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■リコール情報(各自動車メーカー) |
当メールマガジン「知ってる?クルマのあれこれ。な〜んでも情報局」
に記載したリコール情報をまとめたページです。
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■2012年記載分リコール情報 |
■UDトラックス株式会社からリコールの届出
http://www.mlit.go.jp/report/press/jidosha08_hh_001206.html
車名 UDトラックス
通称名 クオン
型式 LDG-CW5YL,LKG-GK6XAB,LKG-GK6XAD,LKG-GK6XAE,QKG-GK6XAB
製作期間 平成22年3月5日〜平成23年7月20日
対象台数 362台
不具合部位 ばい煙、悪臭のあるガス、有害なガス等の発散防止装置
(EGR差圧センサー)
不具合状況
大型トラックにおいて、エンジンのEGR差圧センサーの配線部の内部構
造が不適切なため、車両振動などを受けて、保護チューブ内で配線同士が
接触し、被覆が摩耗するものがある。そのため、そのままの状態で使用を
続けると、被覆が剥がれ、最悪の場合、センサーの配線が断線または短絡
することで、エンジン警告灯が点灯するとともにEGRが作動しなくなる
ため、排出ガス値が基準値を超えるおそれがある。
EGR(排気ガス再循環装置):排気ガスを燃焼室に循環させることによ
り、排気ガス温度の上昇を抑え、窒素酸化物の生成を抑制するもの
改善の内容
全車両、EGR差圧センサーを対策品と交換する。
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■いすゞ自動車株式会社からリコールの届出
http://www.mlit.go.jp/report/press/jidosha08_hh_001183.html
車名 いすゞ,ニッサン,ニッサンディーゼル,マツダ
通称名 エルフ,アトラス,コンドル,タイタン
型式 KR-NHR69,KR-NHR69N,KR-NHS69A,KR-NHS69AN,PB-NKR81A,
PB-NKR81AD,PB-NKR81AN,PB-NKR81N,など計31型式
製作期間 平成17年6月30日〜平成18年12月14日
対象台数 13,336台
不具合部位 燃料装置(燃料タンク)
不具合状況
小型トラックの燃料タンクにおいて、燃料タンクバンドを過大な締付けト
ルクで固定したため、当該タンク内部のバッフル板(燃料液面の揺動を抑
止する仕切板)のスポット溶接部に過大な力が加わっているものがある。
そのため、車両走行時の振動により、当該溶接部に亀裂が入り、そのまま
の状態で使用を続けると、最悪の場合、燃料が漏れるおそれがある。
改善の内容
全車両、燃料タンクバンド及びナットを新品に交換するとともに、ワッシ
ャを追加し、対策の締付け方法で、当該バンドを締付ける。また、燃料タ
ンクのバッフル板溶接部を点検し、スポット溶接部に亀裂が生じているも
のは、燃料タンクを新品に交換する。
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■UDトラックス株式会社からリコールの届出
http://www.mlit.go.jp/report/press/jidosha08_hh_001179.html
車名 UDトラックス
通称名 クオン
型式 LDG-CG5YA,LDG-CG5YL,LDG-CG5ZA,LDG-CG5ZE,LDG-CG5ZL,
LDG-CX5YA,LDG-CX5YL,QKG-CX5YA
製作期間 平成22年5月11日〜平成23年9月5日
対象台数 140台
不具合部位 動力伝達装置(終減速機用フランジ)
不具合状況
低床式後2軸駆動の大型トラックの後前軸側終減速機において、前側フラ
ンジのスプライン部の遊びが大きいため、当該フランジとスプラインシャ
フトを固定する締結用ボルトに過大な入力が生じることがある。そのため
そのままの状態で使用を続けると、当該ボルトが折損し、最悪の場合、当
該フランジと接続されているプロペラシャフトが脱落し、走行不能となる
おそれがある。
改善の内容
全車両、フランジを対策品と交換するとともに、締結用ボルト、ワッシャ
及びスペーサを新品と交換する。
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■三菱ふそうトラック・バス株式会社からリコールの届出
http://www.mlit.go.jp/report/press/jidosha08_hh_001174.html
