,
PDG-LV234N2,PKG-LV234N2,LDG-LV234N3,LKG-LV234N3,QDG-LV234N3,
QKG-LV234N3,QPG-LV234N3,QQG-LV234N3,PJ-LV234Q1,PDG-LV234Q2,
PKG-LV234Q2,LDG-LV234Q3,LKG-LV234Q3,QDG-LV234Q3,QKG-LV234Q3,
QPG-LV234Q3,PA-LR234J1,PDG-LR234J2,PA-KR234J1
製作期間 平成18年12月22日〜平成25年4月5日
対象台数 4,902台
不具合部位 電気装置(スタータケーブル)
不具合状況
バスにおいて、スタータケーブルの固定部の構造が不適切なため、エンジ
ン振動により当該ケーブルの被覆が摩耗するものがある。そのため、その
ままの状態で使用を続けると、当該ケーブルの素線が露出して短絡し、最
悪の場合、エンジン始動ができなくなるおそれがある。
改善の内容
全車両、スタータケーブルにPVCチューブ及びコルゲートチューブを追
加し、クリップを対策品に交換する。尚、スタータケーブルを点検し、素
線に損傷のある場合は当該ケーブルを対策品に交換する。
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■日野自動車株式会社からリコールの届出
http://www.mlit.go.jp/report/press/jidosha08_hh_001550.html
車名 日野
通称名 「ブルーリボン2」「レインボー2」
型式 PJ-KV234L1,PDG-KV234L2,PDG-KV234L2,など計46型式
製作期間 平成18年12月25日〜平成25年 3月26日
対象台数 3576台
不具合部位 電気装置(スタータケーブル)
不具合状況
バスにおいて、スタータケーブルの固定部の構造が不適切なため、エンジ
ン振動により当該ケーブルの被覆が摩耗するものがある。そのため、その
ままの状態で使用を続けると、当該ケーブルの素線が露出して短絡し、最
悪の場合、エンジン始動ができなくなるおそれがある。
改善の内容
全車両、スタータケーブルにPVCチューブ及びコルゲートチューブを追
加し、クリップを対策品に交換する。尚、スタータケーブルを点検し、素
線に損傷のある場合は当該ケーブルを対策品に交換する。
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■日野自動車株式会社からリコールの届出
http://www.mlit.go.jp/report/press/jidosha08_hh_001551.html
車名 日野
通称名 「セレガ」
型式 BDG-RU8JHAA,LDG-RU8JHBA,SDG-RU8JHBA
製作期間 平成22年 2月15日〜平成26年 1月20日
対象台数 196台
不具合部位 動力伝達装置(トランスミッションのオイル配管)
不具合状況
大型観光バスのトランスミッションのオイル配管において、オイルフィル
タに組付けあるコネクタの締結が不適切なため、オイルが漏れるものがあ
る。そのため、そのままの状態で使用を続けると、最悪の場合、トランス
ミッションが焼き付き、走行不能となるおそれがある。
改善の内容
全車両、トランスミッションのオイルフィルタに組付けてあるコネクタ部
からの漏れを点検し、コネクタを適正トルクで締め付ける。なお、漏れて
いた場合は、コネクタ部のパッキンを新品に交換する。
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■新明和工業株式会社からリコールの届出
http://www.mlit.go.jp/report/press/jidosha08_hh_001520.html
車名 いすゞ,トヨタ,ニッサンディーゼル,UDトラックス,日野,三菱
通称名 「エルフ」「フォワード」「ダイナ」「コンドル」
「アトラス」「デュトロ」「レンジャー」「キャンター」
「ファイター」
型式 PB-NKR81N,NFG-NKR82XAN,SFG-NKR82XAN,など計78型式
製作期間 平成19年11月14日〜平成25年9月17日
対象台数 711台
不具合部位 車体(作業装置用油圧ポンプ取付金具)
不具合状況
プランジャ式油圧ポンプを装着した塵芥車(富士重工業(株)製、
商品名:フジマイティー)において、油圧ポンプ取付金具の強度が不足し
ているため、当該金具の一部に亀裂が生じるものがある。そのため、その
ままの状態で使用を続けると、亀裂が進行し、当該金具が破断し、最悪の
場合、油圧ポンプが落下するおそれがある。
改善の内容
全車両、油圧ポンプ取付金具を対策品と交換する。
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