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■リコール情報(各自動車メーカー) |
当メールマガジン「知ってる?クルマのあれこれ。な〜んでも情報局」
に記載したリコール情報をまとめたページです。
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■2013年記載分リコール情報 |
■日産自動車株式会社からリコールの届出
http://www.mlit.go.jp/report/press/jidosha08_hh_001491.html
車名 ニッサン、三菱
通称名 「シーマ」 「ディグニティ」
型式 DAA-HGY51,DAA-BHGY51
製作期間 平成24年4月19日〜平成25年8月29日
対象台数 2,682台
不具合部位 乗降口(後席ドアロック)
不具合状況
後席ドアにおいて、アウトサイドハンドルとドアロック装置を連結するケ
ーブルの戻りが遅くなることがあるため、当該ハンドルを離して戻す操作
をした際に当該ケーブルがロック位置まで戻らないことがある。このため
ドアを閉じることができなくなり、最悪の場合、走行中にドアが開くおそ
れがある。
改善の内容
全車両、当該ドアロック一式(左右)を対策品と交換する。
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■三菱自動車工業株式会社からリコールの届出
http://www.mlit.go.jp/report/press/jidosha08_hh_001483.html
車名 三菱
通称名 「アイ」
型式 CBA-HA1W,DBA-HA1W
製作期間 平成17年12月25日〜平成23年5月30日
対象台数 81,631台
不具合部位 冷却装置(コンデンスタンク)
不具合状況
エンジン冷却系のコンデンスタンク(冷却水内の気泡を分離するための装
置)において、エンジンを高回転で運転すると、気水分離機能が適切に働
かず、冷却水が溢れ出ることがある。繰り返し冷却水が溢れ出し、冷却水
が不足したまま使用すると、オーバーヒートが発生し、最悪の場合、エン
ストして再始動できなくなるおそれがある。
改善の内容
全車両、コンデンスタンクを対策品に交換する。
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■三菱自動車工業株式会社からリコールの届出
http://www.mlit.go.jp/report/press/jidosha08_hh_001463.html
車名 三菱
通称名 「RVR」「ギャラン」
型式 DBA-GA3W,DBA-CX3A,DBA-CY3A
製作期間 平成21年12月11日〜平成24年9月10日
対象台数 22,619台
不具合部位 原動機(エンジン制御用コンピュータ(エンジンECU))
不具合状況
4B10エンジン搭載車において、エンジンECUのプログラムが不適切なため
アイドリング時の空気量が不足または空燃比が薄くなる場合があり、
アイドル回転付近でエンストに至るおそれがある。
改善の内容
全車両、エンジンECUのプログラムを対策品に書き換える。
また、エンジンECUサービスデータの確認により、アイドル空気量が所定
値より低下している場合は、スロットルボディのバルブ清掃を実施する。
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■三菱自動車工業株式会社からリコールの届出
http://www.mlit.go.jp/report/press/jidosha08_hh_001469.html
車名 三菱
通称名 「コルト」
型式 UA-Z25A,UA-Z26A,UA-Z27A,UA-Z28A
製作期間 平成14年10月30日〜平成16年2月25日
対象台数 74,199台
不具合部位 すれ違い用前照灯
不具合状況
すれ違い用前照灯のアース回路の一部であるバルブ固定用サポータースプ
リングが不適切なため、コネクター組み付けのばらつきや点灯熱による経
年劣化により接点圧が不十分となり、振動等によりアース回路接点部でス
パークが発生し接点部が発熱する場合がある。そのため、そのまま使用を
続けると、サポータースプリングが熱変形し、最悪の場合、すれ違い用前
照灯が不灯となるおそれがある。
改善の内容
全車両、リフレクターのバルブ固定部を点検し、損傷が認められる場合は