車名 三菱,UDトラックス
通称名 エアロエース,エアロスター,エアロクイーン,
エアロミディ,―
型式 LDG-MM96FH,LKG-MP35FK,など26型式
製作期間 平成22年6月24日〜平成24年8月24日
対象台数 2,048台
不具合部位 制動装置(ハンドコントロールバルブ)
不具合状況
大・中型バスにおいて、駐車ブレーキを作動させるハンドコントロールバ
ルブに正規組立状態にないピストンが組み込まれた可能性がある。そのた
め、そのままの状態で使用を続けると、駐車ブレーキに作動遅れが生じ、
又は、駐車ブレーキが効かず、最悪の場合、車両が動き出すおそれがある
改善の内容
全車両、ハンドコントロールバルブのピストンを点検し、正規組立状態に
ないものはハンドコントロールバルブを良品に交換する。
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■UDトラックス株式会社からリコールの届出
http://www.mlit.go.jp/report/press/jidosha08_hh_001164.html
車名 UDトラックス
通称名 −
型式 LDG-CD5YA,LDG-CV5XA,など52型式
製作期間 平成22年3月8日〜平成24年7月3日
対象台数 6,662台
不具合部位 動力伝達装置(制御ユニット)
不具合状況
機械式自動変速機の制御ユニットのプログラムが不適切なため、アクセル
ペダルを踏んでおらず、かつ微速走行時に自動変速制御(シフトアップ)
が開始されることがある。そのため、当該変速制御に伴い、エンジントル
ク不足を解消するためにエンジン回転が上昇することから、運転者が意図
せず速度が増加するおそれがある。
改善の内容
全車両、機械式自動変速機の制御ユニットのプログラムを書き換える。
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■UDトラックス株式会社からリコールの届出
http://www.mlit.go.jp/report/press/jidosha08_hh_001153.html
車名 UDトラックス
通称名 −
型式 LKG-CD5YA,LKG-CD5YLなど計10型式
製作期間 平成22年6月29日〜平成23年7月5日
対象台数 818台
不具合部位 動力伝達装置(プロペラシャフト)
不具合状況
大型トラックのプロペラシャフトにおいて、スプラインシャフトの寸法が
小さいため、それと結合するフランジとの間の遊びが大きいものがあり、
当該フランジとスプラインシャフトを固定する締結用ボルトに過大な入力
が生じることがある。そのため、そのままの状態で使用を続けると、当該
ボルトが折損し、最悪の場合、プロペラシャフトが脱落し走行不能となる
おそれがある。
改善の内容
全車両、当該プロペラシャフトを良品と交換する。
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■三菱ふそうトラック・バス株式会社からリコールの届出
http://www.mlit.go.jp/report/press/jidosha08_hh_001133.html
車名 三菱,UDトラックス
通称名 ふそうエアロスター,ふそうエアロエース,
ふそうエアロミディ,−
型式 LKG-MP35FK,LKG-MP35FM,など計20型式
製作期間 平成22年6月24日〜平成24年6月25日
対象台数 1,119台
不具合部位 排出ガス発散防止装置(排気管)
不具合状況
大・中型バスにおいて、排気管(センターパイプ)の材質が不適切なため、
排気管中央下側の溶接部付近が内側に溜まった水分によって腐食し、穴あ
きに至るものがある。そのため、そのままの状態で使用を続けると、排気
ガスが漏れるおそれがある。
改善の内容
全車両、排気管(センターパイプ)を対策品に交換する。
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■日本フルハーフ株式会社からリコールの届出
http://www.mlit.go.jp/report/press/jidosha08_hh_001137.html
車名 いすゞ,日野,トヨタ,三菱,UDトラックス
通称名 ギガ,フォワード,エルフ,日野プロフィア,日野レンジャー,
日野デュトロ,ダイナ又はトヨエース,ふそうファイター,
ふそうキャンター,−,コンドル
型式 LKG-CYJ77A,LKG-CYJ77AA,など122型式
製作期間 平成13年12月11日〜平成24年3月26日
対象台数 534台
不具合部位 荷室ドア施錠装置(電子錠(メガロック))
不具合状況
バン型荷台の荷室ドア施錠装置の施錠確認ランプの灯色が不適切なため、
