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■リコール情報(各自動車メーカー) |
当メールマガジン「知ってる?クルマのあれこれ。な〜んでも情報局」
に記載したリコール情報をまとめたページです。
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■2013年記載分リコール情報 |
■本田技研工業株式会社からリコールの届出
http://www.mlit.go.jp/report/press/jidosha08_hh_001506.html
車名 ホンダ
通称名 「フィット」
型式 DAA-GP5
製作期間 平成25年7月17日〜平成25年12月3日
対象台数 36,100台
不具合部位 動力伝達装置(自動変速機制御コンピュータ)
不具合状況
1.7速DCT*型自動変速機を搭載した車両において、エンジン制御ユニ
ット(ECU)のプログラムが不適切なため、低車速でアクセルをオフ
にした際、エンジンにかかるモータの充電負荷よりエンジン出力が低い
ため、エンジン回転数が低下することがある。そのため、エンジンの回
転が不安定になりエンストするおそれがある。(停止後の再起動及び走
行は可能)
2.7速DCT型自動変速機を搭載した車両において、トランスミッション
ドライバユニット(TDU)のプログラムが不適切なため、
@車両起動時にギヤチェンジ用アクチュエータの出力を監視している2
種類のIC間でクロック精度に差があり、起動準備が完了しているに
もかかわらず未完了と誤判断することがある。そのため、メータディ
スプレイのトランスミッション警告灯が点滅し、「トランスミッショ
ン点検」の表示が点灯するとともに、駐車状態から起動しなくなるお
それがある。
A車両起動時にプログラムが立ち上がる際、起動に必要な一部データを
消去してしまうことがある。そのため、パワースイッチを押しても駐
車状態から起動しなくなるおそれがある。
3.7速DCT型自動変速機を搭載した車両において、ハイドロスタティッ
ククラッチアクチュエータ(HCA)のプログラムが不適切なため、ク
ラッチの締結力を制御するピストンの移動量を検出するセンサが移動量
を誤検知することがある。そのため、HCA内部異常と判断し、メータ
ディスプレイのトランスミッション警告灯が点滅し、「トランスミッシ
ョン点検」の表示が点灯するとともに、発進や後退ができなくなるおそ
れがある。
*DCT型:デュアルクラッチトランスミッション型
改善の内容
1.全車両、エンジン制御ユニット(ECU)のプログラムを修正する。
2.全車両、トランスミッションドライバユニット(TDU)のプログラム
を修正する。
3.全車両、ハイドロスタティッククラッチアクチュエータ(HCA)のプ
ログラムを修正する。
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■本田技研工業株式会社からリコールの届出
http://www.mlit.go.jp/report/press/jidosha08_hh_001448.html
車名 ホンダ
通称名 「フィット」
型式 DAA-GP5
製作期間 平成25年8月23日〜平成25年9月13日
対象台数 4,883台
不具合部位 動力伝達装置(自動変速機制御コンピュータ)
不具合状況
7速DCT型自動変速機を搭載した車両において、自動変速機制御コン
ピュータのプログラムが不適切なため、モータ走行モードでの停車時に
変速機内のドグとスリーブが噛み合わないことがある。そのため、トラ
ンスミッション警告灯が点滅し、メータディスプレイに点検表示がされ
るとともに、1速が噛み合わないと発進できなくなるおそれがある。
または2速が噛み合わないと奇数段変速での走行となるおそれがある。
*DCT型:デュアルクラッチトランスミッション型
改善の内容
全車両、自動変速機制御コンピュータのプログラムを対策プログラムに
書換える。
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■本田技研工業株式会社からリコールの届出
http://www.mlit.go.jp/report/press/jidosha08_hh_001436.html
車名 ホンダ
通称名 「ステップ ワゴン」「ステップ ワゴン スパーダ」
「ストリーム」
型式 DBA-RK1,DBA-RK3,DBA-RK5,DBA-RK7,DBA-RN8
製作期間 平成21年11月12日〜平成23年3月10日
対象台数 13,019台
不具合部位 冷却装置(ウォータポンププーリ)
不具合状況
ウォータポンププーリを締結するフランジの端部とプーリ内側曲げ部との
距離が短いため、プーリ締結後にフランジがプーリ内側曲げ部に乗り上げ
隙間が生じるものがある。そのため、補機ベルト荷重が繰返し加わると
プーリ内側曲げ部が摩耗して締結ボルトが緩み、ボルトが折損して補機ベ
ルトが外れると、発電不良及び冷却不良が発生し、警告灯が点灯するとと
もにエンジンが停止して再始動できなくなるおそれがある。
改善の内容
全車両、ウォータポンププーリを現行量産品と交換する。
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■HONDA CANADA INC.からリコールの届出
http://www.mlit.go.jp/report/press/jidosha08_hh_001421.html
車名 ホンダカナダ
通称名 「MDX」
型式 UA-YD1
製作期間 平成15年2月27日〜平成15年11月24日
対象台数 1,017台
不具合部位 エアバッグ
不具合状況
エアバッグコントロールユニットにおいて、電気ノイズに対する耐力が不
足したものがある。そのため、車両の電装部品から発生するノイズにより
使用過程で当該ユニット内のICチップが損傷し、最悪の場合、走行中に
エアバッグが展開するおそれがある。
改善の内容
全車両、エアバッグコントロールユニットにノイズフィルタを追加する。
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■本田技研工業株式会社からリコールの届出
http://www.mlit.go.jp/report/press/jidosha08_hh_001349.html