前照灯一式をアースプレートを追加した対策品に交換する。バルブ固定部
に損傷が無い場合は、アースプレート、および端子カバーを追加し、コネ
クター、およびサポータースプリングを交換する。
また、アースプレート追加に伴い、取扱説明書の前照灯に関する箇所に改
訂シールを貼付する。
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■三菱自動車工業株式会社からリコールの届出
http://www.mlit.go.jp/report/press/jidosha08_hh_001437.html
車名 三菱
通称名 「ミラージュ」
型式 DBA-A05A
製作期間 平成24年7月23日〜平成25年4月5日
対象台数 103台
不具合部位 制動装置(ブレーキハイドロリックユニット)
不具合状況
ブレーキ液充填の手直し作業において、ブレーキラインのエアー抜き作業
が不適切なため、ブレーキハイドロリックユニット内にエアーが残留して
いるものがある。そのため、ブレーキペダルストロークが増大し、最悪の
場合、ブレーキの効きが低下するおそれがある。また、ASC(横滑り防止
システム)付き車は、横滑り防止機能が損なわれるおそれがある。
改善の内容
全車両、ブレーキハイドロリックユニットを補給部品と交換する。
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■日産自動車株式会社からリコールの届出
http://www.mlit.go.jp/report/press/jidosha08_hh_001433.html
車名 ニッサン,マツダ,三菱
通称名 「AD」 「AD EXPERT」 「ファミリアバン」
「ランサー カーゴ」
型式 DBF-VY12,DBF-BVY12,DBF-CVY12
製作期間 平成25年4月26日〜平成25年7月30日
対象台数 4,906台
不具合部位 変速装置(セレクトレバー)
不具合状況
無段変速機(CVT)のセレクトレバーにおいて、表皮成形設備の治具が
不適切なため、セレクトボタンとの嵌合部が削れたものがあり、セレクト
ボタン操作時に嵌合が外れて、セレクトボタンが操作できなくなるおそれ
がある。このため、Pレンジからシフトできなくなる、または、Pおよび
Rレンジにシフトできなくなるおそれがある。
改善の内容
全車両、当該セレクトレバーを対策品と交換する。
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■三菱自動車工業株式会社からリコールの届出
http://www.mlit.go.jp/report/press/jidosha08_hh_001414.html
車名 三菱
通称名 「ランサーエボリューション」
型式 CBA-CZ4A
製作期間 平成19年9月7日〜平成25年3月29日
対象台数 3,373台
不具合部位 動力伝達装置(クラッチマスターシリンダー)
不具合状況
クラッチマスターシリンダー溶着部の強度が不足しているため、クラッチ
マスターシリンダーが破損し、フルードが漏れるものがある。フルードが
漏れた場合、クラッチ操作ができなくなるため、変速ギヤのチェンジがで
きず、また、停止後に発進できなくなる。
改善の内容
全車両、クラッチマスターシリンダーを対策品と交換し、クラッチペダル
にクラッチマスターシリンダーとの干渉防止用プレートを追加する。
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■三菱自動車工業株式会社からリコールの届出
http://www.mlit.go.jp/report/press/jidosha08_hh_001380.html
車名 三菱
通称名 「パジェロ」
型式 ADC-V88W,ADC-V98W,LDA-V88W,LDA-V98W
製作期間 平成20年9月1日〜平成23年9月26日
対象台数 4,211台
不具合部位 原動機(排出ガス発散防止装置)
不具合状況
排気ガス再循環(EGR)バルブにおいて、バルブシャフト部にあるブッシュ
のシール構造が不適切なため、バルブシャフト作動時にシール性が低下し
排気ガスがモータ内に侵入する場合がある。その後、モータ内部にあるブ
ラシが異常摩耗することにより導通不良が発生すると、EGRバルブの機能
が停止し、エンジン警告灯が点灯する。
改善の内容
全車両、排気ガス再循環(EGR)バルブの外観形状を確認し、シール構造変