リモコンキーにて施錠装置を開錠した場合、当該赤色ランプが点灯した状
態で走行することが可能であることから、道路運送車両の保安基準第42
条で定めるその他の灯火等の制限に抵触する。
改善の内容
全車両、施錠確認ランプの灯色を緑色にした対策品に交換する。
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■株式会社パブコからリコールの届出
http://www.mlit.go.jp/report/press/jidosha08_hh_001138.html
車名 三菱,いすゞ,日野,ニッサンディーゼル,ニッサン,
マツダ,メルセデス・ベンツ
通称名 ふそうキャンター,ふそう,ふそうファイター,フォワード,
エルフ,ギガ,日野レンジャー,日野プロフィア,日野デュトロ,
コンドル,アトラス,タイタン,ベンツ
型式 ACG-FE74B,BDG-FS55JZ,など61型式
製作期間 平成12年2月10日〜平成24年3月28日
対象台数 266台
不具合部位 荷室ドア施錠装置(電子錠(メガロック))
不具合状況
バン型荷台の荷室ドア施錠装置の施錠確認ランプの灯色が不適切なため、
リモコンキーにて施錠装置を開錠した場合、当該赤色ランプが点灯した状
態で走行することが可能であることから、道路運送車両の保安基準第42
条で定めるその他の灯火等の制限に抵触する。
改善の内容
全車両、施錠確認ランプの灯色を緑色にした対策品に交換する。
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■日産自動車株式会社からリコールの届出
http://www.mlit.go.jp/report/press/jidosha08_hh_001116.html
車名 ニッサン,いすゞ,UDトラックス,ニッサンディーゼル
通称名 アトラス,エルフ,コンドル
型式 PDG-SZ5F24,PKG-SZ5F24,SDG-SZ5F24,PDG-SZ4F24,PKG-SZ4F24,
SDG-SZ4F24,PDG-ASZ5F24,PKG-ASZ5F24,SDG-ASZ5F24,
PDG-ASZ4F24,PKG-ASZ4F24,SDG-ASZ4F24,PDG-NSZ5F24,
PKG-NSZ5F24,SDG-USZ5F24,PDG-NSZ4F24,PKG-NSZ4F24,
SDG-USZ4F24
製作期間 平成19年6月16日〜平成24年5月30日
対象台数 3,559台
不具合部位 動力伝達装置(前輪用推進軸)
不具合状況
全輪駆動車の前輪用推進軸において、後ろ側継手部の遮水性能が不適切な
ため、走行中に巻き上げた水が当該継手部にかかって内部に侵入し、潤滑
不良となることがある。そのため、そのまま使用を続けると、異音や振動
が発生し、最悪の場合、当該継手が破損して前輪への動力伝達ができなく
なり、走行が困難となるおそれがある。
改善の内容
全車両、後ろ側継手部に遮水板を追加するとともに、前後の継手を対策品
と交換する。また、対策品の継手の整備方法を通知する。
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■いすゞ自動車株式会社からリコールの届出
http://www.mlit.go.jp/report/press/jidosha08_hh_001114.html
車名 いすゞ,ニッサン,ニッサンディーゼル,マツダ
通称名 フォワード,エルフ,アトラス,コンドル,タイタン
型式 PDG-FRR34S2,PDG-FRR34T2,PKG-FRR90S1,PKG-FRR90S2,
PKG-FRR90T2,PDG-FRS90S1,PDG-FRS90S2,ほか 計247型式
製作期間 平成18年12月6日〜平成23年5月26日
対象台数 156,672台
不具合部位 電気装置(イグニッションスイッチ)
不具合状況
小型・中型トラックのイグニッションスイッチの電気回路が不適切なため
トランスミッション制御ユニット又は後付け電装品等の起動電流により、
スイッチの接点が摩耗することがある。そのため、そのままの状態で使用
を続けると、接点の接触が不安定となり、エンジンの掛かりが悪くなる。
また、自動変速機及び機械式自動変速機(スムーサ)を搭載した車両は、
エンジンストール、灯火器の不点灯等が発生するおそれがある。
改善の内容
自動変速機及び機械式自動変速機(スムーサ)を搭載した車両は、
1.イグニッションスイッチの電気回路にリレーを追加し配線を対策品に交
換
2.コーションプレートを貼付
3.当該スイッチを新品に交換する。
手動変速機を搭載した車両は、AMラジオ、後付け電装品等の装備状況、