車名 ホンダ
通称名 「エアウェイブ」「モビリオ スパイク」 「モビリオ」
「エディックス」「ストリーム」「インテグラ」「S2000」
型式 DBA-GJ1,DBA-GJ2,DBA-GK1,DBA-GK2,DBA-GB1,DBA-GB2,CBA-BE1,
ABA-BE2,DBA-BE3,ABA-BE4,CBA-RN1,ABA-RN2,CBA-RN3,ABA-RN4,
CBA-RN5,ABA-DC5,ABA-AP2
製作期間 平成18年1月18日〜平成18年11月17日
対象台数 70,415台
不具合部位 制動装置(負圧式ブレーキ倍力装置)
不具合状況
負圧式ブレーキ倍力装置(マスタパワー)において、製造工程でのマスタ
パワーの筐体加締め位置が不適切なため、ブレーキペダルを踏むとマスタ
パワー内の負圧を保持するシールがずれ、負圧が保持できなくなるものが
ある。そのため、ブレーキを踏んだ際に、運転者の予測より制動停止距離
が伸びるおそれがある。
改善の内容
全車両、マスタパワーの筐体移動量を点検し、点検基準を外れるものはマ
スタパワーを良品と交換する。
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■本田技研工業株式会社からリコールの届出
http://www.mlit.go.jp/report/press/jidosha08_hh_001350.html
車名 ホンダ
通称名 「N BOX」「N BOX Custom」「N BOX +」「N BOX + Custom」
「N ONE」
型式 DBA-JF1,DBA-JF2,DBA-JG1,DBA-JG2
製作期間 平成23年12月2日〜平成25年5月9日
対象台数 384,614台
不具合部位 動力伝達装置(ドライブプーリシャフト)
不具合状況
一次減速機構付無段変速機の油圧制御プログラムが不適切なため、変速レ
バーを前進又は後退位置へ操作後、すばやいアクセル操作を行うと、無段
変速機のドライブプーリシャフトに高い負荷が加わることがある。そのた
め、その状態を繰り返すとシャフトが折損し走行不能となるおそれがある
改善の内容
全車両、車載のサービス診断記録装置を確認し、ドライブプーリシャフト
への負荷状態が基準値以内の場合は、油圧制御プログラムを対策プログラ
ムに書き換える。基準値以外の場合は、無段変速機を新品と交換するとと
もに、油圧制御プログラムを対策プログラムに書き換える。
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■HONDA OF AMERICA MFG.,INC.からリコールの届出
http://www.mlit.go.jp/report/press/jidosha08_hh_001294.html
車名 ホンダオブアメリカ
通称名 「シビックGX」
型式 UN-EN2
製作期間 平成13年2月7日〜平成15年1月22日
対象台数 259台
不具合部位 エアバッグ装置(インフレータ)
不具合状況
助手席用エアバッグのインフレータ(膨張装置)において、ガス発生剤の
成型工程が不適切又は成型後の吸湿防止措置が不適切なため、密度が不足
したガス発生剤が組み込まれたものがある。そのため、エアバッグ展開時
にインフレータ内圧が異常上昇し、インフレータ容器が破損して飛び散り
出火するおそれがある。
改善の内容
全車両、当該インフレータを良品に交換する。
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■本田技研工業株式会社からリコールの届出
http://www.mlit.go.jp/report/press/jidosha08_hh_001293.html
車名 ホンダ
通称名 「ストリーム」「フィット」「シビックフェリオ」
「シビックハイブリッド」「CR-V」「モビリオ」「ザッツ」
型式 LA-RN1,LA-RN2,LA-RN3,LA-RN4,LA-GD1,LA-GD2,LA-GD3,LA-GD4,
UA-GD1,LA-ES1,LA-ES2,LA-ES3,UA-ES1,ZA-ES9,LA-RD4,LA-RD5,
LA-GB1,LA-GB2,UA-GB1,LA-JD1,LA-JD2
製作期間 平成12年8月29日〜平成15年6月3日
対象台数 275,741台
不具合部位 エアバッグ装置(インフレータ)
不具合状況
助手席用エアバッグのインフレータ(膨張装置)において、ガス発生剤の
成型工程が不適切又は成型後の吸湿防止措置が不適切なため、密度が不足
したガス発生剤が組み込まれたものがある。そのため、エアバッグ展開時
にインフレータ内圧が異常上昇し、インフレータ容器が破損して飛び散り
出火するおそれがある。
改善の内容
全車両、当該インフレータを良品に交換する。
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■本田技研工業株式会社からリコールの届出
http://www.mlit.go.jp/report/press/jidosha08_hh_001282.html
車名 ホンダ
通称名 「Z」「VAMOS」「VAMOSHobio」
型式 GF-PA1,GF-HM1,GF-HM2,LA-HM1,LA-HM2,ABA-HM1,ABA-HM2,
LA-HM3,LA-HM4,ABA-HM3,ABA-HM4
製作期間 平成10年10月1日〜平成22年8月20日
対象台数 145,573台
不具合部位 原動機(シリンダヘッドプラグ)
不具合状況
冷機時の長時間暖機運転や短距離走行の使用頻度が高い車両において、ブ
ローバイガスの凝縮結露でエンジンオイルに水分が混ざり、長期の使用過
程でシリンダヘッドプラグのシール材表面が吸水して加水分解すると硬化
し、シール性が低下してエンジンオイルが滲むことがある。そのため、そ
のままの状態で使用を続けると、滲み出たオイルが排気管カバー内に溜ま
り、発煙・発火するおそれがある。
改善の内容
全車両、シリンダヘッドプラグを対策品と交換するとともに、シリンダヘ
ッド周辺部にオイル滲みの痕跡があれば排気管カバー内を点検し、オイル
が溜まっていた場合は洗浄を行う。
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