更前品の場合には対策品と交換する。
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■三菱自動車工業株式会社からリコールの届出
http://www.mlit.go.jp/report/press/jidosha08_hh_001381.html
車名 三菱
通称名 「ミニカ」「トッポBJ」「トッポBJワイド」
型式 GF-H42A,GF-H47A,GF-H43A,GF-H48A,GD-H42V,GD-H47V,TA-H42A,
TA-H47A,LE-H42V,LE-H47V,UA-H42A,UA-H47A,UE-H42V,UE-H47V,
CBA-H42A,CBA-H47A,GBD-H42V,GBD-H47V,DBA-H42A,DBA-H47A,
HBD-H42V,HBD-H47V
製作期間 平成10年9月28日〜平成23年5月30日
対象台数 650,109台
不具合部位 原動機(エアインテークダクト)
不具合状況
原動機のエアインテークダクトの固定用クリップにおいて、クリップ取外
しのため一旦押し込む際、必要以上の力で押し込むことでクリップに亀裂
が発生する場合がある。そのままクリップを再使用すると亀裂が進行し、
使用過程でクリップが破損してエアインテークダクトが外れ、最悪の場合
エキゾーストマニホールド上に落下して溶損や発火に至るおそれがある。
改善の内容
全車両、エアインテークダクトの固定用クリップを対策品に交換し、エア
インテークダクトにクリップの再使用不可を記載したコーションラベルを
貼付する。
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■スズキ株式会社からリコールの届出
http://www.mlit.go.jp/report/press/jidosha08_hh_001373.html
車名 スズキ,マツダ,三菱
通称名 「アルト」「ワゴンR」「スペーシア」「ソリオ」
「キャロル」「フレア」「デリカD:2」
型式 DBA-HA25S,DBA-HA35S,DBA-MH34S,DBA-MK32S,DBA-MA15S,
DBA-HB25S,DBA-HB35S,DBA-MJ34S,DBA-MB15S
製作期間 平成24年8月9日〜平成25年4月16日
対象台数 229,351台
不具合部位 座席ベルト(巻取装置)
不具合状況
前席用シートベルトにおいて、巻取装置内部のロック機構部の製造方法が
不適切なため、圧入部が緩み、シートベルト脱着時に異音や引っ掛かりが
発生するおそれがある。そのまま使用を続けると、最悪の場合、圧入部品
が外れ、衝突時にシートベルトのロックが作動しなくなる。
改善の内容
全車両、当該シートベルトを点検し、圧入部が緩んでいないものは、当該
巻取装置の内部に緩み対策部品を取り付ける。圧入部が緩んでいるものは
当該シートベルトを良品に交換する。
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■三菱自動車工業株式会社からリコールの届出
http://www.mlit.go.jp/report/press/jidosha08_hh_001374.html
車名 三菱,ニッサン
通称名 「ミニキャブ」 「MINICAB -MiEV」「クリッパー」
型式 GBD-U61V,EBD-U61V,GBD-U62V,EBD-U62V,ZAB-U67V,
ZAB-U68V,GBD-U71V,EBD-U71V,GBD-U72V,EBD-U72V
製作期間 平成24年8月8日〜平成25年4月1日
対象台数 23,658台
不具合部位 座席ベルト(巻取装置)
不具合状況
前席用シートベルトにおいて、巻取装置内部のロック機構部の製造方法が
不適切なため、圧入部が緩み、シートベルト脱着時に異音や引っ掛かりが
発生するおそれがある。そのまま使用を続けると、最悪の場合、圧入部品
が外れ、衝突時にシートベルトのロックが作動しなくなる。
改善の内容
全車両、当該シートベルトを点検し、圧入部が緩んでいないものは、当該
巻取装置の内部に緩み対策部品を取り付ける。圧入部が緩んでいるものは
当該シートベルトを良品に交換する。
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■三菱自動車工業株式会社からリコールの届出