当該スイッチにかかる電気負荷及びエンジンの始動状態を確認し、
上記1.〜3.のうち必要な措置を行う。
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■UDトラックス株式会社からリコールの届出
http://www.mlit.go.jp/report/press/jidosha08_hh_001113.html
車名 ニッサンディーゼル,三菱
通称名 −
型式 ADG-RA273KAN,PDG-RA273KAN,ADG-RA273MAN,PDG-RA273MAN,
ADG-RA273PAN,PDG-RA273PAN,ほか 計17型式
製作期間 平成17年5月19日〜平成21年1月13日
対象台数 1,627台
不具合部位 動力伝達装置(ボールジョイント)
不具合状況
大型路線バスにおいて、クラッチブースタのボールジョイントの耐久性が
不足しているため、クラッチ操作の繰り返しによりボールジョイントケー
ス部に摩耗が発生するものがある。そのままの状態で使用を続けると、ケ
ースの肉厚が減少して強度が低下することにより当該ボールジョイントが
破損し、最悪の場合、クラッチ操作不能となるおそれがある。
改善の内容
全車両、クラッチブースタのボールジョイントを確認し、不具合品が使用
されている車両については対策品と交換する。
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■UDトラックス株式会社からリコールの届出
http://www.mlit.go.jp/report/press/jidosha08_hh_001096.html
車名 ニッサンディーゼル
通称名 ‐
型式 KC-CD45AHHDなど計13型式
製作期間 平成6年10月18日〜平成21年6月8日
対象台数 638台
不具合部位 走行装置(後後軸)
不具合状況
大型貨物車(後前1軸駆動3軸車)の後後軸において、一部の車両で、使用
環境に対する強度の余裕が少ないため、当該車軸に亀裂が発生する場合が
ある。
そのため、そのままの状態で使用を続けると、亀裂が進行し、最悪の場合
車軸が折損するおそれがある。
改善の内容
全車両、架装仕様の確認を行い、対象車両については、後後軸を対策品に
交換する。また、車両使用上の注意喚起を行う。
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■株式会社トランテックスからリコールの届出
http://www.mlit.go.jp/report/press/jidosha08_hh_001077.html
車名 日野,三菱,いすゞ,UDトラックス,
通称名 プロフィア,ふそうギガ,―
型式 LDG-FQ1EWBG,LDG-FR1EXBG,LKG-FQ1EWBG,LKG-FQ1EWBJ,
ほか計30型式
製作期間 平成22年12月13日〜平成24年3月6日
対象台数 199台
不具合部位 車体(フェンダー天井板取付リベット)
不具合状況
バン架装を行った大型トラックにおいて、荷台床下に装着されてるフェン
ダー天井板を取付する為のリベット選定が不適切なため、電蝕により当該
リベットが腐食する場合がある。そのため、そのままの状態で使用を続け
ると、当該取付リベットとともにフェンダー天井板が脱落するおそれがあ
る。
改善の内容
全車両を点検し、取付リベットの選定が不適切なものについては、適切な
リベットに交換する。
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■新明和工業株式会社からリコールの届出
http://www.mlit.go.jp/report/press/jidosha08_hh_001078.html
車名 いすゞ,ボルボ,三菱,日野,ニッサンディーゼル,
UDトラックス
通称名 フォワード,ギガ,FM,ふそうファイター,ふそう,
日野レンジャー,日野プロフィア,−
型式 KL−FTR34N4,LKG−FTR34T2,ほか計127型式
製作期間 平成5年2月15日〜平成24年4月14日
対象台数 186台
不具合部位 荷役装置(テールゲートリフタ)の後部突入防止装置
不具合状況
GVW15.5トン以上の車両に対応しているテールゲートリフタ用3分割式
のアルミ製及び高床車用スチール製後部突入防止装置において、後部突入
防止装置を構成している角パイプの板厚選定が不適切なため、板厚が2.3
mmの角パイプを用いた場合、強度不足により当該パイプが座屈あるいは面
外荷重による変形を起こし、基準値以上の変位となることから道路運送車
両の保安基準を満足しない。
改善の内容
全車両、後部突入防止装置を構成している角パイプを点検し、板厚が2.3