http://www.mlit.go.jp/report/press/jidosha08_hh_001351.html
車名 三菱
通称名 「RVR」
型式 DBA-GA3W
製作期間 平成22年2月8日〜平成23年3月28日
対象台数 1,893台
不具合部位 車体(パノラマルーフ)
不具合状況
パノラマルーフ付き車両において、パノラマルーフガラスへの接着強化用
下塗り剤(プライマー)が未塗布のまま組み付けられ、ガラスと接着剤と
の接着力が低いものがある。そのため、そのままの状態で使用を続けると
ガラスが接着剤から剥離し、最悪の場合、パノラマルーフガラスが脱落す
るおそれがある。
改善の内容
全車両、パノラマルーフガラスのプライマー塗布の有無を点検し、塗布が
確認できない場合は、パノラマルーフガラスを取外し、プライマー塗布後
再組付けする。
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■三菱自動車工業株式会社からリコールの届出
http://www.mlit.go.jp/report/press/jidosha08_hh_001337.html
車名 三菱
通称名 「アウトランダー PHEV」「i-MiEV」「MINICAB-MiEV」
型式 DLA-GG2W,ZAA-HA3W,ZAB-U67V,ZAB-U68V
製作期間 平成21年7月4日〜平成25年3月27日
対象台数 4,428台
不具合部位 駆動用電池システム(駆動用電池)
不具合状況
1.プラグインハイブリッド車の駆動用電池において、以下の事象が発生す
るおそれがある。
・スクリーニング工程(電池セル内の異物検出性向上のため実施している
工程)において、作業者が誤って電池セルを落下させ、電池セル内部部
品のエレメントが移動しエレメントのセパレータが損傷した状態で、移
動したエレメントと集電体の隙間が減少した不良品を流出させたため、
使用過程で充電中に電池セルの内部短絡が発生する場合がある。そのた
め、電圧が低下、EVシステム警告灯が点灯し走行不能となり、最悪の場
合、電池セルおよび周辺部品の一部が溶損する。
・スクリーニング工程の不活性化工程において、衝撃値の設定が不適切で
あり、電池セル内部部品(エレメント)の一部から剥離した銅異物が発
生し、同工程中に正極に運ばれることで、使用過程で軽微な内部短絡が
発生する場合がある。そのため、電圧が低下し、EVシステム警告灯が点
灯して満充電ができない状態やフェールセーフ状態(出力を30%に制限
し、最高速度を50km/hに制限する走行状態)となる。
2.電気自動車の駆動用電池において以下の事象が発生するおそれがある。
・スクリーニング工程において、作業者が誤って電池セルを落下させ、電
池セル内部部品のエレメントが移動しエレメントのセパレータが損傷し
た状態で、移動したエレメントと集電体の隙間が減少した不良品を流出
させたため、使用過程で充電中に電池セルの内部短絡が発生する場合が
ある。そのため、電圧が低下、EVシステム警告灯が点灯し走行不能とな
り、最悪の場合、電池セルおよび周辺部品の一部が溶損する。
・スクリーニング工程の不活性化工程において、衝撃値の設定が不適切で
あり、電池セル内部部品(エレメント)の一部から剥離した銅異物が発
生し、同工程中に正極に運ばれることで、使用過程で軽微な内部短絡が
発生する場合がある。そのため、電圧が低下し、EVシステム警告灯が点
灯し走行不能となる。
改善の内容
全車両、駆動用電池モジュールASSYを良品に交換する。
なお、改善措置用部品の供給に時間を要することから、当面の暫定措置と
して、全ての使用者に不具合の内容を通知し、交換部品の準備が整うまで
の間、以下の対応を要請する。
1.外部充電及びチャージモードによる利用を控える。
2.外部充電を控える。
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■三菱自動車工業株式会社からリコールの届出
http://www.mlit.go.jp/report/press/jidosha08_hh_001339.html
車名 三菱
通称名 「アウトランダー PHEV」「アウトランダー」「デリカ」
型式 DLA-GG2W,DBA-GF7W,DBA-GF8W,LDA-CV1W,DBA-CV2W,DBA-CV5W
製作期間 平成24年8月21日〜平成25年5月9日
対象台数 9,439台
不具合部位 1.かじ取装置(電動パワーステアリング)
2.方向指示器
3.後写鏡等(直前直左確認鏡)
4.原動機
5.その他の装置
ACC:ブレーキ併用式車間距離制御機能付定速走行装置
FCM:前方障害物衝突軽減制動装置
不具合状況
1.電動パワーステアリングコントロールユニット(EPS ECU) 内部のマイ
コン電源電圧を監視する回路の素子の製造工程が不適切なため、素子が
特性不良となったものがある。そのため、電源電圧監視回路が誤作動し
インフォメーション画面に「パワーステアリングシステム点検」を表示
するとともに、EPSのアシスト機能が停止し、ハンドルの操舵力が増大
するおそれがある。
2.ETACS ECU(方向指示器、非常点滅表示灯などを制御するECU)のプログ
ラムが不適切なため、エレクトリックテールゲート作動時のハザードア
ンサーバック(非常点滅表示灯点滅による作動受付確認)が作動しない
場合があり、このとき、方向指示器レバーの操作をおこなっても方向指
示器が点灯しない。
3.工場装着のナビゲーションシステム装着車両において、ナビゲーション
のプログラムが不適切なため、カメラスイッチ操作を行ってもナビゲー
ション画面がサイドビューカメラ画像に切り替わらない場合があり、こ
のとき、直前直左の状態を確認できない。
4.発電機(ジェネレータ)及び原動機(駆動用フロントモータ)の冷却と
潤滑のためのオイルを循環させる電動オイルポンプの制御プログラムが
不適切なため、ポンプが作動不能となる場合がある。そのため、警告音
とともにメータ内のEVシステム警告灯が点灯、インフォメーション画面
にEVシステム異常と表示し、フェールセーフ状態(発電不可となり出力
制限し最高速度を50km/hに制限する走行状態)になり、バッテリー
残量の範囲での駆動用リアモータのみの走行となり、そのまま走行を続
けると走行不能になる。
5.ACC(自動で車間距離を維持して先行車に追従するシステム)及びFCM(自
動でブレーキをかけて衝突の被害を軽減するシステム)装着車両におい
て、ACC/FCMECUのプログラムが不適切なため、以下の事象が発生するお
それがある。
・ACCを使用して走行中、トンネル壁面等を先行車両と誤認識する場合が
あり、このとき、自動ブレーキが作動し、車両が減速する。
・演算処理時にエラーが発生し、ECUがリセットして通信異常が発生する
場合があり、このとき、警告音とともにメータ内のインフォメーション
画面に「ACC点検」「FCM点検」「ASC(横滑り防止システム)システム
点検」と表示し、ACC及びFCMが機能を停止する。
改善の内容
1.全車両、EPS ECUを対策品に交換する。
2.全車両、ETACS ECUのプログラムを対策品に書き換える。
なお、改善措置用部品の供給に時間を要することから、当面の暫定措置
として、全ての使用者に不具合の内容を通知し、交換部品の準備が整う
までの間、エレクトリックテールゲートを使用した際には、走行前に非
常点滅表示灯スイッチを操作して頂くことを要請する。
3.全車両、ナビゲーションのプログラムを対策品に書き換える。
4.全車両、電動オイルポンプを対策品に交換する。
5.全車両、ACC/FCM ECUプログラムを対策品に書き換える。
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■三菱自動車工業株式会社からリコールの届出
http://www.mlit.go.jp/report/press/jidosha08_hh_001338.html
車名 三菱,ニッサン
通称名 「eK」「デイズ」
型式 DBA-B11W,DBA-B21W
製作期間 平成25年4月25日〜平成25年6月1日
対象台数 1,456台
不具合部位 補助制動灯(ハイマウントストップランプ)
不具合状況
テールゲートに固定するハイマウントストップランプに塗布したすべり剤
の影響により、ハイマウントストップランプのツメ部に亀裂が発生する。
そのままの状態で使用すると、ハイマウントストップランプがテールゲー
トの取付位置からずれるおそれがある。
改善の内容
全車両、テールゲートのハイマウントストップランプ取付部を清掃し、す
べり剤塗布を廃止したハイマウントストップランプ対策品に交換する。
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■三菱自動車工業株式会社からリコールの届出
http://www.mlit.go.jp/report/press/jidosha08_hh_001304.html