mmのものについては下記対策を行う。
1.アルミ製後部突入防止装置については、角パイプ部に補強材を取り付け
る。
2.高床車用スチール製後部突入防止装置については、角パイプと後部突入
防止装置の接合部に補強材を取り付ける。
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■日本トレクス株式会社株式会社からリコールの届出
http://www.mlit.go.jp/report/press/jidosha08_hh_001050.html
車名 いすゞ,日野,UDトラックス,三菱
通称名 ギガ,プロフィア,-,ふそう
型式 LKG-CYJ77A,LKG-CYJ77AA,ほか 計25型式
製作期間 平成22年7月3日〜平成23年9月20日
対象台数 663台
不具合部位 回転中柱(ロック装置)
不具合状況
ウイングトラックの荷台あおりを固定するための回転式中柱において、荷
台内側から強い横荷重を受けた場合、当該中柱固定用ロック装置の頑健性
が不足しているため、当該ロック装置のラッチが外れ、車両の全幅が道路
運送車両の保安基準を満足しない。
改善の内容
全車両、回転式中柱固定用ロック装置のアームを対策品に交換する。
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■UDトラックス株式会社からリコールの届出
http://www.mlit.go.jp/report/press/jidosha08_hh_000999.html
車名 UDトラックス
通称名 −
型式 LDG-CD5ZL,LKG-CD5ZL,LKG-CG5YA,LKG-CG5ZA,LKG-CD5YL,
LKG-CD5ZA,LKG-CD5ZE,LDG-CV5YL,LDG-CW5XL,LKG-CD5YA,
LDG-CV5XA,LKG-CG5ZE,LDG-GK6XAB,LKG-GK6XAB,LKG-GK6XAD,
LKG-GK6XAE,LDG-CW5ZL,LKG-CW5ZL,LKG-CX5YA,LKG-GK5XAB,
LKG-GK5XAD,LKG-GK5XAE,LKG-CW5YL,LKG-CG5ZL,LKG-CW5ZA,
LKG-CG5ZM,LKG-CV5YB
製作期間 平成22年 3月 8日〜平成23年 2月25日
対象台数 1,734台
不具合部位 動力伝達装置(クラッチバルブユニット)
不具合状況
大型トラックの機械式自動変速機において、クラッチバルブユニットのハ
ーネスコネクタ部における防水用樹脂の充填が不十分なため、ハーネスコ
ネクタ部に水がかかった場合、ハーネスコネクタ内部に水が浸入し、ハー
ネスチューブ内を通ってクラッチバルブユニット内に滞留することにより
クラッチバルブユニット内のマグネチックバルブが錆びて作動不良を起こ
し変速できなくなり、最悪の場合、走行不能となるおそれがある。
改善の内容
全車両、クラッチバルブユニット一式(クラッチバルブユニット、ハーネ
スコネクタ、ハーネスチューブ)を対策品と交換する。
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■いすゞ自動車株式会社からリコールの届出
http://www.mlit.go.jp/report/press/jidosha08_hh_000996.html
車名 いすゞ,ニッサン,ニッサンディーゼル,マツダ
通称名 エルフ,アトラス,コンドル,タイタン
型式 KR-NHR69,KR-NHR69N,KK-NHR69EA,KK-NHR69EAV,KR-NHR69E,
KR-NHR69EV,KR-NHS69A,KR-NHS69AN,KK-NHS69EAV,KR-NHS69EA,
KR-NHS69EAV,PB-NKR81A,PB-NKR81AD,PB-NKR81AN,PB-NKR81AR,
PB-NKR81N,PB-NKR81R,VD-NKR81AN,KR-NKR81E,KR-NKR81E3N,
KR-NKR81EA,KR-NKR81EAV,KR-NKR81ED,KR-NKR81EN,KR-NKR81EP
など計157型式
製作期間 平成16年6月26日〜平成18年3月14日
対象台数 97,564台
不具合部位 警音器
不具合状況
警音器スイッチ配線において、配索が不適切なため、ハンドル操作の繰り
返しにより、当該配線が断線することがある。そのため、最悪の場合、警
音器が鳴らなくなるおそれがある。
改善の内容
全車両、警音器スイッチ配線の配索位置を変更する。また、警音器が鳴ら
ない場合は、コンビネーションスイッチを交換する。
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