車名 三菱
通称名 アウトランダー PHEV
型式 DLA-GG2W
製作期間 平成25年1月17日〜平成25年3月13日
対象台数 3,839台
不具合部位
1.原動機(フロントパワードライブユニット、リヤモーターコントロール
ユニット)
2.発電機(ジェネレータ)
3.原動機(駆動用フロントモータ)
不具合状況
1.フロントモーターを制御するフロントパワードライブユニット(FPDU)及
びリヤモーターを制御するリヤモーターコントロールユニット(RMCU)の
制御プログラムが不適切なため、車両起動時にFPDU及びRMCUがモーター
の位相を誤認識し、起動後に発進不能となる場合がある。また、この状
態で一定以上アクセルペダルを踏み込むと、車両が急に動き出すおそれ
がある。
2.発電機(ジェネレータ)及び原動機(駆動用フロントモータ)のエアリ
ーク検査システムにプログラムミスがあり、検査判定不良品が市場に流
出した。そのため、オイル漏れが発生し、発電機(ジェネレータ)内の
ベアリングが潤滑不良となり破損し、最悪の場合、フェールセーフ状態
(発電不可となり出力制限し、最高速度を50km/hに制限する走行状態)
となり、再始動不可となる場合がある。
3.発電機(ジェネレータ)及び原動機(駆動用フロントモータ)のエアリ
ーク検査システムにプログラムミスがあり、検査判定不良品が市場に流
出した。そのため、オイル漏れが発生し、原動機(駆動用フロントモー
タ)内のベアリングが潤滑不良となり破損し、最悪の場合、フェールセ
ーフ状態(発電不可となり出力制限し、最高速度を50km/hに制限する走
行状態)となり、再始動不可となる場合がある。
改善の内容
1.全車両、FPDU 及びRMCU のプログラムを対策品に書き換える。
2.全車両、発電機(ジェネレータ)を良品に交換する。
3.全車両、原動機(駆動用フロントモータ)を良品に交換する。
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■三菱自動車工業株式会社からリコールの届出
http://www.mlit.go.jp/report/press/jidosha08_hh_001255.html
車名 三菱
通称名 「i-MiEV」「MINICAB-MiEV」
型式 ZAA-HA3W,ZAB-U67V,ZAB-U68V,ZAB-U68T
製作期間 平成22年12月3日〜平成25年1月24日
対象台数 462台
不具合部位 制動装置(ブレーキ負圧電動ポンプ)
不具合状況
ブレーキ倍力装置に負圧を供給するブレーキ負圧電動ポンプにおいて、内
部のリング(ベーンが摺動するシリンダ)の洗浄が不十分なため、加工時
のオイルが残留しているものがある。そのため、そのまま使用を続けると
滲み出たオイルによりベーンが固着し、負圧ポンプが機能せず、制動距離
が長くなるおそれがある。
改善の内容
全車両、当該ブレーキ負圧電動ポンプ一式を対策品に交換する。
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■三菱自動車工業株式会社からリコールの届出
http://www.mlit.go.jp/report/press/jidosha08_hh_001227.html
車名 三菱,スズキ
通称名 i-MiEV,MINICAB-MiEV,EVエブリイ
型式 ZAA-HA3W,ZAB-U67V,ZAB-U87V
製作期間 平成23年7月28日〜平成24年10月26日
対象台数 5,820台
不具合部位 制動装置(ブレーキ負圧電動ポンプ)
不具合状況
1.ブレーキ倍力装置に負圧を供給するブレーキ負圧電動ポンプにおいて、
内部のロータの加工が不適切なため、先端が鋭利な形状となっているも
のがある。そのため、そのまま使用を続けると、ロータの先端が欠け、
負圧ポンプが作動せず、制動距離が長くなるおそれがある。
2.ブレーキ倍力装置に負圧を供給するブレーキ負圧電動ポンプにおいて、
内部のベーンの検査が不適切なため、加工工程で発生した亀裂があるも
のを組み付けたものがある。そのため、そのまま使用を続けると、ベー
ンが破損し、負圧ポンプが作動せず制動距離が長くなるおそれがある。
改善の内容
全車両、当該ブレーキ負圧電動ポンプ一式を対策品に交換する。
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